#754 レヴォーグに乗ったらば、世代の差を感じてしまった、86とBRZ。

 レヴォーグプロトタイプ試乗会の翌日は86に乗っていました。スバルのBRZじゃなくて、トヨタの86。そんなわけで、自然と両車を比較してしまうわけですが、好き嫌いやら、FRとAWDやら、クーペとツアラーって、違いはありますが、あるんですが、そこには世代感が確実に存在していました。キャラクターが違うから比較しようがないところもありますが、それにしても違った。あ、ここでは、86=BRZと捉えていることが前提となっていますが。
 その分かりやすいところは、質感。それは、インテリアから、デザインから、もちろん、走りに至るまで。特に走りに対する質感は、86には、スバル流ではなく、トヨタ流の味付けが表現されたことを除いたとしても、やっぱり差があります。簡単に言いますと、シャシーのしなやかさ。
 なんだろう、分かりやすくいうと、荷重移動を愉しめるかって点かな。いや、86も曲がるんですが、そこに曲がった! という愉しさが少ないように感じるのです。曲げた! ではなく、曲がった! って、愉しさ。でも、ドライビングプレジャーはあります。しっかりとあります。そして、その走る愉しさと装備の質感が見合っていない(これはBRZも同罪)。これは以前から多少は気になっていましたが、レヴォーグの全てに妥協しないというスタンスを知ってしまうと、あれ、おや、どうした? なるほどね……を感じてしまうわけです。
 ただ、86とBRZも大改良してくるでしょうから、そんな改良モデルに期待してますし、唯一無二という存在も含めて、あらためてありがたさを感じましたが。写真は、そんなひとこまから。最近、逆光&アンダーな写真が好みです。あのカメラマンの影響であることはいうまでもありません。違うとか言われそうですけど。

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