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#1454 イマドキを感じた、2017年次RJCカー オブ ザ イヤーの結果。

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 今年も早いもので、RJCカーオブザイヤー決定の時期となりました。11月16日に最終選考会があり、即日開票が行われました。で、毎年のことですが、6、5、4、3、2、1のいずれかの点数を入れねばならぬことは、難しく。いつものごとく、書き込む瞬間まで、順位など付けることはできず、迷いました。といっても、迷うのは、6点ではなく、それ以下、特に、1点。個人的にはですね、1点など付けたくないわけですよ。付けたくないんですが、付けないと、票そのものが無効になってしまいますので、付けねばなりません。ま、考えますにね、順位を決定するわけではありませんから、すべてに点数をいれなくてもいいと思うわけです。極端な話、1台(1技術)を選ぶわけですから、点数ではなく、いずれを評価するかだけでもいいような気がします。あれですな、選挙でひとりを選ぶのと同じ感覚ですな。ま、母数が多くないがゆえに、無理ではありますが、いずれにしても、1点を入れるのは難しい。というか、できることならしたくないと思っています。  で、結果は下記のようになりました。  2017年次RJCカー オブ ザ イヤー        日産自動車  セレナ  2017年次RJCカー オブ ザ イヤー = インポート  ボルボ    XC90  2017年次RJCテクノロジー オブ ザ イヤー     日産自動車  プロパイロット (セレナ)  ファミリーをターゲットとしたモデルがイヤー賞となったのは、今の時代を反映した結果であり、774万円からのモデルがインポートに選ばれたのは、価格だけでは語れない価値が評価された結果、と、受け止めています。国産モデルでは、日本らしさ、日本向きを語れるムーヴキャンバスやフリードシリーズ、グローバルに戦える新世代さを感じさせるインプレッサ、トルクがもたらす扱いやすさと質感にあふれるアクセラスポーツ15XD、なんだかんだ言っても売れているという事実(人気)があるプリウス、いずれも、観点を変えると、その評価は変わるものです。  それはインポートもしかり。アウディA4の豊かさあふれる質感、プジョー308ディーゼルのコンフォートとスポーティのハイバランスぶり、MINIコンバーチブルのとにもかくにもと言わんばかりの愉しさ、メルセデス・ベンツEクラスが作り上げた新しいアッパークラス感、SUVの本

#1453 2台体制スタート、我が家にジムニーがやってきた、って話。

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 というわけで、クルマ、2台体制がスタートしました。以前にも書きましたが、グランドチェロキー以前は、2台体制でしたので、特別感はないのですが、無駄なことしているなぁ感はあります。同時に2台乗ることできませんし、駐車場代だって2台分、自動車保険だって2台分ですから。  そもそも、自分のクルマ選びにおいて、山やら、雪やら、オフロードやらを走れることがひとつの条件となっていますが、実はふたつ目があります。それが、クロカンモデルでは満たせない、スポーティを語れるモデル。そうなんですね、この2つのラインが、クルマ選びで譲れぬ絶対条件となっています。といっても、それはこんな過去の経験から。そもそも、免許がないころは、免許を取ったらクロカンヨンクが欲しいと思っていましたが、いざ、乗ってみると、実はスポーツカーテイストも好きであることが判明し、その両方を兼ねようとばかりに、乗用車系4WDターボを選んだところ、独立懸架サスでは砂浜でひたすらに潜っていくことを体験して(スタックしかかった)両方を兼ねることは難しいことを学び、で、2台体制、になった、と。ただ、振り返ってみますと、昨今まではグランドチェロキー1台体制になっていました。しかしですね、その両方をグランドチェロキーに期待したつもりはありませんでした。1台にしたのは、V8/4.7Lエンジンを所有するにあたって、さすがに2台体制は貫けなかったからだけのこと。ま、税金やら、燃料費やら、ですな。つまりですね、今回の2台体制は、本来の理想へと戻っただけのこと。ですので、フィエスタに決めた時点で、もう1台、できれば、ジムニー、でも、中古でも高値なので、パジェロミニかな、と探していました。  と思っていたら、夏前だったかにですね、知り合いがですね、なんとジムニーを手放すかも……ってな話が飛び込んできましてね。ということで、先日、そのジムニーが我が家にやってきました。17万kmと過走行気味ではありますが、そもそも前オーナーさんは、同業、かつサスペンションを眺めただけで、乗り味を言葉にできるほどに詳しい方ということもあって、状態はとても良く、大満足。で、ここのところ、フィエスタが留守していることもあって、ジムニーにやたらと乗っていますが、MTであることも手伝ってですね、ついついエンジンを回してしまいますし、ジムニーにたくさんあるダメを半ば感心

#1452 やっぱり良かったMINIのディーゼル、でも、フィエスタもいい、って話。

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 さてと、MINIのディーゼルモデルをロングドライブしておりました。最初は、3ドアのクーパーSD(直4/2.0L)、続いて5ドアのクーパーD(直3/1.5L)と。好みから言いますとね、完全に、クーパーD。エンジンはさておきですね、やっぱりシャシーが、クーパーSDはスポーツ性能に特化させている分、快適性という面で好みからは外れるかな、と。エンジンは、いい。とっても、いい。極太と言いたくなるトルクが発進直後から発生し、そのままにとんでもないスピード域へと誘うフィーリングは、とっても、いい。でも、そのシャシーが、スパルタン手前に止めているとはいえ、この年になると、もはや、好みではなくて……。その分、クーパーDは、ディーゼルらしい太いトルクと、ストローク量が少ないとはいえストローク感がバランスしており、とっても好印象でした。ちなみに、クーパーDのほうが、ホイールサイズは大きかったんですが、それでも乗り心地はクーパーDよりも良かったのです。といっても、クーパーDとて意外にものんびりと走らせる仕様ではなく、ちょっとアクセルを踏むとそれなりに加速していきますから、日本に導入されていないONE Dが、自分好みではないかとも感じましたけどね。  さて、課題である、我がフォード・フィエスタとの比較ですな。比較するとですね、開発された時代と言いましょうか、プラットフォームの世代の違い(メーカーは異なりますけど)に、大きな差がありまして、整えられた質感は、MINIのほうが断然上。断然に。それにともなってハンドリングの明確さもMINIのほうが圧倒的なハイレベルを誇っていますし、ボディ剛性も同様に。さらに、MINIクーパーDには、さらにMINI YOURSという、クラフトマンシップあふれるオプションによって、もはやコンパクトであろうとラグジュアリィを語れる特別な装備群に仕立てられており、フィエスタと比較するのが申し訳なく思えるほど。もはやそういった面でもひたすらに脱帽といった感じでした。ま、価格がね、オプション含めてほぼ500万円になっていましたからして。さすがに、ここまで価格差があるとね。  ちなみに、燃費は、これがですね、意外にも2.0LディーゼルのクーパーSDが悪くなかった。同じシーンを走ったわけではないので比較できないのですが、八王子から東京駅まで下道を走って、ご覧のとおりの2

#1451 なんと、送らなかったことにできるらしい、outlookの機能。

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 ここ最近、メールの取り消しという操作が行われたメールが届きました。どうやら書き途中であったり、CcとBccを誤ってしまっていたメールを送信してしまったようなんですが、その送りたくなかったメールに続いて、タイトルの頭に取り消し:が加えられ、本文に"送信者"はメッセージ"タイトル"を取り消しますと書かれたメールが届きました。あたかも取り消すことを宣言しているような感じでして、なんだろうかと思いつつ、ひょっとして、昨今のビジネスにおいては、この宣言するスタンスが常識になっているんだろうかと考えてしまいました。ほら、リスケと言われて、ぽかんとしてしまったほど、昨今のビジネスなやりとりに付いて行けなくなっていますので。  で、調べましたよ。したらですね、マイクロソフト謹製のメールアプリケーションであるOutlookにそういう機能があるんですね。ほほぅ。送信相手が開封していなければ、なかったことにできる機能。たとえ開封していても、開封されてしまったかがどうかが分かる機能。なかなか便利ですな。ただですね、残念ながら、我が家ではOutlookは使っていません、というか、Macですので、関係なく、送りたくなかったメールはそのままに受信ボックスに残ってしまっていますが。  この、誤送信、メールではやらかしたことないと記憶していますが、いわゆるチャットアプリでは幾度がやらかしています。OS側の動作も相まってのことなんですが、いずれも幾度か入力を試すも無反応状態、でも、それは一見であって、キーボード入力はバッファ保存されており、メッセージアプリケーションが動作した途端に、さっき入力した文字列が入力されて、リターン(送信)、と。あたふたしましたが、もう、どうしようもなく。それらは、恥ずかしい内容ではなく、他人には教えてはいけない数字・英文字の羅列だったので、ま、赤っ恥まではかきませんでしたが。  そういえば、Apple謹製のメッセージアプリケーションですけどね、個々のメッセージを消去すると、相手側のウインドウからも見えなくなる(消去される)仕様になったんでしょうかね。なんか、送ったはずのメッセージが歯抜けになっていたりするんですが。たんなるサーバー側のトラブルゆえのことなんでしょうか。はて。

#1450 とってもいい、とってもオモシロイ、歴代カローラのすべて。

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 執筆していた本が、休刊したと思えば、新たる編集部から依頼が来たりするもので……、というわけで、最近、依頼を受けたのが、右の三栄書房のモーターファン別冊の、過去を含めた1車種をアーカイブ的にまとめたもの。ニューモデル速報、いわゆるすべて本に対して、まとめ本といった感じでしょうか。  ニューモデル速報は、この仕事をする以前からの愛読書でした。といって、全ては手に取っていませんし、もちろん、全てを購入もしていませんが。しかし、その内容の濃さと、ここまで言いますか、と言わんばかりの語りに、そのモデルが欲しいかどうかは別にして、おもしろさを感じていました。この仕事をするようになってから気づくんですが、その、言いたいことは言わせていただくといわんばかりの文章を書いていたのが、星島 浩さんであって、後々に、いろいろとご指南いただくことになるんですが……。そんな縁にも、また、おもしろさを感じます。  ということもあって、左の歴代カローラのすべては、ほんの数ページではありましたが、緊張気味で執筆しました。1代(台)を1000文字でまとめなければならなかったので、書きすぎた文章をいかに削るかに苦心。ヨタを避けながらも、少しだけヨシダ流のヨタを入れて……。原稿は突き返されることなかったので、ほっとひと安心していますが。やっぱりですね、この手の執筆、特にカローラという代表的なモデルなどは、刷り上がってから、こうすればよかったとか、あれを入れたほうがよかったんじゃないかと、そんな想いがたくさん沸いてきます。  と、ま、自分の文章はさておきですね、この本、とっても良く仕上がっていまして、保存版として、とてもいい。もちろん、その構成はかつてを振り返るものですが、各世代を適度な文章量と資料にて紹介し、そこにかつてに携わった人に登場いただき、そして、星島さんの寄せがしめとなり、その内容は、かつてを知っている者も、知らぬ者も、愉しめるものです。執筆しながら、カローラのすばらしさといいましょうか、存在に、あらためにスゴサを感じました。それは、トヨタのモデルの1台として主張し過ぎず、制約と戦いながら時代を表現していくという、そのスタンス。やっぱりですね、ジャパン・スタンダードを感じるわけです、そこに。

#1449 危険というか、おそるべしといった感がある、ジョイフル本田。

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 ジョイフル本田の大型店舗は実に危険です。そう、危険。広いがゆえに、ついついウロウロとしてしまい、それがゆえに、あれもこれも購入してしまっており、家にたどり着くと、これだけ買い物するならば、簡易台車を持ってくればよかったといつも思いますから(駐車場から我が家までは200mほどあるもので)。  そんなジョイフル本田の中で、もっとも危険なのが、食品売り場ですな。あれって、別会社なんだろうか、って、そんなわけないか。あそこですね、いわゆる安売り商品だけを全面に出しておらず、地方へ出掛けないと手に入らないような商品も揃えてあって、なかなか、使えます。使えますが、危険なのは、賞味期限ギリギリだったり、不人気商品を格安で提供している、あのコーナー。商品として失敗でしょう的なジュースやらを1本30円とかで販売。その中には、実はヒットしてもいいのになぁと思えるような商品もありまして、以前はあえてそれを狙って出掛けていたこともあったほどでした。  しかしですね、気づいたんです、いくら安かろうと、それはお得ではないことに。そうなんですね、買わないことがもっとお得なんです。そう、買わないことが。それからは、あのコーナーにはできるだけ近寄らないようになりました。が、今日はですね、普通のコーナーに、それらが出ていた。写真は、どこでも見かけるようなシュークリームなのですが、消費期限が明後日である商品で、ひとつ50円、しかも、お一人様2つ限り。突然の出会いに驚き、そして、心躍り、……、気が付けば、カゴの中に2つ入っていました、そう、見事にやられてしまいました。買うつもりがなかったのに100円の出費。食べるならば、飲むものもと、その近くにあった、やはり消費期限が近い、マンゴージュース68円も、カゴの中へ。完全に、やられました。完敗って感じです。  やっぱり、恐るべしです、ジョイフル本田。そうそう、ジョイフル本田、ようやく商品管理にPOSを導入したと思ったら、いつしか、Tポイントまで対応になっていました。ちょっと前までは、レジで値段を打ち込んでいたのにね。

#1448 意外に知られていない希少な国産モノは、アピールしなきゃ、ってな話。

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 いわゆる外食は、あんまりしないのですが、なぜか、ジョイフル本田へ出掛けた時は、長崎ちゃんぽんを利用します。なぜか、なぜだか。理由は分かりません。気が付くと、店舗の前にいます。  で、今日は、もうすぐ我が家へとやってくるかもしれない軽乗用車の名義変更の書類を求めて、軽自動車検査協会東京主管事務所八王子支所へ出掛けたんですが、そのついでに、ジョイフル本田瑞穂店へと足を運び、気が付いたら、長崎ちゃんぽん、麺2倍で、と発していました。って、書きたかったことはそこではなく……、その長崎ちゃんぽんで箸袋にかかれた言葉に、ほほぅを感じましてね。希少な国産のきくらげを利用していると、ただ、それだけのことなんですが、2倍の麺の量に、ちょっと多過ぎやしないかと感じながらも、その文字面を読みながら気づきました。国産のきくらげを使用しているだけではなく、そもそもきくらげのほとんどが輸入されたものであり、実は国産は希少であることは、あまり知られていないのか、と。そう考えると、国産のきくらげを使用しているだけではなく、希少であることを頭に付けることで、商品価値はその文字の印刷代以上に効果があるんだなぁ、なんてことを感じました。  実は、ほとんどが輸入品という農産物は少なくありません。って、そりゃ、バナナとか、分かりやすいのはさておきですね、たとえば、最近、ずいぶんとお馴染みになってきた、パプリカ。このパプリカにおいては、さらに、国産ものでも、低農薬栽培されたものは、まさに希少。実は、パプリカは育てるのが難しい、というか、面倒。実が大きくなる植物はいずれにも共通しているところがあるんですが、実が大きくなるまでに不ぞろいやら虫食いやらに遭遇する可能性が高く、また、実を大きくしなきゃいけないもんですから、本体へのダメージが大きく……、つまりですね、生産効率としては、あまり良くなく、農家でも好んで栽培しないようです。なので、国産、ましてや、それを低農薬で作るだなんて、かなりの想い入れがないとなかなか育てようとする人はいないというのが現状です。  そうなんですね、国産であることだけではなく、希少であることも、どんどんアピールすべきです。それが箸袋であろうとも。ただ、この国産であるとか、低農薬であるってことは、特に後者は、味に出てこないところですので、なかなかね、難しいんですけどね。低農薬どこ