#730 とってもいい、WIREDのマツダデザイナーへのインタビュー記事。

 リツイートしただけで、ここではまだ触れていなかったと思いますが、とてもいいインタビュー記事を見かけました。それはWIREDでのマツダのデザイン本部長 前田育男氏へのインタビュー記事→。そのアプローチは、自動車雑誌的ではなく、あくまでもカルチャー誌的であり、とてもいいまとめ方をしており、マツダの今と、マツダのこれからを、デザイナーという視点を通してよく表現しています。あ、ヨシダとの付き合いが深い方はご存知のとおり、同業者の仕事をここまで表に出して褒めることはあまりありません。それほどに感心した企画でした。
 で、そんなインタビューの対象となっていた前田さんと久しぶりに話す機会があって、そんなあれこれを訊いたんですが、やっぱり取材そのものがちゃんとしていたようです。それはインタビューする側も、それに応える(マツダ)側も。取材の場が充実していると、それが結果としていい作品(記事)を生むんだな、なんてことを感じつつ、その現場をちょっとうらやましく感じましたが。ちなみに、インタビュー記事以外の前田さんと雑談のあれこれは触れないでおきますが、これからのマツダはぶれない、そんな言葉が印象的だったとだけ、書いておきましょうかね。
 話は飛びますが、インタビューといえば、最近、インタビューが上手ですね、と言われることが多くなりました。ありがたいことです。もちろん、昨年に自分がインタビューされた時のことや、このWIREDの記事を読んでいると、まだまだスキル不足やら至らないあれこれを痛感しますが、一方で、自分なりの自信があったりもします、そう自分なりのね。自分でなければ引き出せないインタビューができるという自信。あとは、いつも愉しそうにお話されてますよね、とも言われるかな。笑い声が絶えないインタビューですね、とも。もちろん、それ、意識してます。そうなんです、意識してます。
 そうか、インタビュアーを極めるのもいいかもしれませんな。久しぶりの会話の後、そんなことまで感じました。ちなみに、聞き手であるインタビュアーと、それを文章にまとめるライターは、この業界では別役だったりします。アスキーCapeX時代にそれを知った時、ちょっとしたショックを受けました。画像はアテンザつながりってことで、秋に走ってきた能登半島でのヒトコマ。

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