#1287 付かず離れずの距離感を保っている、富士山との不思議な関係。

  人生の、仕事の大先輩たちから、ここを褒められることがあります、って話は過去にも触れましたが、クルマのことだけではなく、それ以外のネタがオモシロイと言われることがしばしば。でも、今、手元にあるのは、BMWの試乗会とVWの試乗会の話と……、あれこれクルマ話。しかも、まとめている時間がとれないという、なんともかんとも。というわけで、春菊話につづいて、無理矢理に、クルマ以外のネタを。富士山です。 
 取材で、先週金曜日に富士山麓へ出掛けてきました。今回は北側。って、12月に入ってから富士山周辺をうろちょろしています、なんなんでしょうか、この偶然は……。で、富士山話。富士山を見て育ったわけではありませんし、見慣れるというほどに身近な存在にあったわけでもありません。でも、うちの両親の実家は、富士山を挟んで反対側に位置していたりします。って、偶然ですが。ってのが、富士山と自分の関係なんですが、なんでしょうね、この山麓にいると落ち着く感じは。能登にいるのと似た、何か惹きつけられる感があります。ま、よく分かりませんが。
 そういえば、先日の取材は、例の季節外れの嵐が訪れた日でした。新年号に掲載するために富士山の写真はマストだったのですが、当日は、富士山が見えないどころか、雨と風で撮影どころではなく。ところがですね、予報を覆して午後になったら晴れ間が覗いて……、あれ、富士山の下のほうが見える気がする、あらら、富士山が裾野までばっちり見える。というわけで、無事撮影完了。
 なんなんでしょうかね、この偶然といいましょうか、迎えられた感じといいましょうか、は。ま、そんな不思議さを感じつつも、山麓に住みたいとはちっとも思わないのも、また理由があるんでしょうね、きっと。思うに、たぶん、富士山とは一生、付かず離れず、でも、結ばれない運命にあるんでしょう。え? オチ? ありません。あ、左の2枚の写真は、上が当初雲に隠れていた富士山、下が、姿を現した富士山。ちなみに、どこから見る富士山がいちばん好きか……、どこだろう。たぶん、本栖湖の辺りというか、スタックランドファーム付近から見る姿がいちばん好きかな。それか、朝霧高原でしょうか。大沢崩れにドキドキを覚えたりもしますしね。といいつつも、宝永山によるアクセントも好きだったりしますし……。あ、考えておきます、ちゃんと。

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