#1591 デリカ50周年イベントで、自分も今年50周年だったことに気付いた、話。


 三菱のデリカがデビューから今年で50周年を迎えたそうで、本日、一部改良モデルと特別仕様車の発表があり、東京本社での歴代モデルの展示もあって、出掛けてきました。自分にとってのデリカの想い出は、やはり幼少期になぜか惹かれた2世代目の丸目モデルと、最初に勤めていた出版社所有の3世代目後期モデルでしょうかね。特に後者については、イヤな想い出、いや、違うな、辛かった、それもまた違うか、まぁ、若いがゆえのあれこれの想いが重なり、近寄りたくない、でも、懐かしい、そんな気分となりました。あとは、あれだ、4世代目の価格表を作るのがたいへんだったという想い出もありますやね。あの頃は新人でしたから、価格表なんぞ担当していましたが、数種類のルーフ、駆動方式、エンジンラインナップを、決まったフォーマット内にキレイに落とし込まなくてはならず、あれやこれやと苦労した覚えがあります。当時は、DTPではなく、写植でしたから、初校前に、文字を打ち出してもらって、切った貼ったして指示した覚えがあります。あとはあれだ、フロントエンジンとなった4世代目をベースに前面衝突についてのあれこれを書いた覚えもあります。いずれにしても、思うのは、やっぱりですね、何ものにも似ていない、独自の路線を貫くことの、大切さ、これがブランド性を作り上げるに必要なことなのだなと感じました。
 そうそう、今日のイベントで配布された資料の中にあった50周年記念ステッカーを見て、がく然としました。そこには、SINCE1968って書かれていましてね。そうなんです、このプレス向けイベントに出掛けるまでは、ほぅ、デリカも50年か、凄いなぁ、と、かなり他人事に思っていたのですが、実は、自分がSINCE1968でして、自らも50周年を迎えるのです、今年。なんかですね、とってもショックでした。50年掛けて、デリカというブランドを築き上げたモデルに対して、自らはまったくなにも為し得ていないという、この情けなさというか、なんというか。5世代のデリカを長めながら、強い衝撃を受け、ショックから唖然と、がく然としてしまいましたが、まぁ、帰りの電車の中ではそんなこととっとと忘れて、連休の能登行きのことをあれこれ妄想してワクワクしていましたから、まぁ、この先も変わることはないでしょうね、きっと。あ、肝心なデリカについては、今後、取材、執筆がありますので、その都度、想いを伝えしていくことにします。

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