#268 auからiPhoneが出たら、古巣に戻るのか、それともこのままで行くか、って話。

Softbankでは、62/144分はWホワイト換算として、
通話料にWホワイト分の基本料(980円)をプラス。
auの毎月割分は推測で、機種代が同じという前提から
計算してみました。個人的な推測ではありますけど、
auがこのままだとは思えませんので、トータル金額は
大きく変わってくると思われます。        

 auからiPhoneがリリースされるという噂、事実なのかは疑わしいところもありますけど、月々の支払い額について、その傾向を掴むべくおおざっぱながらも計算してみました(右の表)。auが有利に見えますけどね、細かくみていくと、そうとも言えないんですな、これが。
 まず、両者の料金体系はそれぞれにデメリットとメリットを掴んでおきましょうかね。Softbankはパケット代が4410円と割安なものの、通話料は従量制を採用していますが、auはパケット代は5460円とソフトバンク比1050円高であるものの、基本使用料に通話料を含めてお得感を出しています。これらによって相殺されて、右表では通話するならauのほうがいいじゃんって、結果になっています。
 ところがですね、実際に販売されるまで分からない点がいくつかありまして、参考値を使っていますので、その値によっては、逆転も十分に考えられます。具体的には、auの毎月割をauで平均的として使用している2000円と設定し、本体価格を同額としています。まぁ、auでは,アンドロイドやらをあれだけ展開していますから、iPhoneを特別(割高)扱いにすると予測されます。つまり、毎月割が少なくなったり、本体価格がSoftbankのように差し引き0円にはならないと、個人的には見ております。そうなると、本体価格を含めたトータル金額はauのほうが高くなり、その分、Softbankはリーズナブル感という強みが生まれるのではないかと。こうなってしまうと、auのアドバンテージとしては、通話料を含めたトータル金額を訴えつつも、Softbank以上のサービス網にあるんでしょうけども、それだけで価格差を埋められるかは、また個々の考え方(使い方)次第かなと。そう、どっちもどっちではないかと、思っております。
 さて、自分がどちらを選ぶかですが、Softbankの前にauを利用していた者として、サービス網についてはあまり大差ないと感じています。東京以外、特に肝心な八ヶ岳では、どちらも繋がりにくさは同じなもので。さらには、Softbankは通話中に切れる頻度が多いと言われますが、それが事実だという確信は、自分にはありません。切れる時にはドコモでも切れてたし、繋がらなかった(過去ですが)。もちろん、Softbankとauの比較で、auには無料通話分があるという魅力があります。無料通話分な料金体系に慣れていた身としては、Softbankのホワイトプランという通話料の従量制には緊張を強いられていたのも事実です。ただ、従量制を使っていたら、無料通話分があるからいいやというような、無駄な会話をしないようになりました。そういう意味からすると、このままでいいかなと思えたりもしています。まぁ、いずれにしても、料金体系が正式に発表されてみないと結論づけられないのですが。
 と、auから発売されるという前提で話を進めましたが、そもそもauから発売されること自体、半信半疑だったりもします。というか、もし発売されたとしても、いまさらなauのスタンスに、かっこ悪さを覚えます。LISMOやら、KCPやら、独自に進めてきたことのあれやこれやをどう始末つけるんでしょうか。iPhone導入は、それらの負けを認めることになると思うんですが。そんなキャリアで使うことに、なんだかなぁ感があるのですが。

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