#985 東京スバル本社ショールームで感じた、今のスバルと、これからのスバル。

 取材が愉しいと原稿も愉しく書ける……、というわけでもなく、愉しければ愉しいほど、実はまとめ辛かったりするものです。文章量が爆発してしまうとか、想いをまとめきれないとか、あれやこれや。
 今日の取材も、そんな愉しい取材となりました。次号クラブレガシィで展開する、EJ型エンジンのまとめ話と、 EyeSightVer.3の開発者インタビュー。スケジュールの都合から、立て続けのインタビューとなりましたが、あれやこれやおもしろい話が出てきました。その詳細は、次号のクラブレガシィをご覧くださいって感じではありますが、ま、ひとことで言うならば、諦めずに続けてきたことが、今のあれこれにつながっているってことが、印象的でした。
 それは、ターボエンジンの継続やら、アイサイト(以前はADAと呼んでいた)といった、技術のあれやこれや。ここまでやりますか? という開発陣の想いやら、まぁ、あれやこれや。
 インタビューでは、最近、スバルに惹きつけられた人たちなんて話題にまで飛びましたが、写真の移転したスバル東京本社と新しくなった東京スバル本社(同じビル)にある1Fのショールームへと訪れてきた人たちを見ていると、今、スバルに期待されるあれこれって、そういうことなんだなって改めて思います。たとえば、ショールームでは、アイサイトという名称は知っていても、要になるハードウェアを指させず、さらにそれが搭載された車名を言えずという方を見かけました。そう、まさしく、スバルになんとなく引き寄せられた人たちですな。
 さて、これからスバルはどうなるんでしょうかね。個人的には、C、Dセグだけで、どうやってスバルブランドを確固たるものにしていくのかにキーがあるような気がしています。ま、このショールームを眺めていると、大丈夫かなという予感はありますな。トイレはちょっとコンパクト過ぎかと思いますが……。

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