#1617 バッテリーを交換して、延命することにした、iPhone6sの話。

 年末までとアナウンスされているiPhoneのバッテリー交換プログラムに、早々に出掛けてきました。これから相当に混むことになるでしょうし、これから年末にかけてスケジュールの先読みがしづらくなることもあって。で、自分の場合は、これまで使ってきたiPhone6s2台が対象でしたが、カバーもフィルムも付けぬままに使っていた自分で使っていた1台が、まさかのガラスひび割れを指摘され、万が一の場合は、バッテリー交換費用だけではなく、ガラスパネル交換費用もプラスされる旨を言われました。バッテリー交換なのに、ガラスのひび割れがなぜ関係あるのか……。それは、iPhoneの場合、バッテリー交換にあたってはまず前面のガラスパネルを取り外す必要があります。しかも、その取り外し方ったら、吸盤を2つほど貼り付けてえいや! と持ち上げるという、なんともアナログなもの。まぁ、コツを掴めば、力の掛け方次第で、別になんてことないんですが、ガラス全面を均等に持ち上げることが理想ですから、ヒビでもあろうものなら、簡単にパキンと逝ってしまう可能性があるわけです。そう、ですから、たかがバッテリー交換であっても、本体に傷がないかを含めて、細かにチェックされるというわけですな。
 さて、そのガラスのヒビを指摘されたiPhone6sですが、ヒビと指摘されて目視しても老眼もあってか自分には傷にしか見えず、かといって、ゴリラガラスが線で削られたような傷を負うことも考え難く、ま、これを称してヒビというんだろうな、と納得。ただ、ガラスパネルを幾度も外したことがある経験者的な勘もあって、この程度のヒビだったらガラスパネルの外し方次第といった感じを受けましたし、万が一割れてしまった場合は、修理せずに割れたガラスごと持ち帰る旨を伝えて、チャレンジしてもらいました。なんていうんですかね、万が一の可能性と言われたものの、その確率は低いだろうし、万が一となってしまっても、納得できる、という、自らの説得もあって、とでもいいましょうかね。で、結論はガラスパネルは割れず、無事にバッテリー交換は終了しました。
 まぁ、それにしても、このそこまで説明しなきゃいけない状況に、Appleの低姿勢ぶりを感じ、時代も変わったものだと思いました。ちなみにカウンターで、この話をするにあたって裏から偉いさんが出てきて、最悪の場合の話ばかりしてすみませんね、的なことを付け加えられました。しかしですね、逆にですね、すべての可能性を話し、それをこちらが理解できることによって、より親しみ(この場合はお願いしますという安心感か)は増すものだな、と感じました。マイナスなことばかり考えていたらはじまらない、とは、最近、プライベートで良く耳にする言葉なのですが、すべての条件を並べて、それをひとつひとつ理解し、万が一の際の対策を考えることで、安心できる人もいるわけです、と。自分の場合は、石橋を叩いて叩いて叩いて、途中で飽きてしまって、後先考えずに渡ってしまって、でも、崩れる、けど、なんとか渡り切るというタイプなので、それを考えると、先の偉いさんのようなスタンスも、ある意味大事だな、なんてことも思いました。
 さて、このバッテリー交換プログラム、年末までの期限に向けて、すでに混雑はスタートしているとのこと。依頼はwebで行うことになりますが、1週間先までびっちりと埋まっているのが常。情報が更新されるタイミングをチェックし、そこで申し込む、ことが肝心です。それでも、あっという間に埋まってしまいますが。そうそう、カウンターでの待ち時間に、このプログラムのおかげで、古い端末のままバッテリー交換で延命させて、で、MVNOへ脱出というスタイルが多くなるんだろうな、なんてことを思いました。ましてや旧型には、新型にはない魅力、たとえば、ホームボタンの存在とか、イヤホンジャックとか、iPhoneXsとXrにない要素もありますし、さらにiOS12で旧機種のレスポンスまで引き上げてしまったことなど、新型へ移行しない理由、こだわりが数多くあります。そうなんですね、これもまた、新型iPhoneの売れ行きに大きく影響するんでしょうな。

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