#703 やっぱり、999は馴染まなかったので、888を引っ張り出した話。

 で、#702のキーボード話の続き。あまりにミスタッチが多いのは、自分が思っているほど指が持ち上がっていない、つまり、きっと自分の老化のせいだろうと思っていました。もちろん、それもあるとは思いますが、どうやらキーボードにも要因があることがわかりました。というのも、先日、飛行機にてMacBookAirで原稿書きをしていたら、ミスタッチがやたらと少なく。そもそも、あのペタペタキータッチは好きではないのですが、あらためて使ってみると、指の動かし方(水平移動ね)に対しては実に柔軟に付いてくるキーボードであることを再確認しまして……。って、そうなんです、やはり自宅のキーボードがいかんのだなという結論に達したわけです。
 ここで書いたんだっけかな、半年ぐらい前に、我が家最後の在庫となったMacway(新品)を下ろしました。といっても、10年以上前のキーボードで、ヤフーオークションで新品を落札して保管しておいた、最終モデルのTP-999。コストダウンされた後のモデルゆえにキータッチはまったくもって好みではないのですが、使っているうちにやれてくるかなと思って使っていましたが、少々の文字打ちなら、その不満も気にならなかったものの、連日、1万字の入力ともなると、トータルストレスもかなりになっていたようで、ミスタッチが続発していたようです。
 そして、戻しました、TP-888に。そもそも、なんで切り替えたんだっけかなと思いながら古いキーボードを打ってみれば、句点が打てず、さらに、“K”が2つ打ちに……。句点は簡単清掃にて使えるようになりましたが、Kだけは、どうしようもなく。ただ、原稿にもKK、つまり、“っ”が入っていることが多くなり、親友からも指摘されたので、再度、清掃を試みました。今度は分解して、清掃。そしたら、直った。このなんとかなっちゃう、なんとかできる構造ってのは、いいもんですね。最新の製品では分解すら許されない構造になっているものが多いですから。
 で、なんだっけか、TP-888ね、やっぱり、いいです。指を持ち上げる動作が少なくて済む。ストローク量は多いんですが、指先でキートップをなぞりつつ、目的のキーの上にきたら、すっと力を入れると、スコーンとキーに吸い込まれるかのように押し込める。そんな滑らかな動きを許してくれるキーボードなんです。んー、これで、原稿書きのスピードもさらに上がることでしょう。
 ということで、連休も原稿書き。って、たぶん、これが今年最後の執筆になるのかな。

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