#1518 かなり惚れた、ランドローバー・イヴォーク・コンバーチブル。

 昨今のスタンスを眺めていると、惹かれるものをあれこれと感じるのがランドローバー。ジープじゃないのか? と言われるかもしれませんが、オーナーだったがゆえに、かなり厳しい目を持ってしまっています。ニュートラルで語らねばならぬ立場としてはいかんところですが、まぁ、逆にいえば、ここは客観だけではない、素直な視点を持っているからという……、止めておきましょう。
 さて、そんなランドローバーのレンジローバーのイヴォークに登場したオープンモデル。このイヴォークに対しては、そもそも3ドアモデルがあったところから感心し、その仕立て、作り込みにも、ひたすらに感心。まぁ、価格はそれなりでしたけども。ランドローバーのオープンモデルというと、昨今では、いやいや、少し前にフリーランダーのオープンがありましたが、あれは、まさに屋根をぶった切った感がありまして、あれはあれで好みでした。って、振り返ってみますと、初代エスクードのオープンなんか、良かったですやね。一時期、所有していましたが。
 話を戻して、イヴォークのコンバーチブルモデル。あのですね、美しい。実に、美しい。これだけで満足といった感にあふれていますが、走行性能も良かった。245/45R20なんてサイズのタイヤをはきながらですね、これがドタバタしない、させない。スポーティさだけを極めてもいないだけど、緩さを感じさせない、そんなバランスも絶妙。オープンボディで、それを感じさせるシャシーの作り込みに感心。あのですね、これ、欲しいです、というぐらいに、良かった。絶賛、逸品、そんな感じ。確実に名車と呼ばれる存在を約束されているところもとってもいい。
 ただ、唯一、価格が765万円であることが、気になります。って、本革シートからオーディオ、そのほかあれやこれやと、ラグジュアリィな仕立てを極めていますから、仕方ないといえば、仕方ないんですが。ってこれもまた、過去を知っている者ゆえのいかんところ。そう、ディスカバリーが299万円だった時代を知っているがゆえに、ついつい言葉にしてしまいます、昔はさー、今はねー、って。
 ま、それを除いて、仕様やら性能を考えると、理解できる価格づけかな、いやいや……、……。

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