#1900 ほんのり暖かい味わいがパンに広がっている、クリームパンと、そのほかなパンの話。


 シンプルで、完結なパンを扱っているパン屋さんがあります。コテコテにするんじゃなくって、しっとりとした味わいをパンへと焼き込んだ不思議なお店でして、正直、使っている食材は、高級というよりは、本質にこだわりをみせたものばかり。結果として、高くなりますが、そこに後から味を加えた感覚は見当たらず、とってもシンプルで、かつ広がり往く味わいが、もはやストレートだったりします。

 メインの写真に掲げているクリームパンは、まさにシンプルかつストレート、そして、完結。甘すぎることがないクリームを適度に詰めこんだ感がそこにはあって、実は、詰めこみすぎたクリームパンのようなただ甘いだけではなく、それととは異なる味わいがそこに成り立っています。なんていうんでしょうかね、まさに、丁度いいクリーム量を備えていて、ちょっと小さめかなと思うところもありますが、これ以上の分量は不要ですといったところがあって、すごくいいです。ちなみに、自分はクリームパンがいちばん好きだったりします。理由は、なんでしょうね、シンプルに作れてしまうから、かな、と。

 
 写真左は、「飛べ! くまパン」。お腹部分がちょっと凹んでしまっていますが、なんともかわいらしいコンビネーションとなっています。この店舗にしてはちょっと大きめなサイズとなりますが、なんと顔と体とで異なる味わいを作り上げており、購入する時にはちょっと高いかなと思ったものの、この組み合わせは食べた後にとっても満足できるもの。残念ながら、今日で終了だった様子ですが、次はいつ出てくるのでしょうかね。そうそう、今日購入したパンは、数そのものは多くはありませんでしたが、価格は1000円を超えておりました。これもまた当たり前かな。

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