#523 やっぱり楽しいのは、人と話をすること(インタビュー)。
今日あたりを境に、引っ越し準備に取りかかっている予定というか、つもりだったんですが、気がついたらそれどころではなく、今週いっぱい、取材やら原稿書きやらで、バタバタになりました。いや、仕事があるということはいいことですし、楽しい仕事ばかりなので、マイナスを感じてはいないんですが。
さて、今日は日産の横浜本社(画像)へと出かけ、デイズの開発者のインタビューでした。仕事として、同じ雑誌に、三菱側のインタビューも、同じ企画として載せるもので、その違いをどう出すべきか、少しだけ戸惑いがありました。日産も三菱も、そして両社の合弁会社であるNMKVも、皆、自分が作ったと言いたいという前提(当たり前ですな)があり、そこを汲みながら他社に気を遣わなければならかったのですが、まぁ、あれこれ考えていても仕方ないので、出たとこ勝負ということで、深く考えずにインタビューに臨みました。
結果、どちらも、とてもいいインタビューができたと思っています。それは引き出せたとか、語らせたではなく、その方の人柄を訊くことができ、愉しむことができた、そして得たものが多くあったとでも言いましょうか。彼らの発した言葉のひとつひとつはここではピックアップしませんが、自分としても知らなかった言葉や考え方を学べたインタビューになり、とても有意義だったなと感じています。それはそれぞれの商品性はもちろん、軽自動車というカテゴリー、さらにはクルマとは、どうあるべきかまで。
軽自動車をゲタと称する人の乗り方を否定しませんが、たとえそうであっても、クルマたる価値はたかがそれだけではない、何かがあるものです。そう、豊かにしてくれるという何か。その豊かさとは、買い物なのか、出会いなのか、人によって異なるものですが、やはりクルマたる価値は、人々を豊かにしてくれることに尽きるのだなと感じましたし、再認識しました。あ、クルマと豊かさについては思うところがあるので、まとまったら書きますが。
まぁ、そんなインタビューだったがゆえに、原稿もすらすらと書けました。こういう機会を与えてくれた方たち、インタビューを受けていただいた方々に、ひたすらに多謝。
まぁ、そんなインタビューだったがゆえに、原稿もすらすらと書けました。こういう機会を与えてくれた方たち、インタビューを受けていただいた方々に、ひたすらに多謝。