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#1438 高くなったライブのチケット代、それに加わる不可解な手数料。

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 最近でこそ、回数は少なくなりましたが、ライブへとあれやこれやと出掛けています。小田和正と中島みゆきとEPOとゴンチチは必ず。そのほかは、あれこれといろいろと。今回の小田和正のツアーは、ようやく年齢を感じさせるシーンが見られたといった感がありますが……、って、あの方、69歳だそうで、そう考えると、凄いパフォーマンスですな、はい。今回は2回ほど足を運びましたが、3回目分は知人に譲りました。一方、年末の中島みゆきの夜会は土曜日が取れていましたが、パスしました。ほら、夜会って、1枚2万円ですし、好みではない演目だったりしますもので。  で、そのライブの、チケットの話。過去を振り返ってみますとね、LPレコードと同じか、ちょっとプラスした程度の価格でした。過去といっても80年代後半あたり。バブル景気もあって海外のアーティストがやってきて1万円満たないところで、高過ぎるといった感がありました。ところがですね、景気と関係ないんでしょうかね、ライブチケットの代金はどんどんと値上がりして、8000円台なんてモノもしばしば。高くなったもんですなぁ、と思いつつ、それ以上に解せないのは、手数料やら利用料やら、無理矢理といわんばかりに名目を掲げて、かかる費用。たとえば、上のテキストでは、チケット代金は8640円。ま、高いです、高いですけど、ここではさておいてですね、その下、システム利用料が350円掛かると書いてあります。書いてあるというか、明細ですな。これですね、一般発売とは異なるルートでの購入だったのですが、だから掛かるという名目の利用料。なんですかね、このシステム利用料ってのは。どんなに凄いシステムを利用するんでしょうかね。  そして、続いてその下には、セブンイレブンでの発券手数料210円/枚。最近のチケットはコンビニやらで発券するのが一般的になっており、この手数料は、まさにセブンイレブンへの手数料。ならば、郵送してもらえばいいじゃんと思うでしょ? でも、郵送も、配送料のほかに、ここでも手数料が取られる。なんなんでしょうね、これ。となるとですね、そのうちスマートフォンへと送られたチケットデータをもとに、それを入り口にある端末へとかざして入場できるようになるから……、つまりペーパーレスになるから、この手の手数料掛からなくなるじゃんか、と思われるでしょ? でもね、たぶん、この流れから

#1437 長く使えることを期待しながら、いつしか消耗品と捉えていた、家電品。

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 今日は、帰宅途中でドアミラーが吹っ飛び、帰宅してみればMacの外部モニタにトラブルが。なぜに重なるんでしょうかね、こういうことって。ま、そういう時もあるさと思いつつ、自動車保険20等級の連続記録もここで途絶えること、突然の外部モニタの買い替えへの出費に、軽くとはいえショックを受けています。軽くないか。  で、ドアミラーの件は、さておき、最近ね、思うんですね、ここ10年ぐらいの家電品って、つくづく耐久性がないな、と。ま、耐久性と引き換えに安価を手に入れていると考えると、果たして、どちらがいいのかなと思うところもありつつ、古い考えを持っている者としては修理してでも使い続けられるほうがいいなと感じます。我が家を見渡してみると、25年ほど前に購入した洗濯機は現役ですし、23年使った電子レンジは使えるままに、とある都合から処分することに。アナログテレビは約15年使い続けました。さらに気づけば、サブモニタとして使っているApple Studio Display17インチ(写真左)は、Cube時代に購入したもので、価格は今でも忘れない12万なにがし円。もうかれこれ15年近く使っていますが、まだ現役。ADC接続なので、変換を介して使っていますが、そんなレガシィ的な規格なモデルなのに、現役。ちなみに、トラブルを起こしたモニタ(写真右)は09だか、10年に購入したもの。ま、約6年持ちましたから、そんなもんなんでしょうかね。  ちなみに、モニタが本当にトラブルを起こしているのか、それともMacのグラフィックボードなのかを確認するに、PowerMacG5(DVI接続)やら、MacMini2010やら起動してチェック。そうなんですね、古い機種も、こういう時に役立ったりするもので、なかなか手放すことができません。G5なんて、もはや無用の長物なんですけどね。  で、モニタのトラブルであることが確定しましたので、新たにモニタを注文しました。しましたが、27インチで、1万8000円。テレビに続いて、またもLG製。今度は、どのぐらい持つのでしょうか。って、モニタとしての性能はともかくとして、もはや、消耗品と捉えてしまっている自分がいたりすることが、ちょっと寂しかったりしますけどね。 追記: 本日、なんと正常に戻っていました。がーん。明日、新しいモニタが到着するというのに……。Amazonっ

#1436 止まるのか、突き抜けられるか、メガーヌに感じたデザイン考。

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 本日締め切りの執筆は、先ほど、無事に納品いたしました。やればできるもんですね。といいつつ、この3日間、取り掛かり時間が午後、しかも遅くなっていたりして、よくぞ、納品できたと、感心していたりします、自分に対して。さて、本日の執筆で印象に残ったクルマといいましょうか、調べものしていて突き当たったことについて、記しておきましょう。  って、いや、ルノーの新型メガーヌですわ。改めて眺めていたら、実にカックイイー。そう、カッコイイではなくって、カックイイーって、感じのカッコ良さ。しびれています。ルノーのデザインって、どうして、こうカッコイイんでしょうかね。ま、フランス車すべてにいえることでもあるんですけど、ルノーはルノー、プジョーはプジョー、シトロエンはシトロエンって感じで、それぞれに流行を追いかけることなく、オリジナリティをデザインしながら、それが破綻していない。スバラシイですな。やっぱり、フランスだからなんでしょうかね。  このメガーヌ、フェイスで特徴的なのはランプユニットを飛び出したライトライン。飛び出しながらも、飛び出したところまでユニットにしてしまっています。この手のいわゆるカタカナのコの字モチーフのデザインは、最新のクルマでは珍しくなく、あちこちで見かけます。しかしですね、いずれもおもしろくない、といいましょうか、同じテイストに止まっていて、そこを超えていない。なんかなぁ、つまらんなぁと思っていたら、このメガーヌの突き抜けたデザイン。ランプユニットからはみ出させることを考えもしなかっただろう人にはできないデザイン。そもそも、もっている感性が突き抜けていたから、実際に突き抜けたデザインにできたのでしょうな。  さらには、テールランプのデザインも、スバラシイのひとこと。各ブランドですね、いかにワイドに見せるかに苦心しているようですが、気が付けば、ランプが点灯した際にL字を描くという手法ばかりを目にします。BMWを追いかけてどうすると思いつつ、前を走るクルマを見るたびにツマラナイなぁと感じていました。特にですね、寸法がないところに無理矢理に押し込んだL字テールランプのモデルなどは、見かけると、もはやがっかり感すら覚えてしまいます。で、このメガーヌのテールランプ。そうなんです、L字にしなくたって、フェンダーから通してしまえば、なんのことはない、ワイドな表現そのもの

#1435 デミオとCX-3の一部改良に好印象を抱きましたさね、って、話。

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 続いてマツダ話。本日、デミオとCX-3にまたも商品改良が入ったようですな。あれ、昨年末に改良したばかりじゃなかったけっかと思いつつ、そうなんですね、まだ、1年も経たずして改良、と。これぞ、やっちゃえの正しいスタイルではあるのですが、販売へのカンフル剤的な意味合いもあったんでしょうけど、もう少し、お客様に分かりやすさを与えたほうがいいかと感じました。改良していくという志と、それをすぐにお客様に届けたいという意思は、とってもいいと思います。思いますけど、これだと、買うタイミングが分からない。つまりですね、改良の時期を決めたほうがお客様の買い時という動機を与えることができます。年末ならば年末、10月なら10月、とか。スバルがその手法で改良を行っていますが、考えてみると、iPhoneなんかもそうですな。ま、あれはクルマでいうフルモデルチェンジ的ではありますけど、ありますけど、そうすると、こちら側はですね、買うタイミングが見える。旧になってしまう直前にリーズナブルに買うのか、果たして、新を待つのか、とか。というわけで、今回の改良メニューを探る前に、まずは、そんなことを感じました。  で、肝心な改良内容といえば、これが濃い。ま、細かなところはテストドライブ後としますが、プレスリリースを眺めているだけでも、感心できるポイントがいくつか。そのひとつが、デミオのSKYACTIV-G 1.3搭載車へのトノカバー採用でしょうか。その理由は遮音性と謳われていますが、昨今の国産車はトノカバーを装備していないモデルが多く、個人的には何か違うんだよなを感じていましたから、どんな理由であろうとも、採用そのものは大歓迎。大歓迎ですが、遮音性のためにと書いてしまうあたりに、カッコ良さを感じます。また、CX-3のXDにも18インチを選択できるようにしたそうですが、その理由が18インチタイヤがもたらす世界観をすべてのグレードで感じていただくために……、って、これもまたカッコよすぎ。あれ、マツダ、プレスリリースの書き方も変えてきていますな。って、これなんです、これ。見た目がいいから18インチではなく、クルマの走行性につながる、つまり走りの本質を求めて、という理由を明確にし、そして伝えること、それが大切だと思いますから、して。あ、でも、これ開発陣が、ちゃんとそう考えていたから、書けた言葉、リリースだったり

#1434 ロードスターRFのスタイルにあらためて惚れてしまった、話。

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 今回の執筆は輸入車についてなので、国産車はないんですが、調べモノをしていたら、なぜだか、ロードスターRFにたどり着きました。そう、年内に発売予定の、マツダ・ロードスターのリトラクタブルハードトップモデルですな。存在が明らかになった時から感じていましたが、って、書いた気もしますが、こういう手で来ましたかという驚きと同時に、マツダって、クーペを作ると実にいいデザインに仕上げてくるな、とつくづく思います。ま、このモデルはクーペじゃないんですが、これぞクーペと紛うといわんばかりのデザイン。BMWのX4やX6、メルセデスのGLEクーペのような、クーペっぽさではなく(ベースが異なるから比較はできませんが)、クーペたる色気にあふれたデザインがあふれていまして、まさに見とれてしまいます。もし、ロードスターを選ぶならば、意外にもオープンではなく、このRFを選ぶんじゃないかな、と、そんなことを思わせるほどだったりもします。そう、実用性、走行性能は二の次で、デザインという観点から。

#1433 Mスポーツがイチオシだった、BMWの新型5シリーズ。

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 BMWの5シリーズが正式発表されました。そうですか、型式G30っていうんですね。なんかもはやF型に入ってからは馴染みがなくて、型式で呼ぶことが少なくなったような気がします。そんなわけで、プレスインフォメーションを眺めつつ、仕上げたテキストを書き直していたらですね、これまでとは異なる手法が用いられていることに気づきました。  あのですね、今回の5シリーズですね、メイン写真がMスポーツになっています。そして、プレスサイトの写真の並べ方も、もちろんMスポーツが先に。最初、レギュラーモデルでこれだけダクトを大きくしたデザインにしたのかと思ったら、ホイールがMスポーツ。おや、と思って調べたら、Mスポーツをイチオシにしたいという思惑がそこにはありました。そういうことなんですね。そういうことですか。はぁ。そこにはやはり昨今のメルセデス・ベンツを意識しているというか、せざるを得ない事情があるんでしょうな。客観的に眺めますと、フェイスを構成するヘッドランプやグリルと、バンパーデザイン(特に開口部)とのバランスが取れていますから、違和感は覚えないのですが、でもね、なんか、後追いと言いましょうか、流行に乗ったといいましょうか、そんなファーストインプレッションとなりました。ちなみに、過去にMスポーツを全面に打ち出したPRはなかったように記憶しています。ま、それだけ、重要な存在となっているんでしょうな、Mスポーツ。そのうちに、標準仕様にならぬことを期待しますが、その方向なのかな……。  デザインとしては、ロングノーズが強調され、ワイド感も意識したものとなっていますから、スポーティさを極めた感があると思います。思いますけどね……。云々。ちなみに左の写真は、ラグジュアリィラインのもの。こうして比較すると、ヘッドランプとグリルが強過ぎる印象がありますな。ありますけど、こっちのほうにらしさを感じたりしますが。で、思った。次期3シリーズってどうするんでしょうかね、って。ま、この路線をもう少し進めるんでしょうな。そういえば、Car playのワイヤレス版が使えるようで……、輸入車はそのあたりの動きが早いですな。国産車でももっと多くの車種で当たり前のようにCar PlayやらAndroid Autoが使えるようになって欲しいもんですが。

#1432 なんか違う、ちょっと寂しいを感じた、日本でのジープ。

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 シトロエンに感激する一方で、なんか、違うんだよな……を感じてしまったのが、ジープ。ま、ジープのセクションの原稿書きは早かったです。ま、13年もオーナーでしたから、そりゃそうですわな。といっても、乗っていたジープの面影は、最新モデルにはなく、自分の想いをいかに抑えて執筆するかにキーはありましたが。  で、そのジープ、違うんだよな、を感じたのは、車両そのものではなく、価格でした。確認して、気づいたんですが、ラングラーのプライス、なんと396万3600円。これ、いわゆる3ドアモデルのオリジナルスタイルのほう。ま、ハードトップを備えたサハラですし……、と言いたいところですが、やっぱりですね高過ぎやしないか、と感じました。価格も含めて、カジュアルに乗れるのがジープであり、気軽に手にできるのがラングラーの良さだったはず。5ドアのアンリミテッドが加わったとはいえ、本国では、そのスタンスは変わっていませんから、日本ならではの仕立てとプライスに、寂しさを覚えました。  で、で、さらに驚いたのは、チェロキー。当初はリーズナブルモデルとして、FF、直4/2.4Lモデルが用意されており、それとて379万800円で割高感を覚えましたが、現在は、イヤーモデル待ちもあるんでしょうけど、V6/3.2L+4WDのみで499万5000円から。あれやこれやと装備もありましょう、為替の都合もありましょう、でもですね、たとえば、アメリカでは最新型RAV4が$2万4000からなのに対して、チェロキーは$2万4000弱から。つまりですね、同じ価格帯のモデルであり、ライバルどおし。そう捉えると、チェロキーが装備をこれでもかと奢ったといえ、あれこれ理由があったとはいえ、果たして、そこに500万円の価値があるのだろうか、と感じてしまうわけです。極端な言い方をしますとね、500万円のRAV4ってことですから。ま、最新型RAV4は、日本で未発売なので、えっと、ホンダのCR-Vにしましょうか、あちらではやはり$2万4000弱からですから、同じですな。  昨今のジープを眺めていると、価格を堤防として、オーナーを選ぶという手法なのかなと思うところもありますし、インタビューでも今後日本のジープはプレミアムを目指すと伺いましたから、ま、そういう戦略なのでしょう。なのでしょうけど、寂しい。とっても寂しい。  ちなみに、