投稿

#1064 雪の高尾山と、紅白歌合戦のこだわりと、イマドキではない吉田の話。

イメージ
 年明け早々に全国的に雪が舞ったようですが、高尾も降りました。というか、積もりました。写真は高尾山(奥に見える山並み)ですが、高尾山へ初詣に出かけられた方はたいへんなことになったでしょう。ちなみに夜になってケーブルカーの照明がつきましたから、今夜も遅くまで運転するんでしょうかね。  今年はいろいろあって、自宅にいますが、先ほど、大阪まで走っていこうかななんて話をしていたら、滋賀を越えられないよと言われて、高速道路状況を確認したら、おっと、通行止め。そう、チェーン規制ではなく、通行止め。まぁ、この時期は、いろんなクルマが出かけていますから、早々に通行止めにしたこの英断は正しいと思います。  英断といえば、今年の紅白歌合戦は、当初、様々な英断といいましょうか、新しい試みがありましたが、それも含め、そして、そのリーク方法やらに、なんとなくいやらしさを感じました。そもそも、 テレビを見ないという以前に、 紅白歌合戦を 見るつもりはありませんでしたが、知人がその時間に移動中でありあれこれと中継して欲しいというので、時々見ることに。……、閉口してしまうシーンが多すぎた。まぁ、 いろいろありますが、いちばんは、みんなで歌おうとか言っているわりに知らぬ曲やら初披露曲だらけ。結局、放送局と出演者と互いに互いを利用しあっているばかりで、視聴者を置き去ったその手法に……、って、それこそが偽善なのか。だから、公共放送ね。なるほどね。  あ、前にも言いましたが、もはや、「紅白」でくくり、「合戦」をしている時代ではないと思います。いや、だからって、ピンクとか、そういうことではなくって。もしも、 みんなで、を謳うならば、出演者も曲も人気投票にすればいいのにと思います。1契約につき1票。そうすれば、契約数も増えるでしょうし。  ちなみに、個人的な注目は中森明菜でしたけど、低気圧という言葉を発した時に、やってしまった! と思い、即座にテレビのスイッチを消そうかと思ったほど。でも、のらりくらりと上手くかわせて良かったと思います、ほんとに。楽曲? んー、聴く者にメロディラインを「見」失わせる、あのリズムって、どうなんでしょうか。あ、これもまたイマドキなんでしょうかね。  って、高尾山話をするつもりが、紅白歌合戦の話になって、やっぱりイマドキには付いていけません、って話になってしまいました。し

#1063 こだわりは剥がれ落ち、新しい何かに期待している、新年。

イメージ
  さて、年賀状に使った写真の解説をしておきましょうかね。新年の挨拶なのに何故に夏の写真を? と思われるかもしれませんが、ずっと旧年中の後ろ姿をテーマにしているもので。いや、特段意味はありません。今回は、灯台のタイルと空と海の異なる青さと、たまたま着ていた珍しくちょっと高いTシャツと、腰に見えるプジョーのキーホルダーやら、あれこれと、キーワードが転がっていましたので、この写真を使いました。 時期は7月上旬、 撮影地は 能登の とある人気のない岬にぽつりと立っていた灯台。思い出すに、蒸し暑さはあったものの、強めの風に心地よさを感じて、しばし、ここで時を過ごしていましたっけね。  振り返ってみると、昨年はひと区切りがいくつかありました。それらは、予期していたけどそれを考えようとはしなかったことの終焉とでも言いましょうか。ただ、それらは、次のステップへの 移行に必要だった事と捉えています。そう、子供の歯が新しく生え変わるために、古い歯は去らなければならない、って感じの。稚拙な表現ではありますが、ま、そんな感じ。 以前、こだわりという言葉について語りましたが、本来、こだわることとは、何かに引きずられて本質を見失うことを意味します。つまり、狎れゆえにこだわりとなってしまっていたあれこれが、昨年は意識せずに、落ちていった、はがれていったとでも言いましょうかね。そういう意味では、今、ある意味、すっきりしていますし、身軽さを感じます。そして、次のステップにワクワクしているとでも言いましょうかね、そんな期待感があります。ということで、今年の抱負ならぬ、キーワードは、見て見ぬふりはしないってことでしょうかね。  写真の頃は、そんなことを少しだけ感じてはいましたが、それほど深くは考えておらず、ただただ、日々(能登)を愉しんでいました。お気楽とか、能天気とか、そんな感じか。さて、今年はどうなることやら。 皆様、よろしくおつき合いのほどを。そうそう、新春早々のたなくじは「大吉に始まり大吉に終わる」でした。

#1062 クラブレガシィ一時休刊で感じた、レガシィのあれやこれや。

イメージ
 三栄書房刊・クラブレガシィ(画像はアフィリエイト張ってあります)が、一時休刊となりました。この年末発売号で。奇しくもレガシィが6代目にスイッチして、そのポジションを大きく変えたタイミングにリンクしたかのように。って、実際にはあまり関係なかったようですけども……。  そもそも、クルマとしてのレガシィの付き合いは初代から。友人が初代セダンRSを買ったことから始まって、別の友人がやはり初代と2代目ワゴン(NA)を乗り継いでいたとか、なんだかんだで触れることが多くありました。取材でがっちり取り組んだのは2代目のマイナーチェンジの時の事前撮影会だったかな。テストコースで試乗して、あまりの良さにGT-B(セダンだった)の見積もりを出してもらいながらも、ランエボを買ってしまったという落ちに。その後、インプレッサSTIに乗り換えた後、3代目デビュー時のB4のカタログだったかに掲載されていたCピラー写真を見て、恋に落ちてしまって、再び見積もりをもらったものの……、買わずじまい。 そして、クラブレガシィでは、 3代目のD型より がっちりと付き合うようになりました。  それからはご存知のとおり、年次改良ごとどころか、ことあるごとに深いインタビューを行い、ほぼ全グレードをとことん試乗してきました。車種単一ですと、個人的にいちばん深い付き合いだったクルマになりますな。って、過去形にするなって感じですな。失礼。ですから、手元にある開発陣の名刺も、スバルがいちばん多く……、と言いますか、その数は突出しています。振り返ってみると、自ら、仕事を含めて、趣味としてのクルマを含めて、レガシィに教えられ、そして育てられたと感じています。GTとはなんぞやとか、ターボとはどうすべきかとか、ワゴンのあり方とか、そんな細かなことから、乗り心地に必要な要素とか、タイヤに求めるグリップ感であるとか、ハンドリングの切れ味とか、執筆にかかわる表現やら、あれやこれやと。  レガシィは、いいことも、悪いことも語りかけてきてくれるクルマでした。だから、過去形にするなって。クルマです。素直なんですね。ドライバーを信用しているし、ウソをつかないし、その場限りでごまかそうとしない。だから、好きなクルマでした。 なんて書いていたら、少々寂しい気分になってきましたが、そんなことを言いながらも、レガシィを購入したことがありません。

#1061 らしさにあふれ、バランスに長けていた、0.9LターボのルーテシアMT。

イメージ
 本日、エンバーゴが解けましたので、書きましょうかね。というわけで、ルーテシア。ボトムモデルとして加わることになった、0.9Lターボ+5MTです。1.2Lターボで、すでに十分を越えた十二分を感じてはいましたから、300ccダウンであってもパワー不足は心配していませんでしたが、排気量ダウン によるフィーリングの悪化が心配でした。 しかしですね、これがですね、とってもいい。もちろん、いわゆるターボラグは存在します。しますが、過給が十分に高まったところで発生するパワーとのつなぎをきれいに仕立てていましてね、それをラグとは感じさせない。そう、実にこの仕立てが きれいでして、という表現よりも、美しくて不足を感じさせない。いやー、秀逸。あ、カットビたる加速を期待しない場合の話です。でも、加速感は十分にあるんですけどね。  そんな仕立ては、エンジンフィーリングだけではありませぬ。しなやかさにあふれるシャシーは、やはり16インチとの組み合わせのほうがルーテシアには見合っているやねを感じさせてくれますし、ハンドリングもスポーティさを意図的に感じさせるようなフィーリングにしていないところも含めて、とてもいい。やっぱり、仕立て、バランスがいい。そう、ルノーらしさが存分に表現されています。 なんでしょうね、この仕立て方の上手さは……と、試乗中は、もはやうっとりするばかり。もちろん、5MTであることは、楽しさを導いてくれますしね。  このモデルに対しては、走り以外にも気になっていたことがありました。それは、エンジンの排気量、価格としてはボトムに位置づけられるのに、どうして、真ん中グレードにあたるゼンとしたのか、ということ。これまでは、ボトムとして装備を割り切った仕様としてアクティフを設定していましたが、今回のMT登場をきっかけに消え去っています。って、訊いてみれば、やはり売れなかったため。 とはいっても、リーズナブルという印象を与えるモデルとしては、200万円台かなり前半のプライスモデルは必要でして、このモデルを、エンジン0.9L、MTゆえの価格やすを生かしながら、装備を充実させています。つまり、価格はかつてのアクティフ、でも、装備はゼンとなったわけですな。 なるほど、この戦略、とてもいいと思います。  ちなみにですね、当初の売れ筋は、 最上級グレードのインテンスとゼンでは、 その8〜

#1060 矢継ぎ早に変わるプランに翻弄されている、我が家のモバイル事情。

イメージ
 右の写真は中古携帯屋さんではありません。本日の、自宅でのセッティングの様子。5cが2台、5が2台、4Sが1台、そしてiPadAIrが1台……。スゴイなぁ、これと思って、ついつい撮影。そんな、 吉田家のモバイル端末事情ですけどね、 mineoとiOS8のすったもんだの件と、実家のドタバタで、 当初のもくろみは完全に崩れ去りました。 簡単に言いますとね、いろいろあってインターネット固定回線を一時的に停止しているんですが、そんなこと知ったことないとばかりに、父親は動画を見られないと困るといい、母親はラジオが聞けないと困るといいましてね。 それをモバイル回線だけで、どうにか応えようとしたから、コトはややこしくなりました。  その結果として、plalaの無制限プランをベースにしたのですが、考えてみたら、両親それぞれのiPhoneでデータ通信契約をしているわけで、はっきり言って、そこに金銭的な無駄が生じています。iPhoneベースでテザリングすればいいと思われるかもしれませんけど、両親の端末はauもの、つまり、mineo。OCNやらIIJはiOS8になってテザリングに対応したものの、mineoは非対応どころかiOS8にアップできずという始末。そこに1年の縛りが絡んできて、まさにしばし待て状態。ま、解約金を払ってでも出る手はずを整えてはいますが……。  なんて書き始めたら、ずらずらと行きますので、ここらでやめておきますが、母親用のiPadを使うために、なぜか、さらにOCN ONEを用意。ただ、ルーターはSIMロック解除したiPhone4Sを使います。ってのも、ほら、 LTE ルーターって軒並み2万円越えで、ちょいと 高いじゃないですか。 そう考えると、 3万円以下で新品同様が手に入るiPhone5cって、ルーター+電話機能+iOSと考えると、すごくお得に思えてきます。ただ、具体的に 5cをルーターとして使っているシーンを想像すると、それって、とてももったいない気もしてきますけども。

#1059 飾られたフロントマスクは日本専用だったらしい、MINI COOPER。

イメージ
  #1058 で、あれこれと書きましたミニですが、なぜか広報写真は、掲載したあのフロントマスクのみしか用意されていませんでした。ホームページではあれこれと展開しているのに、どうしてだろうと探っていたら、ホームページ用の写真はオプション装着車であって、ONEらしさに欠けていたというか、離れていたため。つまり、広報写真として相応しいのは、やっぱりスッピン顔ということだったようです。ま、当たり前ですな。  というわけで、ホームページでは、どんな顔が掲載されていたか、使われていた写真を切り抜いて並べたのが右となります。ともに左側がONEになりますが、5ドアでは、COOPERよりも顔つきがゴージャスになっています(ONEがボトムグレード)。これは、グリル下部にもクロームの縁取りがあるためですな。そうなんです、ONEとCOOPERにおけるフロントマスクでの違いとは、グリルバーのクロームの有無なのです。  って、書いていて気付いたんですけどね、3ドアのCOOPERは、グリル下部がクロームの縁取りが……。おや? 同じCOOPERなのに3ドアと5ドアで表情に差をつけたのか? と思いつつ、このグリル下部のクローム縁取りは、クローム・ライン・エクステリアと呼ばれる装備の一部のようで、カタログによりますとね、ONEではオプション、COOPERでは標準装備になっています。となると、5ドアのCOOPERフェイスは、あり得ないことになります。  あ、分かった。この写真、本国仕様なんですな。つまりですね、本来はCOOPERであっても、グリル下部のクローム縁取りなし。でも、日本では派手さが好まれるから標準装備にして、これを日本顔としたと。  って、もう少し深く調べてみることにします。

#1058 車検を阻止するかのようにデビューする、魅惑的モデルのあれこれ。

イメージ
 結局ですね、グランドチェロキーは車検を予約しました。オフロードコースにて余生を過ごすか、それとも、老体にむち打ちながらもう少し公道を走るか。最初は、オフロードコースがいいかなと考え続けてきました。しかし、オフロードを走った帰りにオンロードを走ったら、あれこれとあるものの、そのフィーリングにあれこれとアドバンテージがありまして、ナンバーを切ってしまうのは、まだもったいないかな、と。  まぁ、気になっていたクルマはありましたし、最近の行動から、それが何かもバレバレではありました。そうです、ミニONE3ドアMTと、デミオディーゼルと、208XYと、ルーテシアGTですな。その中でも、実のところ、かなり208XYに傾きかけていました。 しかし、あまり口にはしていなかった、隠れモデルもありました。  それが、右の2台。まずは、ダイハツのコペン。そうなんですね、クルマとしての仕上がり、2シーターという割り切り、オープンカーというスタイルなど、魅力は多くてですね、能登を走るにはとてもいいなと考えていました。ら、何、もう出たの? レカロ+ビルシュタイン……。ってことで、揺さぶられています。+18.5万円高(消費税抜き)とは、刺激的な価格ですな。 でも、まぁ 、車検を予約しましたから。  もう一台は、ミニ(下)。おや、ミニは挙げていたのではないか? って、あちらは3ドア。5ドアの乗り味が、あまりにいいもので、実は5ドアのONEが気になっていました。そしたら、MTはなしで、ATのみとなもし。まぁ、ATでもいいかなと思ったものの255万円で、ここまで来ると、さすがにブレーキがかかりますな。ミニはリーズナブル感が消えたら、魅力も薄れていきますので、自分は。  ということで、車検を阻止するかのように、あれこれとデビューしてくれるのですが、決心は固く。固く、固く……。といっても、車検を通したわけではなく、予約しただけですからして、うんぬんかんぬん。