#779 雪を払うことなく放置してたら、何事もなく生き残った春菊。

 雪解けは一気に進んでいますが、そもそも降った量が多いために、まだ残っています。というか、とんでもない量が残っており、雪かきで積まれた山があちこちにありますし、駐車場に積もった雪がバンパーを遙かに超える高さで、出るに出られないクルマも見かけますし、たとえ駐車場から出られたしても坂道を登れないクルマで道路は大渋滞を起こしています。
 我が家のバルコニーも雪であふれていましたが、1日であっという間に雪は消えてしまいました。で、植物はといえば、雪にあたって絶えたと思っていた春菊が何事もなく残っていました。ただし、助かったのは雪を払わなかったプランターの株(写真)で、雪を懸命に払っていたほうはかなりのダメージを食らっています。
 で、どうしてこの差が生まれたかを、農業を学んだ知人に訊いてみました。そもそも、植物ってのは、基本的に-4℃になると中の水分が凍結するために枯れてしまうのですが、雪を被っていると、その中は気温はそこまでは落ち込まず、結果、枯れないと。ただ、付着した雪が中途半端に溶けてそのままに冷え込んで凍ったりすると枯れてしまうようで。そうなんです、我が家の生き残った春菊は雪によって守られ、ダメージを受けた春菊は中途半端に雪を払ったことで株の間にまで雪が入り、さらにこのプランターは少々影になるところにあったため溶けかけた雪が凍ってダメージを与えたと(気温は氷点下にはならなかったので外気温が要因ではないと判断)。
 とはいっても、まぁ、株そのものはいくつか生きていそうですから、復活を待ちましょうかね。ちなみに、生き残ったほうは、種を蒔いたのではなく、間引きした株を捨てるかのように放置したのに、勝手に根を伸ばしていたもの。植物ってのは放置したほうが、よく育つような気がします。

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