#682 心が動かされるに必要なのは、ニュートラルなスタンス、ってな話。

 都心へ出かけた時は、あれこれと用事を詰め込みます。今日は、ライブが主目的でしたが、ついでに渋谷で自分のポスターを眺め、ついでに散髪もする予定でいたところ、散髪は担当者が休みゆえに延期に。ということで、ポスター見学の後は、EPOのライブへと足を運びました。
 で、ライブの話。実は、昨晩にちょいとイヤな気分にさせられることがあり、この気分のまま出かけても愉しめないかなと思っておりました。でも、当日にその難問をスルーする方法を見つけて解決して、で、ライブへと足を運んだら、サウンドがすんなりと自分の中に入ってくる、入ってくる。そうなんです、心を無防備にできるようになると、つまり、受け入れるというスタンスを意識できるようになると、そのサウンドたるは心へとストレートに届くものでして。逆にいえば、何かがあって、心を開けないでいると、何も受け取れないわけで。
 そして、素直さにあふれたままに場にいると、曲に過去を重ねたりしていないのに、なんなんだこれとばかりに一気に感情が湧きだしてきます。悲しいとかうれしいとか、そういうのとは全く異なる感情。これが、スゴイんだ。それこそ突然に、一気に湧きだして、号泣を超えて、嗚咽しそうになる、と表現すると大げさですが、抑えられないってな感じはお似ているのかなと。そのきっかけは、簡単な言葉だったり、メロディだったり、妄想だったりするんですが。この感覚、ちょっと忘れていました。いかん、いかん。
 昨年のライブでは、隣人のネガティブな雰囲気に巻き込まれてしまって、そんな感情も湧き上がらないままに終わっていたんですが、今回は、過去に時間をともにした人を誘ったこともあって、すべてがプラスへと転換されたような気がします。そうなんですね、やはり受け手のスタンス次第を感じまして。そう考えると、昨日の富士山を眺めて心を素直にされたことも、当日にイヤな気分の解決策を見つけられたことも、ライブ前にジープオーナーと出会ったことも、プラスに働いていたような気がします。そう、すべてがそこへと帰結していったとでもいいましょうかね。
 写真は、会場にて先行発売されていたCD。その内容になんか違うな感を覚えながらも、心を豊かにしてくれるサウンドです、と、カードを付けて、ライブ中にふっと想いが募った人へと送りました。音楽ならばデータでいいじゃないか? いや、カタチあるモノほうが、想いを込められますし、そして、想いを受け取れるものなのです、この世代(以上)ってのは。

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