#1525 そうだろうと思ったけど、やっぱり何にもなかった、奥能登。

 今年の大型連休は特段予定がないかと思っていましたので、早々に予定を入れていました。そう、能登へ出掛けるという予定を。しかも、東京にいなきゃいけない理由もなかったので、予定を前倒しにして出掛けました。東京にいる時には、そうしてまで能登へ出掛ける意味あるんだろうか、と思うところもあったんですが、でも、能登にはたしか何かがあったことを覚えていましたから、行っちゃえとばかりに、勢いついでに出掛けたというわけです。ら、やっぱりですね、能登は能登のまんまで、何もないが、あいかわらずに広がっていました。何もないといってしまうと住んでいる方々には申し訳ないんですが、何もしなくていい、何もいらない、これでいい、それを思い出させてくれる、って、いつも言っている、プラスな意味合いでも、何もないですので、御了解をば。
 何もないといえば、先日、ロケハンで、とある山間地へと出掛けたんですが、同行した方が道中に「ほんとに何にもないんですね」を発しました。この場合はマイナスイメージ的な何にもない、ですな。いや、山はあるし、川はあるし、たくさんあるんですけど、と思ったものですから、たくさんありますよー、とついつい言葉にしてしまいましたが、その方は不可思議に受け取ったようです。そうなんですね、観点が違うと、何もないの意味そのもの、捉え方が違う。花咲く桜並木はなくても、山に点在している桜に、春を感じるだけでも……、と思ったものの、なんだか面倒になってしまって、口を閉ざしてしまいましたが。
 というわけで、何もない奥能登へ来ました。明日の予定も、これといってありません。いちおう、釣竿だけ持ってきました。いうまでもありませんが、仕事は置いてきました。ビジュアルは今日の奥能登の夕暮れを、タイムラプスにて。ページを開くとムービー再生可能となります。

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