#1448 意外に知られていない希少な国産モノは、アピールしなきゃ、ってな話。

 いわゆる外食は、あんまりしないのですが、なぜか、ジョイフル本田へ出掛けた時は、長崎ちゃんぽんを利用します。なぜか、なぜだか。理由は分かりません。気が付くと、店舗の前にいます。
 で、今日は、もうすぐ我が家へとやってくるかもしれない軽乗用車の名義変更の書類を求めて、軽自動車検査協会東京主管事務所八王子支所へ出掛けたんですが、そのついでに、ジョイフル本田瑞穂店へと足を運び、気が付いたら、長崎ちゃんぽん、麺2倍で、と発していました。って、書きたかったことはそこではなく……、その長崎ちゃんぽんで箸袋にかかれた言葉に、ほほぅを感じましてね。希少な国産のきくらげを利用していると、ただ、それだけのことなんですが、2倍の麺の量に、ちょっと多過ぎやしないかと感じながらも、その文字面を読みながら気づきました。国産のきくらげを使用しているだけではなく、そもそもきくらげのほとんどが輸入されたものであり、実は国産は希少であることは、あまり知られていないのか、と。そう考えると、国産のきくらげを使用しているだけではなく、希少であることを頭に付けることで、商品価値はその文字の印刷代以上に効果があるんだなぁ、なんてことを感じました。
 実は、ほとんどが輸入品という農産物は少なくありません。って、そりゃ、バナナとか、分かりやすいのはさておきですね、たとえば、最近、ずいぶんとお馴染みになってきた、パプリカ。このパプリカにおいては、さらに、国産ものでも、低農薬栽培されたものは、まさに希少。実は、パプリカは育てるのが難しい、というか、面倒。実が大きくなる植物はいずれにも共通しているところがあるんですが、実が大きくなるまでに不ぞろいやら虫食いやらに遭遇する可能性が高く、また、実を大きくしなきゃいけないもんですから、本体へのダメージが大きく……、つまりですね、生産効率としては、あまり良くなく、農家でも好んで栽培しないようです。なので、国産、ましてや、それを低農薬で作るだなんて、かなりの想い入れがないとなかなか育てようとする人はいないというのが現状です。
 そうなんですね、国産であることだけではなく、希少であることも、どんどんアピールすべきです。それが箸袋であろうとも。ただ、この国産であるとか、低農薬であるってことは、特に後者は、味に出てこないところですので、なかなかね、難しいんですけどね。低農薬どころか、無農薬のブルーベリー(これも希少)を摘んできても、粒の大きさだけで評価されて(無農薬は小さいし、やはり不揃い)、がっかりした覚えがありますが、ま、難しいですわな。
 そうそう、長崎ちゃんぽんですが、野菜高騰を反映して、野菜の量は相当に少なくなっていました。特にキャベツ。もやしだらけでもいいと思うんですけどね、個人的には。そうそう、そうそう、先日、長崎出身の方に会って、聞いたんですけどね、長崎にも長崎ちゃんぽん(チェーン店)はあるとのことです。ただ、あれは、本当の長崎ちゃんぽんとは違う、と、はっきりとおっしゃっていました。

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