#1047 「糸」のヒットにみる、商売たるあれやこれや、って話。 

中島みゆきの「」が、ヒットしているとか。はぁ、92年のアルバム(写真は例のごとくアフィリエイトが張ってあります。曲名のリンクはiTunesへのアフィリエイトなし)に入った曲ですから、今から20年以上も前の作品。まぁ、そんなこともあるんですなぁ、と思いつつ、調べてみたら、かなりの数、カバーされているようで、ちょっとビックリ。正直、何を今更を感じつつ、まぁ、こういう曲がない現状ゆえに、いい意味での良い曲として、悪い意味での商売的なアプローチ含めて、注目されているようで。
 個人的な好みの話にもなりますが、この頃のアルバムの中でも最後の曲(糸もそう)は、良曲が多いと思います。名曲というよりは、良曲。withやら、ローリングやら、吹雪やら、肩に降る雨やら、ファイト!もそうですな。
 糸は、wedding songでも使われているようですが、そういう観点からすると、withも使われてもよさそうなもんですが、単語だけ取り上げるとむなしさやら裏切りやら、マイナスイメージな言葉があるから、使いにくいのでしょうかね。それにしても、90年代前半の曲が、少々前からカバーされるってなきっかけがあったとはいえ、20年後にヒットするとは、ちょっとびっくり。といいますか、何故、今かってのは、どうでも良くって、いいものはいい、そういうことなんでしょうな。
 ちなみに、糸のカバー、あれこれ聴きましたが、これはありだなと感じたのは、サラ・オレイン岩崎宏美の歌い方でした。オリジナリティとは異なる、なんていうんでしょうかね、歌い手として歌えているって意味合いで。なんて、検索された時点で、商売としては成功ってことになるのか。知らなかった歌い手の存在を知るわけですから。となると、いわゆるカバーという方法も、商売手法としてはありなんですな。

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