#1057 価格や装備やパフォーマンスに差はあれども、どれに乗ってもBMW。

 書きたいことはあれこれあれども、時間がなくというよりは、気分が乗らぬこともあって、放置になっていました。仕事はひと段落を……と言いたかったのですが、26日まで取材が入り、さらにはこれから発注ながら正月明けには納品という仕事もあって、落ち着きませぬ。ま、これが年末というものなのでしょうな。
 ま、そんな話はさておき、書いておかねばならぬネタをつらつらと。まずは、BMWグループのフルラインナップ試乗会から。
 最近、よく見かけるようになった3シリーズディーゼル(いちばん上)ですが、久しぶりの乗ってみたところ、やっぱりいいですな。トルク量とトルクフィーリングとが、ゆとりとスポーティをバランスさせていて、実にいい。ディーゼルエンジンに乗ると、仕事仲間でも、まずはうるさいねとマイナス評価をする人もいますが、まぁ、そのとおり。どこをピックアップするかで、評価は変わりますが、個人的には、音やら振動やらよりも、フィーリング重視であるがゆえに、気になりませぬ。まぁ、なんだかんだ絶賛したところで、ディーゼルエンジンは万人向けではないことを再認識。
 4シリーズベースということで名称を新たにしたM4(写真真ん中)ですが、これが良かった。実に良かった。というか、さすがBMWと言わんばかりの良さ。ハイパフォーマンスモデルでありながら、よくぞ、ここまで快適性を表現できましたな、ってところも、絶賛。それでいながら1シリーズのレギュラーモデルからも感じるBMWらしさは、このM4からも感じられますから、その作り込みというか、方向性に戸惑いがないことやら、ひたすらに感心しきりでした。
 2世代目となったX6にも感激。これだけの大径、かつ低扁平率タイヤをよくぞ履きこなしましたな、ってところと、異端たるキャラクターをハンドリングにも上手く表現しており、買う理由を明確にしているところも好印象。どうせ売れないからではなく、この異端を好む人が満足できる内容に仕立てていることがポイント、と。
 と簡単に感じたことを並べましたが、ま、そんな感じ。となると、ますます2シリーズアクティブツアラーの仕上がりに、おや? を覚えるわけですが、って、ロングドライブに連れ出さないといかんですな、やっぱり。

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