#815 VIZIVⅡコンセプトに感じた、スバルSUVが目指す、その先。

 昨日より、ようやくクラブレガシィの原稿に取りかかっていますが、って、そうなんです、3月26日発売号の原稿、今、書いています。さて、そんなスバルのネタを書くにあたって、あれこれと取材メモやら資料を見てると、原稿とは関係ないあれこれが思い浮かぶもので。というわけで、原稿書き、小休止。
 ひとりで言い続けていますが、スバルはSUVってカテゴリーで何か打って出ようとしている気がしています。現状ラインナップを維持しながら、そこに新型車種を加えて、ほかとは違うSUVブランドを作り上げようとしているような、そんな感じ。ジュネーブショーのホームページでも、画像一番上のように、ショーのトピックとしてSUVをピックアップしていますし。
 実は、すでに発表されている2台のコンセプトモデルがそのキーを握っていると見ています。この度のジュネーブショーでVIZIVⅡコンセプト(画像2番目)にて次のステップを表現したことで、その流れがおぼろげながら見えてきたような気がします。リア2モーターによるAWDがクローズアップされていますが、新しく提案されたサイズ感とデザインからは、具体的なあれこれが見えているかなと。ADVANCED TOURER CONCEPTがLEVORGへと流れたように。ってことは、2年後なのかな。ただ、このサイズ感、どうしたってXVにぶつかります。でも重ねながらも違うモデルとして仕立てるんでしょう、きっと。XVをハッチバック+αとして、こっちはブランニューSUVって位置づけにするんでしょうな。
 で、もう1台、SUBARU CROSS SPORT DESIGN CONCEPT(画像いちばん下)が、まさにスバルSUVブランドを作り上げるキーを握っているように捉えています。どうみたって、BRZベース。販売台数を強烈に牽引しなくてもいい、でも、スバルのSUVはほかのブランドとは異なるスポーティさがあることをダイレクトに表現できるモデル、と。そんな流れからするとFRのままであっても、それは十二分にトピックとなり得るわけで……。
 あとは、トライベッカの流れ。近いうちに次期型アウトバックが発表されるようですが、レガシィとどこまで決別させたがポイントでしょうかね。

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