#1124 天気予報も外した、桜満開な高尾周辺に降った、4月の雪の話。

 4月の雪と言われても、ちょっと季節外れの雪か程度にしか捉えられないのは、たぶん、雪の降るところにいることが多いからでしょうか。ただ、まぁ、東京で雪、しかも4月に、となれば珍しく、さらには、桜と雪という組み合わせは見たことはありませんでした。ということで、東京は東京でも高尾は朝から雪が降り、山は雪景色となりました。ただ、アスファルト路面には積もりませんでしたが。
 もちろん、出かけました。クルマの雪を払っておかねばと理由をつけて。高尾周辺でも少し標高があるところだと、桜はようやく満開を迎えたところでしたが、そんなところではごらんの有り様。写真で見ると、桜の淡いピンク色と、雪の白が、似たように見えてしまっていますが、実際に目にすると、この色合いのなんともきれいなこと。雪景色という静寂たる白さの中に、桜色えほのかに彩ったかのような風景が広がっておりまして、桜には申し訳ないんですが、穏やかな風景があちこちにありました。ま、人がいなかったことも、大きくプラスしていると感じましたが。
 で、どうせ出かけたんだからと、いつものダム湖巡りをしようと足を伸ばしたら……、あちらは雪は見当たらず。ただ、山の上は真っ白でしたから、……中略……、そのままに丹沢へと入っていきました。丹沢を縦断している県道は、足しげく通ったというよりは、走り抜けたルートですが、冬は完全凍結するため足を運ぶことは少なく。ただ、雪が降った直後は積雪&圧雪を求めてよく出かけていました。
 今日は、そんな降っていないだろうと足を運んだら……、気温も1度止まりで、アスファルト路面にはまったく雪は積もっておらず。ただ、降ったばかりの雪で、山並みはきれいな雪景色となっていましたが(いちばん下)。そんな中で、丹沢でも咲き始めた山桜がいくつかありまして、山桜たる存在感を、さらに強調するかのように見えました(下から2番目)。って、かなり寒そうに見えましたけどもね。
 丹沢散策は、標高が一気に上がる手前で引き返してきました。夕方にさしかかっていましたんで。それにしても、走るの緊張しました。狭いから? 雪が降っていたから? 違います。昼間だからです。いつも夜走っていたもんで。クルマのすれ違いができないタイトさとブラインドコーナーが続く道は、夜のヘッドランプ頼り(対向車)のほうが走りやすいのです。鹿と激突しそうになりますけど。

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