#698 あと少しもありますけど、ようやく自分を取り戻した最新型グランドチェロキー。

 ドタバタと原稿書きが終わって、今年の仕事もそろそろ終わりかと思ったら、まだまだでした。いや、ありがたいことなんですが。というわけで、今日はグランドチェロキーの試乗をしてきました。あと、コンパスも。
 両車を比較する企画ではありませんでしたが、やっぱり最新ってこともあって、現行型グランドチェロキーのクオリティの高さが引き立てられてしまった印象がとても強かった。なんでしょうね、コンパスも、以前は悪くないと感じていたんですが、まぁ、たぶん、一昨日にBMWに一気乗りしたことも残ってしまっていたんでしょう。
 ただ、そんな差し引きをしたとしても、グランドチェロキーはいい。とってもいい。ジープたるシャシーの緩さを残したままに、その動きに質感を与えています。つまり、決して、締めあげてはいないと。だから、とてもいい。無理矢理スポーティに仕立てたSUVになっていないところがいい。エンジンもその動きに見合った、軽快感を上手くバランスさせていて、これがとてもいい。で、パーシャルで1200回転で走行するもんだから、燃費もいい。いや、以前と比べると。惜しむべきは18インチでもまだ行き過ぎ感があること(本国では17インチあり)、リアシートのポジショの快適性不足でしょうかね。座面長が短く、ならばと足を投げ出すとフロントシート下にぶつかり、で、結局、ポジションが決まらず。そんなリアシートは、相変わらず、代々引き継がれているところでもありますな。
 さて、そんな原稿を連休中に仕上げなければなりません。たいしたことないだろうと思ったら8ページもあるそうで。ただ、丸1日使えるというから、それほどたいへんでもないかなと思ってみたりして。そうなんです、連日の原稿書きで、もはや、そう感じてしまうようになりました。

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