#763 気付いたらiPadが増えていた話と、ショートカットアイコンの話。

 とってもお世話になっているご夫妻(大先輩)の奥さんから、宛名印刷ソフトにて書体を変えたいのだけど分からないという問いがありまして、ご自宅へうかがいました。で、触ってみたものの、分からなかった、たどり着けなかった。というわけで、それは宿題として持ち帰りましたが、ゆくゆくはその奥さんもiPadを手にするって話がありまして、となると、いまさらにPCの操作法を覚えなくてもいいのではないか、と気付きましてね。ならば、早々に移行したほうがいいのではないかと。
 ……中略……、気付いたらビッグカメラの契約カウンターに座ってました。行動力のあるご夫婦だとは知っていましたし、自分も即行動派ではありますから、ま、不思議ではないんですが、客観的にあの1日を振り返ってみると、スゴかった。そして、どうせ二度手間になるならばと、そこにモバイルルーターの契約も加わりましたので、なかなかの行動力だったと思います。
 というわけで、その日のうちにiPad2台の設定となりました。で、これまで使われていたご主人のiPad3のホーム画面に、以前より不思議なアイコンがあることはなんとなく気付いていたんですが、いざ再設定の段になって調べてみたら、これ、指定URLアクセスへのショートカットでした。それをタップするだけで、Safariが起動して、そのURLのページを開くというショートカットアイコン。まさに、アプリ起動感覚ですな。いや、知らなかった。これって、いつからなんでしょうかって、調べたらiOS6にはすでにあった機能のようで。
 いや、そもそもですね、アプリケーションとweb(アプリケーション)の違いは、常々、PCを使いにくく、分かりにくくしており、誰でも使えようにするという観点からすると大きなネックになっていると感じていました。アプリケーションとは何か、webブラウジングとは何かが分かっている人には関係のない話なのですが、分からない人にとっては、それによって使い方を分かりにくくしてしまっています。たとえば、天気予報を見るにはSafariからアクセスする一方、電車時刻を調べるのはアプリから見る(実際にはアプリだけで完結しますけど)ってな、そんなところの話。で、このURLのショートカットを使うと、webメールやらも、アプリのように振る舞うことができるわけで、そこに、iCloudキーチェーンも加わると、たびたびのパスワード入力も不要となりますから、まさに、アプリライクな使い勝手(起動)となります。ほほぅ、ほほぅ。
 んー、パソコンになかなか馴染めないと感じている人は、馴染む努力などせずに、とっととタブレットに触れたほうがいいのだな、なんてことを実感した1日でした。

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