#1172 このままでは東京で広まらないと感じた、万願寺唐辛子。

 最近では東京でも万願寺唐辛子の苗を手に入れることができます。実のほうは、さすがに京都のスーパーのように普通には売られてはいませんが、まぁ、そのうちに……と思いつつ、たぶん、無理なんじゃないかなと思うことがありました、本日。
 写真は、苗売り場にて見つけた万願寺唐辛子の苗の説明看板なんですが、「辛味の少ない大実唐辛子」って……。辛味少ないじゃなくって、ないですし、唐辛子のでかいヤツというその表現もちょっと違うし。だいたい、いくら辛味が"少ない"ったってさ、こんな大きなサイズの辛いもん、説明文にあるように、焼いたって、炒めたって、煮たって……、食べないって。
 たしか、去年はこんな説明文なかったはずなのに、どうしたんだろうと思うこと、数秒、あ、あれですな、たぶん、辛いのがたまたま出て(ししとうにしても、たまに辛くなってしまうのが出ます)、それでお客さんからクレームが来て、で、それが担当者へと上手く伝わらなくって、こういう表現になってしまったんでしょうな。
 というわけで、こういう表現をされている限り、万願寺唐辛子が関東で広がることはないだろうなと、そんなことを感じたわけです。って、広がって欲しいってわけでもないので、どうでもいいんですが……。ちなみに、これに似た表現は、山梨県内の道の駅農産物売り場でも見かけましたっけ、昨年。
 ちなみに、万願寺唐辛子は、火を通すと甘味がとっても強くなり、ピーマンのようなクセもなくって、とっても美味しい京野菜です。煮込んだり、炒めたりせず、焼くだけといったシンプルな調理方法のほうが、その美味しさをダイレクトに味わうことができます。

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