#275 流されるままに流され、誘われたら誘いに乗るという、たゆたう人生。

 青空が広がってポカポカとした陽気なのに、先延ばしにしていた原稿を書かねばなりませんでした。いかんですね、何事であっても先延ばしにしてしまうのは、と言い続けているのに、なかなか実行することができません。というわけで、しぶしぶ原稿書きをしていたのですが、目の前の窓の外に青空が広がっているとどうも気が散ってなりません。骨組みだけをなんとか書き上げて、なんとなくカタチになったところで、気分一新しなきゃという言い訳をして、出掛けることに。
 あちこちに立ち寄りつつ、あれやこれやと話をしていたら、これから、八ヶ岳の山向こうへと、紅葉を見に行こうと誘われまして。残してきた原稿が気になりましたが、誘われたらば、できる限り断らないでいようと思っていることもありまして、ええい! とばかりに同行することにしました。
 で、夕暮れであったこともあって、まさにゴールドに輝く景色が広がっておりまして、なんともかんとも圧倒されるばかり。で、目的地であった湖に到着してみれば、さらに表現できないほどの景色にノックアウト。吸い込まれるとか、そんなんじゃなくって、もっと単純な、写真みたいとか、絵みたいとか、そんな表現しか出来ませんでしたが、なんていうんでしょうかね、心安らぐ景色であったことだけは確かです。
 下で書きました行動することも大切ですが、誘われたら断らないことも大切かなと思っております。ほら、誘う人の立場になってみれば分かりやすいんですが、誘った人にはその人を誘いたいというそれなりの想いやら意図があるわけで、それには乗ったほうがいいのではないかと考えているわけです。逆にいえば、イヤな人ならば誘いませんから。
 さて、原稿書き、原稿書き。いい景色を見てきたから、進むんでしょうか。たぶん、進むでしょう。

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