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#1528 ボウズは避けられたものの、今日もフグ三昧だった、能登滞在4日目。

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 そして、今日も釣りしていました。そうなんです、まだ、能登にいます。無理に釣りする必要もないのですが、勢いと言いましょうか、久しぶりの愉しさもあって、釣りに出ました。今日は潮が動かなかったこともありますが、昨日同様に、エサを持っていかないところもあって、フグ以外はなかなか難しく。そのうち釣れるさと思いつつ、いつしか夕刻になって潮が動き出した途端に、喰いも良くなってきたんですが、風が強く、冷たくなってきたので、納竿。  釣果はフグのみ。ただ、自分でも感心したのが、針を飲み込ませることせず、口に掛けたこと。フグは難しいんです、口だけに引っかけて釣り上げるのが。まぐれ半分もありますが、釣るテクニックもまだまだ衰えていないことに、自分なりに関心しきり(写真右)。  というわけで、食卓に上がったのは、スーパーで購入してきた魚でしたが、まぁ、新鮮であること、地元産であること、何より安いこともあって、満足。そうそう、ちなみにスーパーの魚売り場では、マダイ(幼魚)、ウミタナゴまでもが売られていてちょっとビックリでした。販売価格は300円程度と安く。って、今回の釣りに掛けた費用(エサ代、仕掛け代)を考えると、スーパーで購入したほうが断然に安く上がりました。はい。

#1527 何にもないから、居心地が良過ぎる、能登滞在3日目。

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 まだ、いるんですね、能登に。そして、今日も釣りに出かけました。ちゃんと釣りをするならば、それなりの支度が必要ですし、それなりの獲物が狙えるところなんですが、そういう釣りも性に合わないといいましょうか、釣れなくてもいいという、むしろ、釣れないほうがいいといわんばかり。つまりは、グータラが目的なので、仕掛けも適当、エサも適当、何より釣りをするスタイルそのものが適当。そう、この適当さ加減がいいのです。  というわけで、今日も適当な釣りをしてきましたが、風が強く、また、午後には知人がやってくるので早々に引き上げ。魚については、あたりはあるんですけど喰わない、まぁ、エサを喰えて持っていかないとでも言いましょうか、そんな感じ。で、釣果は、釣りにおいては邪魔者扱いされるフグのみとなりましたが、そのフグですら底にいるという始末。活発になってくるのは、もう少し先なんでしょうかね。釣は、次回の楽しみに取っておくことにします。  それにしてもなんでしょうかね、途切れることがなく、変化あったり、変化なかったりする、この不可思議な流れは。しかし、まったくもって飽きません。それが同じであろうと、同じでなかろうと、飽きません。釣れなくても満足できる、この感覚こそを、たぶん、幸せっていうんでしょうな。  あ、大型連休がスタートした途端、能登はクルマが増えました。人もバイクももちろん。海岸線にあるカフェの駐車場はほぼ満車。奥能登なのに。セカセカしなきゃならない都合も分かりますが、セカセカから逃れるだけで、とんでもない充実があるんですけどね。

#1526 何にもないのに、いや、何もないから、心地いい、能登滞在2日目。

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 まだ能登にいます。さて、今日は何をしようかと思ったところで、これといってしなきゃいかんこともなく。と言いつつ、何かを考えていたわけでもなく、しばし日本海を眺めていたら、おっと1時間が経過。なんにもないところでの過ごし方って、こんなもんなんです。  で、せっかく釣竿を持ってきたのだからと、釣りに出てみることにしました。って、釣場は眼下。ただ、釣りエサが必要でしたから、と、聞いてみれば、いちばん近いホームセンターにて販売しているとのこと。そういえば、かつてはホームセンターでも釣り道具を扱っていましたが、昨今は……、って、へ? ホームセンターで釣りエサ? まぁ、釣り具店がないがゆえのことなんだろうなと思いつつ、足を運んでみれば、釣りコーナーがあって、しかもルアーまでそれなりに用意されていました。需要があるんですな。ちなみにこのホームセンターまで13km。東京駅から新宿駅までが下道で約8kmですから、まぁ、そう考えると、近くはないんですけども。  さて、で、無事に釣りエサも手に入れて、釣りへと出かけました。って、話は飛びますけど、実は釣り少年でした。中学生のくせに4:30発車の始発電車に乗って、クロダイを狙いに出掛けていたといえば、いかに生意気だったかがおわかりいだけるかと思います。ただ、財力もありませんでしたし、足(クルマ)もありませんでしたから、釣れたためしはありませんでしたけども。それでも、道具は中学生なりに揃えました。安くはない竿に、安くはないリール、安くはないラインを巻いたりして。その後、釣りとは距離が離れまして、実は今日握った竿、あれから30年以上使っていなかったもの。デザイン的には古びているんでしょうけど、思ったほどに使い辛さはなく。久しぶりに針にエサを付けて、仕掛けを振り出してみれば、戸惑いはまったくなく、当時の感覚はそのままに残っていました。  というわけで、過去を思い出しての懐かしさもありましたが、ぼけっとしていることの気分のいいことったらありゃしないとばかりに、ウキを眺めていたら17時に。そうなんですね、糸を垂れているだけで、自然の中にいるだけで、もう気分爽快。しかも、東京湾のように近くに釣り人など、まったくおりませんし。ちなみに、釣果は芳しくなく、アイナメ3尾、ウミタナゴ1尾。そこそこのサイズだった3尾は塩焼きになりました。  あまりの気分

#1525 そうだろうと思ったけど、やっぱり何にもなかった、奥能登。

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 今年の大型連休は特段予定がないかと思っていましたので、早々に予定を入れていました。そう、能登へ出掛けるという予定を。しかも、東京にいなきゃいけない理由もなかったので、予定を前倒しにして出掛けました。東京にいる時には、そうしてまで能登へ出掛ける意味あるんだろうか、と思うところもあったんですが、でも、能登にはたしか何かがあったことを覚えていましたから、行っちゃえとばかりに、勢いついでに出掛けたというわけです。ら、やっぱりですね、能登は能登のまんまで、何もないが、あいかわらずに広がっていました。何もないといってしまうと住んでいる方々には申し訳ないんですが、何もしなくていい、何もいらない、これでいい、それを思い出させてくれる、って、いつも言っている、プラスな意味合いでも、何もないですので、御了解をば。  何もないといえば、先日、ロケハンで、とある山間地へと出掛けたんですが、同行した方が道中に「ほんとに何にもないんですね」を発しました。この場合はマイナスイメージ的な何にもない、ですな。いや、山はあるし、川はあるし、たくさんあるんですけど、と思ったものですから、たくさんありますよー、とついつい言葉にしてしまいましたが、その方は不可思議に受け取ったようです。そうなんですね、観点が違うと、何もないの意味そのもの、捉え方が違う。花咲く桜並木はなくても、山に点在している桜に、春を感じるだけでも……、と思ったものの、なんだか面倒になってしまって、口を閉ざしてしまいましたが。  というわけで、何もない奥能登へ来ました。明日の予定も、これといってありません。いちおう、釣竿だけ持ってきました。いうまでもありませんが、仕事は置いてきました。ビジュアルは今日の奥能登の夕暮れを、タイムラプスにて。ページを開くとムービー再生可能となります。

#1524 予想以上にいい仕上がりだった、新型MINIクロスオーバー。

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 MINIクロスオーバーのプレス向け試乗会がありました、本日。ベースとなったClubmanがあれだけの仕上がりを見せていましたから、まぁ、悪いわけはないですわな……、と、意気込んで出掛けてみれば、打ちのめされて帰ってくることになりました。  あのですね、このモデルですね、SUVスタイル(BMWが言うところのSAV)に設えたこと、以前に、クルマとしての進化、熟成を大きく果たして。ボディの剛性感からシャシーの剛性感、そしてトルクを生かした走りがベースにあって、その上にSUVテイストがあるとでも言いましょうか、そんな感じであって、クルマとしての仕上がりが実にいい。快適性をしっかりと設えてあるという点からしても、クーパーSDを堂々と選べる。いわゆるMINI的なヤンチャっぷりは影を潜め、スタビリティ重視といった印象が強くあり……、なんていうんですかね、後部座席に人を乗せて、皆で楽しみながらのドライブをしたくなる、と、そんな感じにあふれていました。  で、何に感心したって……、まぁ、全て。で、で、特に感心したのはハンドリング。FFなのにハンドリング。コーナーではクイックを感じさせることなく、素直に曲がるといった印象をドライバーに伝え、粘りに長けているとでも言いたくなるシャシーが、路面を捉えて離さない。そう、離そうとしない。ロールを許しますが、スピードと剛性とハイバランス。ストロークにもこまやかな質感がありまして、って、ストレスなく動きながら、徹底的に手懐けられているといったフィーリング。もう、うっとり。ちなみに試乗したクーパーSDは、225/50R18サイズのタイヤを採用していたのですが、バネ下がドタバタ動く印象は見られず、ゴトンという固さをキャビンに伝えてこなかった。たとえ固さらしきを伝えてきても、ストローク1往復でいなし、ボディを僅かに震わせて、すぐに収束させる。ちなみにタイヤの銘柄はピレリーのPZERO。最近、書きましたやね、同銘柄のタイヤゆえに固いとか。あれ、タイヤだけではありませんな。それを調えるシャシーさえあれば、なんら問題なく、タイヤだけのせいにするのは早急だったことまで実感しました。エンジンフィールも400Nmというトルクも叩きつけるのではなく、フラットに仕立てて、どこからでも意のままの加速を可能にしています。トルク好きにはまさにうっとりといったフィーリ

#1523 ダブルマロン? と思いつつ、懐かしさを覚えたありあけのハーバー。

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 幼少期を横浜で過ごした者として、想い出深いお菓子があります。それが、ありあけのハーバー。藤棚商店街にあったスーパーまるやまの贈答品カウンターに並んでいたそれは、いつも手に届かぬ、いや、ギリギリで手に届く、しかし、なかなか手にできないという憧れにありました。  いや、なんてことはない、中は白あんベースで、周囲を小麦粉でコーティングした焼き菓子。ただ、なぜか、外側にあたる薄皮が第一層とばかりにわずかに剥がれていて、そこに張りといいましょうか、固さがあって……、って、これが妙な違和感に近い、食感を作っていたのですが、そこに特徴を、感じていました。まずいんだか、美味いんだかわからない表現ですが。  といいつつ、幼少の頃に食した焼き菓子ですから、基本的に美味い、といいましょうか、好みだったわけですが、あの頃の憧れは、少年の心に憧れそのままに刻み込まれ、あれから40年近くが経過。で、昨今、再びの出会いとなりました。それは、多摩川沿いにある川崎市内のいなげやでのことでした。やはり、贈答品カウンターに並べられたありあけのハーバーは、パッケージデザインを変え、小さくなったような気がしました。後で調べてみたら、当初の有明製菓は倒産したものの、その後、復活し、現在に至っているそうで。  というわけで、早速、購入。食したものの、当時と何かが違う。確実に違う。これ、なんだろう、と思うこと、2つ目を食している辺りで気が付きました。ノスタルジーな味わいが見当たらない。なんていうんでしょうかね、毒された舌ではすでに感じ取ることができなくなっていた、ほのかな味わいとでも言いましょうか、焼き菓子としての高級感とでも言いましょうか、そんな、あれこれ。というわけで、たぶん、味は、当時と大きくは変わっていないんだろうなと思いつつ、変わり過ぎた自分に対して、あれこれと想いを馳せてみたわけですが。  ちなみに、サイズはやっぱり小さくなっているような気がします。価格は1つ165円。40年前は100円しなかったと思いますが……。個人的には通販すらせず、県内だけで販売というスタイルにしてくれると、もっと嬉しかったんですけどね。

#1522 ひたすらに生真面目だった、スバル・インプレッサG4。

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 さて、スバルのインプレッサ。そう、先日、新型XVに試乗して、あまりに調えられたそのバランスに感心したもので、果たして、ベースモデルであるインプレッサはいかがなものだったかを再チェックすることに。スポーツ(ハッチバック)でも、G4でもどちらでもいいとリクエストしたら、2.0LのG4に乗ることになりました。  それにしても、このG4、正統派といった印象が強く、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞する理由も良くわかります。実に良くできている。ハンドリングも操舵(アシスト)力も的確だし、オンセンターからの移行も実に繋がりがいい。タイヤのグリップは少々高いかなと思うところもありつつ、まぁ、これもひとつの解と捉えられる、と。ロールは剛性感、スピードともに素直。サスペンションが自在に動いている感があって、これまたいい。ストローク感があるものの、実際のストローク範囲は狭められたといった感があり、つまりですね、大きな入力に対してはトタンが顔を出す。ドタンではなく、ト・タン。ただ、205/50R16サイズのタイヤを装備していたことを考えると、上出来。入力を支えるボディも剛性感に富んでいますし、ドライバーに違和感として伝えてこない。ただ、リバウンドストロークで乗り心地を作っているところ(当たり前)に、もう少し減衰を与えて、質感を出せたらいいのになぁと思うところがあったのも事実。って、そこまで作り上げると、Dセグレベルに届いてしますが。  つまりですね、走り込んでいくうちに、かなりスポーティな躾けを見つけましてね。って、いや、それは意図的なスポーティな仕立てではなく、素によるスポーティさ。実のところそれほどに期待していなかった2.0LNAエンジンも、レギュラー仕様ながら、ずいぶんとトルクとパワーを手に入れていまして、それをフラットに仕立てているところが好印象。特に2000回転あたりからのトルク感はすこぶる高く、かつてのEJ20型NA(レギュラー仕様)からは想像できぬほど。  言い換えますとね、燃費悪化はこのあたりにありますので……、って、やはり従来どおり、1500回転以下、無理でしたら2000回転を超えぬところでのアクセルワークが、実燃費向上には大きく貢献します。そう考えると、ACC使用時にコンフォートをセレクトしても、先行車の動き次第とはいえ発進時に2000回転を上回ってそこから落と