#1293 5Cを使い続ける宣言を撤回し、6sを絶賛するに至った、携帯電話話。

 唐突にiPhone6sを手に入れました。あ、自分に対しては、唐突な行動が多いように見られていますが、実は表立っての行動を差し控えているだけで、裏ではじっくりとあれこれ考え、作戦を練っていたりします。石橋をこれでもかと叩きながら、その姿を見せることなく、渡る時には、何事もなかったかのように颯爽と渡る……、ま、そんなスタンスですな。今回の行動のきっかけは、例の国の指示から、まさに最後とばかりの大盤振る舞いなインセンティブ、いやいや、えっと、その、あの、大サービスがあったから。この先、どうなるかが見えていませんから、今、飛びつくのはどうかとも思ったのですが、まぁ、損をしないライン、妥協点を探り……、結果、今のMVNOとほぼ変わらぬことを確認して行動に出たというわけです。つまり、石橋をかなり叩いての行動ですな。で、結果として、想定外であった64GBを、そのうち1台はローズゴールドでしたので、上出来でしょう。
 ちなみに、前回、"もらってきた"時は、契約カウンターでちょっと、いや、少し、いや、もうちょっとか、いやいや、もっとか、イヤな想いをしました。まぁ、それがキャッシュバック分、つまり対価分なのだろうと捉えていましたが、今回は、最初から最後まで喜ばしいことばかりで、店員さんの対応もとても良く、条件も含めて、途中、やっぱりこの条件では契約できませんね、と言われるんじゃないかと、ハラハラしていました。で、契約手続きをしながら、店員さんとあれやこれやと世間話といいますか、現在の携帯電話販売の根本的な問題点な話のあれこれをしてきたんですが、かいつまんで言いますとね、販売する側に、お客さんの立場になるという目線があるか、それともすべては利益を優先させるというスタンスにあるか、やはり、そこにキーがあることを再認識しました。もちろん、彼らもそれはしたくないけど、仕方ない、ことも分かっているようで。
 ですから、いくら表面を是正しようと、指示しようと、方法だけを変えただけでは、結果、根本は変わらぬままになる。そもそも、実質0円という言葉が出てきたのも、携帯電話本体価格の大幅値引きは好ましくないって話から編み出された販売方法でしたし。個人的には、実質0円って販売スタイルはかまわんと思っています。それが利用料からの割引条件なのですから。ただ、その説明というかアピールというか、が、まずい。結局のところ実質0円なんですけどね……、ではなく、0円というキャッチワードだけが前面に打ち出され、実質という単語がごまかしかのように、しかも小さく添えられ、そしてあたかも購入者を騙すかのような印象を与えてしまっている。個人的には2年間の縛りもあっていいと思っています。ただ、解約の縛りが解けるのが2年ごとってのは、好ましくありませんし、いざとなると、割引適用期間とそれがズレていたりすることにも、おかしさを感じます。
 というわけで、iPhone5CからiPhone6sへと、世代にして3世代分の進化となりましたが、まぁ、予想どおり、予測以上。画面サイズは数分で慣れてしまって、5Cの画面を見たら、ちいさー、と思ってしまったほど。1日も経たずして、6sのサイズがもはやデフォルトになってしまっています。あとは、3Dタッチは、やっぱり、オモシロイし、興味深さがある。長押ししてメニューが出るのと変わらないじゃんと言われてしまえばそれまでですが、その押し加減で操作を自在に行えるところに新しさといいましょうか、新しい操作性があります。なんていうんでしょうかね、クルマのMTモデルにおける、MTらしさってのは、実はシフトレバーをいじくることにあるのではなく、セレクトすることで、自在に速度やら挙動やらを操れる感があるという、らしさとでもいいましょうか、そんな感じ。と、まぁ、あれこれはまた後日に。
 で、業務連絡。キャリアはauになりました。電話番号は変わりませんし、Facetime系IDも変えていません。ただ、docomo間での通話無料プランを利用していた方は要注意。もちろん、キャリアメールも与えられましたが、使いませんので、あしからず。
 そうそう、今日の契約で店員さんから、Appleに飼いならされている人は……、という表現を使われたのですが、耳にしたところでイヤな気分に全くならず、むしろ、喜びを感じたのは……、あ、もはや、そこまで飼いならされているってことですな。かなり重症ですな、こりゃ。

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