#1114 プロの仕上げに近づけられる、ヘッドランプ劣化修復キットの話。

 サンルーフのメンテナンスをお願いしたら、ヘッドランプまでもがきれいになって帰ってきました(右)。たぶん、磨きを極めたプロとして、この曇り具合は、さすがに許せなかったんだと思います。#813にて話しましたが、うちのグランドチェロキー、約4年前に屋根付き車庫から屋根無し車庫へと移った途端に、外装のあれやこれが一気に劣化してしまい、みっともない状態になってしまっていました。で、バンパーもヘッドランプも自分で手を入れたものの、素人ではその下処理に限界があり、みっともなさを拭いきれず。逆にいえば、コーティング作業は素人なりのごまかしが効きますが、前処理はごまかしが効かないってことですな。そして、プロが手をかけるとご覧のとおりに。あまりの劣化ぶりから、さすがのプロでも限界はあったようですが、それでも、過去と比べると雲泥の差となりました。
 ちなみに、左の上が、12年間放置したなれの果てで、下が自分で施工したもの。もはや、みっともないを超えて、夜間の光量不足まで感じる始末で、なんとなく暗いなぁ、ではなくって、はっきりと暗かった。昨今のHIDやLEDは好きではないといっても、ハロゲンでも、ここまで曇ると、さすがに暗さを痛感しました。で、自分で作業したら、見栄えも光量も多少は改善されましたが、前処理が十分ではなく、曇りは消せませんでした。いわゆる市販の作業キットを利用しましたが、前処理においては、ポリッシャーを用いるとか、紙やすりにしても適切な番手を揃えなきゃいけないとか、キットには含まれていないあれこれが必要。ま、簡単にいいますと、作業方法含めて、素人にはこれ以上研磨しても落ちない、という限界がありました。そう、飽きの早いという性格によるものではなくて。
 そんな限界をやぶってくれるキットが左のウイングファイブ製のヘッドライト前処理&コート納得キット(Amazonへのアフィリエイト張ってあります)だと、サンルーフのあれこれをお願いしたエフォートの宮寺さんに教えてもらいました(今回のヘッドランプ作業でも使ったそうで)。この商品、最近、発売になったようで、納得キットとキャッチが踊っているとおり、ポイントとなるのは研磨材やらだけではなく、前処理用の研磨フィルムまで含めているので、素人では難しかった前処理をしやすくなっているとのこと。つまり、その仕上がりをプロに近づけられる、そう、届くではなくて、近づけられるそうです。
 クルマの磨きのあれこれ、どれも同じように見えますし、肝心なのはコーティングだと勘違いしがちですが、肝心なのは、磨き(下処理)なんだそうです。つまり、コーティング剤のあれこれも大切ですが、仕上がりを左右するのは作業する人のレベルと心持ち、と。なんて、話は、またの機会に。

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