#1908 陽当たりはとってもよかったのですが、寂しさは極められていた、外苑前のいちょう並木。
今日の神宮外苑にあるいちょう並木は、いつしか、葉をそぎ落とし、そして、地面には落ちた葉は潰されて、すっかり冬景色を迎えていました。太陽の陽射しはそこそこにありましたが、空気がツンと冷たく広がっており、寒さを感じさせました。もちろん、木によってはまだ紅葉といった立ち木もありましたが、枯れている感のほうが強かったかなといった印象があります。それにしても、約10日前に訪れた時には、紅葉は盛りを迎えており、撮影している日本人はもちろん、海外の方も多くいらっしゃって、平日ではありましたが、まさに賑わいを見せていました。あの時は、なんで、こんなに人が集まっているんだろうか、と疑問を持ちましたが、考えてみると紅葉な盛りでしたから、ま、当たり前か。それにしても、日本人はまだしも、海外の方がよく紅葉がいちばんイイ時期を抑えていたなぁと、ちょっと感心したりもします。
考えてみると、このいちょう並木を訪れたのは、30年以上前のこと。ただし、その日付は11月の連休だったと記憶しています。しかも、その連休とは11月3日であって……、あれ、そんな早いわけはないか、いや、でも、その時期に、仕事で河口湖方面を訪れた時に路面が凍っていて、クルマを滑らせてしまった覚えもありますから、その時期だったと記憶しています。いずれにしても、紅葉の時期すらかなり遅れてきていますので、もう少し時間が経過すると12月末ごろにこんな景色になっているような気もしています。左に掲載した写真は、その10日ほど前に撮影したものを、再掲しています。拡大するとすぐに分かりますが、もはや、その木陰は、人、人、人……、と、人ばかりとなっています。