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#1288 実は持ち運びがとってもラクチンだったりする、Macmini。

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 家からMacを持ち出すことはあまりありません。というか、過去に一度もありませんでした。あ、これ、デスクトップマシンの話。でも、今日持ち歩きました。というのも、 請け負っていた知り合いの年賀状データを、 我が家の Macmini2010にしか入っていないアプリケーションで作成しており、 最後の出力において不明点があるというので、持ち出すことになったわけです。もちろん、Mac miniはタオルで包み、ケーブル類、MagicMouseからHappy Hacking Keyboardまで持参。  ……中略……、 ま、大正解でした。現場で、あれこれと修正があったり、調整があったりしましたので。それにしても、Macminiってのは実は持ち運びにも便利だとは思いもよらずでした。それほど重くありませんし、何よりコンパクトなサイズが持ち運びをイージーにしています。ちなみにモニターは知り合いたくの薄型テレビを利用しましたが。  まぁ、持ち歩かなくても、デスクトップでもノートでも同じ環境を整えておけばいいだけの話だったりもするんですけどね……。それよりも、Macmini2010でしか動かないアプリケーション(バージョン)ではなく、最新マシン(最新OS)でも動くバージョンを使いなさいって話だったりもしますな……。これ以上書くとますます突っ込まれそうなので、この辺りで。

#1287 付かず離れずの距離感を保っている、富士山との不思議な関係。

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   人生の、仕事の大先輩たちから、ここを褒められることがあります、って話は過去にも触れましたが、クルマのことだけではなく、それ以外のネタがオモシロイと言われることがしばしば。でも、今、手元にあるのは、BMWの試乗会とVWの試乗会の話と……、あれこれクルマ話。しかも、まとめている時間がとれないという、なんともかんとも。というわけで、春菊話につづいて、無理矢理に、クルマ以外のネタを。富士山です。   取材で、先週金曜日に富士山麓へ出掛けてきました。今回は北側。って、12月に入ってから富士山周辺をうろちょろしています、なんなんでしょうか、この偶然は……。で、富士山話。富士山を見て育ったわけではありませんし、見慣れるというほどに身近な存在にあったわけでもありません。でも、うちの両親の実家は、富士山を挟んで反対側に位置していたりします。って、偶然ですが。ってのが、富士山と自分の関係なんですが、なんでしょうね、この山麓にいると落ち着く感じは。能登にいるのと似た、何か惹きつけられる感があります。ま、よく分かりませんが。  そういえば、先日の取材は、例の季節外れの嵐が訪れた日でした。新年号に掲載するために富士山の写真はマストだったのですが、当日は、富士山が見えないどころか、雨と風で撮影どころではなく。ところがですね、予報を覆して午後になったら晴れ間が覗いて……、あれ、富士山の下のほうが見える気がする、あらら、富士山が裾野までばっちり見える。というわけで、無事撮影完了。  なんなんでしょうかね、この偶然といいましょうか、迎えられた感じといいましょうか、は。ま、そんな不思議さを感じつつも、山麓に住みたいとはちっとも思わないのも、また理由があるんでしょうね、きっと。思うに、たぶん、富士山とは一生、付かず離れず、でも、結ばれない運命にあるんでしょう。え? オチ? ありません。あ、左の2枚の写真は、上が当初雲に隠れていた富士山、下が、姿を現した富士山。ちなみに、どこから見る富士山がいちばん好きか……、どこだろう。たぶん、本栖湖の辺りというか、スタックランドファーム付近から見る姿がいちばん好きかな。それか、朝霧高原でしょうか。大沢崩れにドキドキを覚えたりもしますしね。といいつつも、宝永山によるアクセントも好きだったりしますし……。あ、考えておきます、ちゃんと。

#1286 スポーティさと安心感が同居する、レヴォーグたるアドバンテージ。

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 さて、レヴォーグ。って、このレヴォーグに乗りながら、BMWのあれこれに乗ったり、VWのあれこれに乗ったり、先に書いたようにスバルのあれこれに乗ったりと、もはや、様々な角度から比較してしまう結果に……。ま、その分、素性が見えた気がしましたが。といっても、先に書いたとおりです。1.6GTは、スポーティさを演出したモデルでありながら、ベーシックとも異なる不快さを覚えさせない乗り味を作り上げています。つまり、見方によっては中途半端さがある、見方によってはどちらの性能も上手くバランスさせているモデルということ。で、その詳細をあれこれと書いてはみたものの、 #1285 とほとんど同じだったのでここでは割愛します。  そうそう、感心したことに、視界の良さがありました。と、表現すると、ウインドウエリアが広いとか、開放感と捉えられてしまうかもしれないのですが、それとはちょっと違った車両感覚が掴みやすいという視界の良さでして、これが楽というか、安心感を覚えましてね。我が家の近くには、信号手前で幅が狭くなる道路がありまして、そこで信号待ちをする時は左側は石垣ギリギリまで寄せる必要があります(写真左)。ところが、そこの石垣が傾斜しているもんですから、車種によってはドアミラーをヒットする前にホイールをヒットさせてしてしまう。そうなんですね、かなり緊張を強いられるんです、ここ。しかし、レヴォーグでは強いられなかった。というか、ドアミラーと石垣との距離を注視することなく寄せられました。  なぜか。って、Aピラーのラインから、三角窓、そしてドアのラインまで、視認性を作り込んでいるんですね、このクルマ。っていうか、インプレッサシリーズ。つまり、見ていないようで、見えている、そんなデザインがされているんです。こうしたカタログに堂々と謳えないようなあれこれを設計に織り込んでいるのが、スバルのモデルなんですが、まぁ、これは乗ってみると分かる、つまり、オーナーになってみないと分からないことだったりもしますな。  さて、燃費ですが、八王子近辺の市街地を走って、11.6km/L。八王子から恵比寿まで約50km下道を走って、13.2/L。全くの同条件ではないとはいえ、ほぼ同じ道を、似たような条件で走ったパサートヴァリアント(15.7km/L)と比較すると、物足りなさを覚えます。って、キャラクターが違う

#1285 理解するに必要なキーはスポーティさにある、レヴォーグ1.6GT・B型。

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 さらにさらに、スバル車ネタが続きます。でも、試乗会ネタではありません。ロングインプレッション中のレヴォーグについて。ですレヴォーグに、散々に取材してきましたし、開発陣に話をうかがってきましたし、分かっているつもりなんですが、ついつい、スポーティたる意図的な演出が施されたモデルであることを忘れてしまいます。なぜなんでしょうかね、これ。レガシィ(4世代目)の2.0i的なスタンダードを重ねてしまうのです、ついつい。それはエンジンパワーじゃなくって、シャシーのほう。というわけで、試乗する度に、違和感からスタートするんですが、ま、すぐに思い出します、あ、スポーティに仕立てたモデルだったんだ、と。  試乗したのは、B型で改良型ダンパーを採用し、燃費改善を図った1.6GT。で、ファーストインプレッションですが、低速域での渋さが薄くなったというよりは、よく動くようになった感のほうが先に飛び込んできましてね、なんていうんでしょうかね、……、よく動くんですよ。いいことなんです、いいことなんですけど、でも、バネレートは高め、ストローク量は少なめ。つまりですね、フラット感が薄くなった印象があり、ストローク量だけではなく、底づきな雰囲気も感じさせる。言い換えますと、バネレート高め、でも、乗り心地をしっかりと確保している、という乗り味であり、これも、ひとつのバランス、か。ただ、これは日常における低〜中速域での話で、高速域に行きますとフラット感がここぞとばかりに全面、前面に出てきます。  もう少し、乗り込んでみると、あれこれと見つけられるかなと思いつつ、本日、フォレスターやXVの最新の仕立てを感じたら、ますます、あれやこれやを感じつつ。でもね、いいんです、これで。スポーティさを極めたステーションワゴンですから。って、考えると、もっとスタンダードなこのサイズのワゴンがあったら、いいのにな、と感じたのも、また事実ですが。  というわけで、後日、燃費を含めて、また、語ります。

#1284 1.6Lでも、不足を感じさせなかった(ACC)、インプレッサ+アイサイト。

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 そして、インプレッサスポーツ。え、何か変わったのか? って、そうなんですね、とうとう1.6Lエンジンにもアイサイトが組み合わされまして、そのチェックをしてきました。 チェック といっても、プリクラッシュブレーキは確認できませんから、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、つまり車間維持クルーズコントロールですな。その 追従においてキーとなるのは、エンジンのパワーレスポンスといいますか、トルクですな。いや、普通に走っている分には、1.6Lでも不足はないんですが、ドライバーの期待値をACCにて表現するには、やっぱりエンジンにもゆとりが必要なわけで、そういった観点から、1.6Lでどこまで仕立てられたかな、が、気になっていました。    もっと具体的にいいますと、停止から発進加速、減速からの復帰加速といったシーン。ま、結論としては、不足なし。といいますか、良く頑張ったといった感にあふれていました。安易にパワーを求めてエンジン回転数を上げると、期待されるエンジン音とパワーとのズレを感じさせてしまうし、その逆はクルマの加速不足を感じさせてしまうものですが、その加減を上手く作り込んでいました。平坦なシーンでは、先行車に懸命に付いていこうと2500回転付近までひっぱりますが、違和感はないですし、パワー不足も感じない。また、歩くと勾配を強く感じるような坂道(上り)にある信号からの発進加速では、2900回転付近まで引っ張って先行車にしっかりと追従していきましたし……。そうなんですね、ちゃんと勾配やらも考慮しての制御。ま、当たり前といえば、当たり前なのですが、シーンが変わってもフィーリングを変えないところは、たいへん良くできていましたと褒めたくなりました。  そのほかは、ほかモデルのVer.3(ACC)と印象変わらず。戸惑いが少なく、積極的に付いていこうとする制御だったりとか、アナログ感(人間味)あふれるブレーキング(停止)だったりとか、さらには、交差点の右折レーンに入った時、先に停まっていたクルマを認識するに少々の時間が必要だったり、夕刻の真逆光でエラーを起こしたり、といったところまで。ま、当たり前ですな。  あれこれと、この手のシステム(ACC)を試していますが、停止まで対応するという幅広い速度域から、制御まで、スバルは先を走っていることを再認識。そして、この手

#1283 まさにスバルらしい正常進化を果たしていた、大改良版フォレスター。

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 そして、フォレスターです。やはり、 #1259 で書きましたが、先の試乗会は、XVと同じようにクローズドコースでしたから、一般道におけるフィーリングが気になっておりました。結論を言ってしまいますと、良かった。ちゃんと仕立てられていた。いやいや、好印象でした。先にも書きましたように、余計な動きをしなくなったというと、あれか、えっと、クルマの楽しさに必要な要素を厳選して作り上げていたシャシー性能とでもいいましょうか。えっと、余分なところを削ぎ落としつつ、SUVらしさを残していた、と表現すれば分かりやすいでしょうか。言い換えると、素直さが極められたって感じか。試乗したのは、NAモデルです。  たとえば……、ステアリング。ギア比をクイックにしたというものの、それはスポーティさを狙ったというよりは、より素直さを感じ取れるようになったシャシーに見合ったもの。つまり、以前のままにクイックにしていたら、頭だけ妙にひょこひょこと動き、また、それを助長するフィーリングになっていたと思いますが、今回は、サッと動くようになった分、ステアリングもそれに合わせてスッスッとした動きに仕立てた、なんていう、幼稚な表現を使うと分かりやすいでしょうかね。あれです、ステアリングの切り足し→ヨー発生→ロールへの移行が自然になり、そこにおけるタイムラグが小さくなった分に、ギアレシオも合わせました(対応させました)といった感じ。それはステアリングフィールに、意図的にスポーティを狙ったような嫌みがなく、日常においては、素直さがもたらす扱いやすさを得たとでも言いましょうか、そんな印象を受けました。  あとは、なんだっけか。そうそう、今回は、吉田テストコースたるラフロードを走ってきましたが、路面トレース性の高さによって、フラットかつグリップ感がありました。これは、クローズドコース試乗記でも書いたフィーリング同様とでもいいましょうかね。そうなんですね、仕立てのいいサスペンションってのは、オンでもオフでも対応できるもんなんです。ただですね、凹凸がかなり大きくなるような極端なシーンでは、そもそもバネレートが高い分、オフローダー的なストローク量を持っていない分、硬さが出てきますし、フラット感を失うこともあります。まぁ、トレースしきれないような速度域までは試していませんので、分かりませんが。と言いつつ、ほら、凹凸が

#1282 いいんじゃないでしょうか、とっても、スバルXV・HV(D型)。

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 クルマ以外のことを書き続けようと思っていましたが、再び、クルマの話です。しばし、試乗会が連続しますし、しかも、ラインナップが多い試乗会なので、しばらくはクルマ話が続きます。  というわけで、大改良を受けたスバルXVから。って、すでに #1260 でお伝えしていますが、あれはクローズドコースでの話。今日は、一般道での試乗会がありましたので、あれやこれやと感じたことを書き連ねてみましょうかね。ほら、クローズドコースって、つまりテストコースやらサーキットを指しますが、路面が整えられておりまして、やっぱり印象は違うもの。まぁ、あえて一般路を模した継ぎ接ぎ路面が設定されていたりしますが、それでも、やっぱり一般路と違う。そして、サスペンションのバネレートを高めに設定している最近のスバル車においては、一般路で違った一面が顔を出すのも、また事実。ですから、クローズドコースで好印象であっても、果たして、一般路でどこまで……、ってなことが、ちょっと気にかかっていました。  試乗したのは、XVハイブリッドでしたが、いいんじゃないでしょうか。C型でのシャシー大改良で、低速域において、サスの動きの渋さがもたらしていた、ゴトゴトたる硬さが消えていました。まぁ、完全にとは言いませんが、動きが良くなった分、少なくともドタンがトンになっていました。個人的にはこのD型になって、トータルバランスがさらに高められた印象を受けましたが、果たして、それが何が理由だったのかはわかりませんが。  大改良を受けたハイブリッドユニットについては、 #1234 で書きましたとおり、好印象。やっぱり、エンジン始動時のショックはわずかとはいえ、ありましたが、ま、気にならないといえば気にならないし、気になるといえば気になるレベル。フィーリングの面でも、先に言いましたように、シャシーの味付けに見合っていますし、いいんじゃないでしょうかね。で、今回も、ちょいと燃費を計測してみましたが、河口湖を巡るワインディング路において、法定速度内で巡航する先行車に付いていって(非ACC)、21.9km/L。いいんじゃないでしょうか。ワインディングだったし、多少とはいえ加減速が続きましたし。  そういえば、XVシリーズって、いつしか、ガソリンモデルが多くを占めるようになっていたようで。ま、ハイブリッドはアイサイトVer.2のままだった