#415 2012年と、何も変わらない、変わっていない、何も変えようとしない2013年。

 若かりし頃は、大晦日やら新年をネタにして楽しんだものですが、最近はクリスマスやらまで含めて、日本流のカタチだけのイベントごとに違和感を覚え、逆にいつもと変わらず過ごしたいと思っていたりします。いや、単純にひねくれ者なだけのことなのですが。というわけで、今年の年越しはひさしぶりにひとりで自宅にて過ごしました。誘いがなかったとも、招きと風邪が重なった年末の混乱がそのままに流れ過ぎただけ、か。まぁ、紅とか白とか聞こえて来ないだけでもほっとした感がありました、なんて書くと日本人らしくないなぁと思われるかもしれませんが、年賀状はちゃんと出しています。これはもはや習慣、習慣。そう考えると、年越しやらクリスマスやら誕生日会やらのイベントは、自分にとって習慣ではなく、持ち合わせていないだけのことかもしれません。育った家庭環境からでしょうね、これは。
 で、画像ですな。これは新年の挨拶に使った写真で、昨年の広島取材の時にカメラマンさんに撮ってもらいました(裁断前のフルバージョン)。ポーズを決めたというよりは撮られたというほうが正しいのかな。ポストカードとして印刷所に出すようになってから一貫している、この“後ろ姿シリーズ”ですが、そこに特別な意図やら思いは込めていないこともあって、賀状に場所やら日時やらの理由も書きません。でも、こうして眺めてみると、今のスタイルが自然とにじみ出ているような気もします。今年の場合はなんだろうか、この橋が渡れるかどうかではなく、先にある何かに期待を寄せている姿とでも言いましょうかね。とか適当に意味づけしつつも、なんていい表現なんだろうかと、ひとり酔いしれていたりいますが。まぁ、振り返るのもなんですけど、昨年も楽しかった。金銭的ゆとりには恵まれなかったけど、楽しかった。今年もこのスタンスを変えるつもりはあまりなく、この写真でお伝えしたかったのは、そんなことだと受け取ってもらえたら、これ、幸いかと。
 というように、話がまとまらなくなってきたのも、昨年と変わらず。というわけで、昨年と同様、今年もよろしくお願いします、と、まとめてつつ、何か思い付いたら加筆しましょうかね。
 あ、年明けの瞬間はそれに気付かず、映画を観てました。tedって、中年になったぬいぐるみ云々の映画。最初はCGに感心してましたが、あまりの悪態ぶりとストレート過ぎるストーリーに、最後には疲れを感じてました。

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