#1468 やっぱり、トルクだと思うんです、クルマって、という話(BMW・M140i)。
BMW試乗記、続いてはM140iです。あれです、1シリーズに6気筒3.0Lターボエンジンを載せて、M風味を仕立てたモデル。ディーゼルエンジンでも必ず言いますけどね、やっぱりね、エンジンはトルクなんです。だからといってレスポンスが犠牲になるのもなんですが、まずはトルクです。というわけで、このM140iに搭載されている直6ターボは最大トルク500Nmを1520回転〜4500回転まで発生させ続けるという、聞いただけでうっとりしてしまうスペックを誇っています。しかしですね、それがですね、暴力的ではない。日常域は意外にもジェントルなフィーリングでして、まったくもって、いやになっちゃう。あ、ダメというのではなく、仕立て方が上手いなぁとひたすらに感心してしまうという意味合いで。
さらにですね、乗り心地がしっかりと確保してあって、とても好印象。タイヤサイズはフロントが225/40R18、リアが245/35R18としていますが、これがですね、タイヤの扁平率を言い訳にしない乗り心地を確保してありまして、ひたすらにため息。具体的にいいますと、ストローク量はありませんし、ストローク感を意識させるようなフィーリングにもありませんが、その中で、実に美しく動き回るといった感がありまして、突き上げ感を出しません。それでいながら、ハンドリングにおいてはコーナーでロールを感じさせる、つまり荷重移動を感じさせるという、何ともかんともな仕立てになっており、絶品。
ま、その価格590万円。そもそも1シリーズは310万円から始まることを考えると、その価格差は280万円にもなりますが、M140iの仕立てはチューニング費(差額)以上を感じさせます。つまり、お買い得かと。ただですね、その少し先にM2クーペが768万円で見えていますから、それを考えると、なかなか選び辛い。ほら、フルチューチューンなコンプリートモデルがあと170万円とちょっと支払うと手に入るわけですから。といいつつ、それって、クルマ1台が購入できる価格ではありますけどね。
さらにですね、乗り心地がしっかりと確保してあって、とても好印象。タイヤサイズはフロントが225/40R18、リアが245/35R18としていますが、これがですね、タイヤの扁平率を言い訳にしない乗り心地を確保してありまして、ひたすらにため息。具体的にいいますと、ストローク量はありませんし、ストローク感を意識させるようなフィーリングにもありませんが、その中で、実に美しく動き回るといった感がありまして、突き上げ感を出しません。それでいながら、ハンドリングにおいてはコーナーでロールを感じさせる、つまり荷重移動を感じさせるという、何ともかんともな仕立てになっており、絶品。
ま、その価格590万円。そもそも1シリーズは310万円から始まることを考えると、その価格差は280万円にもなりますが、M140iの仕立てはチューニング費(差額)以上を感じさせます。つまり、お買い得かと。ただですね、その少し先にM2クーペが768万円で見えていますから、それを考えると、なかなか選び辛い。ほら、フルチューチューンなコンプリートモデルがあと170万円とちょっと支払うと手に入るわけですから。といいつつ、それって、クルマ1台が購入できる価格ではありますけどね。