#677 狎れた取材ゆえに愉しくもあり、でも、ミスもあった、ジープな取材。

 今日はジープな取材でした。フェイスリフトしたグランドチェロキーと、ラングラーを引き連れて。性格をよく知っているクルマと、気心しれたスタッフたちと、お世話になっているオフロードコースのオーナーと、まさに勝手知ったる取材でしたから、悪い意味の緊張感はなかったのですが、オフロードコースではいい意味での緊張感が走りまして。って、一昨昨日に走ったばかりのコースですが、ほら、広報車ゆえに、傷を付けてはならんもんで。……中略……、ホイールを岩にこすりました。すみません、と、公開懺悔。いい訳はいくらでもできますが、……中略……、未熟ゆえのこと。すみません。
 と深く反省している話はさておき、新しいグランドチェロキーはとってもいいクルマだと再認識しました。たとえば、乗り味の面で、オンロードでの不満が消え去って、むしろ、SUVたる乗り味を生かしたオンロード走行性能を手に入れていることが挙げられます。乗る人を選ばなくなったと言ってもいいでしょう。そのデザインにも質感を表現できたことで、悪い意味でもやっぱりジープだね、が見あたらなくなりました。もちろん、比較してしまえば、うちのグランドチェロキーは、ずたぼろ。というか、たった2世代差しかないのに、ずいぶんとステップアップして遠くへと行ってしまったんだなぁと、おいてけぼりを食らったかのような、置き去り感を覚えました。今日撮影に連れ出したのは、コイルスプリングのラレードですが、ラレードで十分、といいますか、ラレードのほうがいいと強く感じました。なんて話は、12月中旬に発刊予定の本の中で。どうやら、とうとうと語るページ数が用意されているようですので。いや、その分、大量の原稿書きが待っているってことなんですけどね。ってか、12月中旬に発売から、締め切りを逆算すると……、って考えないほうがよさそうですな。
 それにしても、今日は、気持ちのよい1日でした。写真の富士山は、行きと帰りに見えたもので、朝と夕刻。富士山ってのは、場所や時刻によって、様々な表情を見せてくれるもので、その意外性というか、出会いにも魅力があるものです。って、仕事をそれになぞらえるのは無理がありますが、そんな発見と驚きは、似ているのかもしれません。
 そうそう、富士山の写真を知人に送ったら、構図がいいねと返信が。おっと、分かってるじゃんと思いつつ、適当に撮ったものですと返しておきました。

このブログの人気の投稿

#1297 イチオシに変わりなかった、ルノー ルーテシア ゼン MT。

#1113 5年目にして……、トラブルではなかった、後付けサンルーフのあれこれ。

#1735 快適すぎるし、愉しすぎる。想像していたその先に到達していた、プジョー308。