#657 練られた脚本と実現してしまう現場に感服なONCE UPON A TIME。

 日本での放送がはじまったONCE UPON A TIMEですが、アメリカ本国ではシーズン3へ突入し、さらにスピンオフのONCE UPON A TIME in Wonderlandがスタートしています。スタートした当初は1話だけ見た記憶がある程度で、あまり気にしておらず、どちらかといえば、同じおとぎ話系ベースで、Sean Hayesがプロデューサーに加わったGRIMM(こちらはNBC)に感心がありました。それこそ、良く練られた脚本と、それを再現してしまうCGやら、予算に感心した覚えがあるんですが、いつしか見なくなっていました。
 で、ONCE UPON A TIMEの日本放送。あらためて観ますと、まぁ、おもしろい。というか、やはり脚本がよく練られています。その大枠としては、そのおとぎ話、実はね……、という裏というか、別展開をベースに、あれこれとストーリーが展開していきます。だからこそ、よく練られた脚本が必要になるわけですし、架空をビジュアルとして表現するわけですから、って、つまり映像ならばCGに頼るために相当な予算も必要になります。Wickedはミュージカルにてそれを実現していますが、表現手法はいろいろあれども、これら作品にはハイレベルなクリエイティブを感じます。いかに妄想できるか、って話でもあるんですが、これら作品を観ていると自分のレベルの妄想とは遙かに異なるレベルを感じ、自分の才能のなさに落ち込んだりもします。だから、製作現場に関われたら愉しいだろうなとも思うのですが。
 ただ、ONCE UPON A TIME in Wonderlandは、すでに4話目にて、続けられるんだろうかという危惧を感じています。アリスの世界がベースになっているため、あまりにもCGが多すぎて、そのクオリティと予算が続くかを、勝手に心配していまして……。ちなみに、本家のほうは、シーズン3にて、ピーターパンが悪役になっているという、ある意味のなんでもあり状態になってきていますから、こちらは、脚本の行き過ぎ、はちゃめちゃぶり具合にちょっと心配していたりします。
 そうそう、HOUSE M.D.にてイメージがつきすぎていたJennifer Morrisonが、このONCE UPON A TIMEで違った一面を表現できたってことにちょっと安堵しています。いや、知り合いじゃないけど。ほら、Jennifer好きのヨシダとしてはさ、心配になるのです。最近、心配しているJenniferは、やっぱりanistonでしょうな。同い年(学年)だし。って、やっぱ友達じゃないけど。

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