#1507 美しさと、丁度いいバランスと、ロードスターRF。

 マツダが続きますと予告して、間が空きました。続いては、ロードスターRF。#1434にて触れましたが、美しいといわんばかりのクーペスタイルを作れること、これもマツダのアドバンテージだと感じています、つくづく。父親がファミリアロータリークーペから続いて、マツダのクーペを好んで乗っていたことも影響しているんだろうとは思いますが、それにしてもこのスタイリング、まさにうっとりといった感にあふれています。それ以上、表現のしようがないといった感じともいえましょうか。
 今回、借り出したのはVSのMT。ATのほうが良かったかなと思いつつ、購入するなら、これになるのだろうかと選択。乗り味については、重量が増した分もあるのでしょう、しっとり感が増していまして、快適性が高められていました。ハンドリングに関しても違和感に届くようなシャープさはなく、かといって緩さなど見当たらず、ただ、乗り味に固さは残るものの、それとてロードスターを操っている感の演出をしており、まったくもって不快に感じることはなく。そう、バランスがいい。
 エンジンとて、1.5LNAで十分であり、十二分。むしろ、軽快さというか、軽やかさを愉しめるという意味合いから、これ以上のパワーやトルクは不要。中回転域のトルクをしっかりと確保してあるし、高回転までそこそこに伸びていく。つまり、扱いやすし、愉しさがある。もちろん、これ以上のパワーをもったモデルの存在を否定したりはしません。これはこれで、ひとつの解といいましょうか、バランスを奏でており、無理しないという愉しさがあることを改めて感じた次第。前に書きました、アバルト124とは別物、まさにそれを感じました。そういった観点から、自分は、ロードスターのほうが好みかな、と。
 それにしても、美しい。でも、価格はそれなり。セカンドカーとして所有するには、難しいですな。あ、ルーフの開閉作動速度10km/h以下となっており、もう少し高い速度までOKかと思っていたので、走行中に操作して作動停止となり、ちょっと恥ずかしい想いをしました。

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