#950 リフレッシュってのは、日々の楽しさの再認識に意義がある、ってな話。

 無謀というか、大胆というか、今年の夏休みは、八ヶ岳の貸別荘を5日間連続で借りまして、知人たちと過ごしてきました。
 それにしても4泊5日は……、短かった。ほんとにあっという間でした。日々、イベントを予定してはいましたが、それほど大掛かりなものではなく、1日ごとにひとつずつ、お祭り、お招きに与って出かける、焼き肉屋、花火、程度。文字にすると、たったそれだけなんですが、それぞれがとてもとてもとてもとても濃いものだったので、その充実感と充足感とは、かなりかなりかなりかなり深く。何もないようですることは多く、そこには楽しさがあふれていた、ってな、そんな日々を過ごしてきました。
 ここに掲載した写真は、そんな八ヶ岳でのシーンのあれやこれや。センスある人の手にかかると、食卓はこうも変わるかと驚かされ、ビートルカブリオレをオープンにしておっさん4人で乗って、信州の奇祭に驚きを覚え、停滞する前線が作り上げた美しい景色に見惚れ、雨のために会場へ出かけること断念していた花火大会が行かずして別荘から見えたり、なんだかんだいいながらも青空が時折のぞいたり……。
 写真から伝わってくるあれこれは、個性あふれる知人たちと、キャラクターの強いクルマと、大量のとうもろこしと地元の新鮮な素材とおいしいパンと、シェフの腕前と体験をベースにした深い話と、天気はイマイチでしたが、八ヶ岳という場所と、ま、そんなあれこれがもたらした相乗的な楽しさとでも言いましょうかね。
 で、あらためて感じるのは、連泊という遊び方と、それを心に残るものへと引き上げるためのスタンスの大切さ。なんてことは、幾度となく語っていますが、ま、そういうことなんだと思います。簡潔に表現するならば、とことん遊ぶこと。後先ばかりを考えるのではなく、後先を後にして、とことん遊ぶこと。その、とことんぶりが深ければ深いほどに、得るものは相乗的に大きくなるものです。
 リフレッシュとは、体力的な疲れを癒すことだけを意味せず、人生の過ごし方、楽しみ方を、再認識することに、その意義があるように思います。あとは、日常は持ち込まないほうが、より豊かになれることも再認識。テレビであるとか、東京でも買える加工食品とか。
 あ、個人的には、体力的に無理を強いたとしても、得るものがあるのならば、それもリフレッシュと呼べるんじゃないかなとも思いました。今、疲労困憊していますが、リフレッシュによって得られたあれこれは、まさにフレッシュそのものですから。って、あ、そうか、プライベート1000kmドライブなんか、まさに、自分なりのリフレッシュ術、なのですな。そうか、そうか。
 ということで、集った仲間たちと、お世話になった人たちに、ひたすらに多謝。

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