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#617 バイクで走って、夕暮れを眺め、そして、鯉を釣った、多摩川の思い出。

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 というわけで、今日は広報車の返却で品川へと行ったんですが、なんとなく走っていたら、高速道路に乗らずじまいでした。そう、結果。いや、最初は国立府中ICを目指していたんです。でも、なんとなく左折することなく、ならば調布ICへと思ったものの、たった1区間のために600円を払うことが急に惜しくなって、そのまま多摩川沿いを走ることに。軽快な秋空が誘ったとでも言いましょうかね、まさにそんな感じでした。  振り返ってみると、実は多摩川は想い出がたくさんある川です。小学校の頃に、友人たちと横浜から東横線に乗って、多摩川へと釣へと出かけたことが、最初かな。って、今のイメージと重ねると、スゴイですな。 「横浜」から「東横線」に乗って、って……。ま、当時はそんなオハイソな捉え方などしておらず、鯉をかかえたまま、東横線に乗ったりしていましたけども。釣りにも、なんど行っただろうかと思い起こしてみれば、週刊つりニュースに投稿記事が掲載されたのも、この多摩川での釣行記だったような気がします。  そして、学生時分には、オフロードバイクの練習で走ったり、って、これ全部、大田区より海側での話。振り返ってみると、実は、ちょうどこの季節だったことも思い出しました。空気の澄んだ夕暮れに、ぽつりと浮かび上がる丹沢を見るのがとても好きでした。 あ、そうか、オフロードバイクといえば、あの時、集っていた仲間の2名がもうこの世にはいなかったりします。4人中の2人が、と考えると、ヘビーですな。いろんな意味でヘビー。  社会人になったら、多摩川沿いに住もうと考えていたことも、今日、思い出しました。ま、そんな川です、自分にとっての多摩川ってのは。

#616 2度目のアップを果たした、VWup!は、とんでもなく良かった、って話。

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 で、up! ですな。 #578 で書きましたが、さらにアップしてまして、ただ、それが路面コンディションがいいところだからなのか、分からなかったので、ちょいと借り出して、ロングドライブしてきました。で、結論。いい。とっても、いい。とんでもなくいいです。 個人的にはコストパフォーマンス含めて、日本仕様におけるという前提付きですが、ベストVWと言えるほどに良かったのです。  で、今回は何に感激したって、シャシーでしょう。今回、借り出したのは、スタンダードグレードよりも、2インチアップとなる16インチホイールを採用した特別仕様車ゆえに、乗り心地なんてどうせさぁ……と思って乗ったらば、これがベストマッチ。タイヤのハイトの少なさを感じさせることなく、路面からの強い入力もサスペンションでいなしつつ、妙な締め上げ感は見られず、つまり、とにかくシャシーがしなやかで豊か。ここの価格帯で、ここまでやってきますか、といった感がありますが、それぐらいにいい。そして、とにかくワインディングが愉しい。ステアリングをわずかに操作したところから、ロールへの移行が実に美しく、もはやうっとり。そして、姿勢をキープしたままに、グリップ不足などみじんも感じさせずに、コーナーを駆け抜けていきます。もちろん、エンジン回転数はちょいと高めにキープしておきますが、その辺りのトルク感ったら、しっかりと太くて、このあたりもうっとり。もちろん、ショートホイールベースゆえのピッチングがありますが、そんなの気にならず。高速でのスタビリティなんぞは、とんでもなくハイレベルです。そう、とんでもなく……。  と褒めまくりですが、って、個人的にはウィークポイントはないと思っています。ASGのフィーリングだって、慣れたらいいだけの話だし、逆に、あのフィーリングに味(対話)を感じます。  そうそう、燃費も計測しましたけどね、これも良かった。   県道(都道か)を信号にひっかかりながら、でも流れたりのAve25km/hで、16.8km/L   信号がほとんどない、でもトラックが多いってな川沿い道をAve28km/hで、23.7km/L  平均速度が大きく変わらないのに、燃費がここまで違うのは、やはり、アクセルオフ時(クラッチつないだまま)も含めての滑走時の燃費が相当にいいがゆえのこと。つまりですね、 いかにブレーキを踏まない

#615 八ヶ岳から送ることができなかった、キミに見せたいシーンの数々。

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 週末と月曜日、八ヶ岳にいました。で、さきほど帰京したんですが、知人に帰宅を伝えたらば、八王子や奥多摩では、八ヶ岳の代わりにはならないのかい? と訊かれました。それは、キミはなぜにそんなに八ヶ岳なのだい? と、まさに夏目漱石のこころ調に、問われているかのようでもあり、また、嫉妬されているかのようでもありました。ただ、その回答はとても簡単で、代わりにはなりません、との表現に尽きるのですが、そこには奥多摩も八王子も代わりになる地はないというつけたしが、加えられます。つまり、それぞれに良さがあり、それぞれに代用はできません。  もちろん、何がいいかは簡潔に文字には表現できません。ですから、それを伝えやすい手段である 写真を、右に5枚ほど。 お気に入りの1冊に「キミに見せたいシーンがある」というサブタイトルが付けられたムック本があるのですが、ここにアップした5枚はまさにそんなシーンばかり。こういったシーンに出会った時は、その場にいる人たちと共有しながらも、その場にいない人と共有したいという想いに駆られるものです。今回も、その場でメールに携えて送ってみれば、携帯電話の電波が届きにくい通信環境もあってエラーが続発。そして、届かないことを繰り返しているうちに気づきました。この、キミに見せたいという想いは、実は一方的になっているんじゃないかって。自分がいいと思ってたとしても、キミがいいと思うとは限らないのだと。そして、とうとう、送るのを止めてしまいました。  さて、写真の解説をしておきましょうかね。いちばん上は、小海町高原美術館から見た朝焼けで、モーニング対応のために朝早くから準備をしている際に、外から東の空を眺めたところ。2枚目は突然に現れた夏雲(夏空)で、秋なのに少し夏に逆戻りという日の1シーン。3枚目は夜の小海町高原美術館なんですが、時間が経つに連れて、雲が薄れていき、気がつけば満天の星空になっていました。目が慣れたんじゃなくって、雲がなくなっていって星空が。4枚目は、朝の八ヶ岳と小海町高原美術館、先の朝焼けの翌日ですが、数日、いい天気が続いていました。この後、雲が広がって、一気に風景は変わりましたが、その1時間後にまた快晴へと戻りました。5枚目は夏空と秋空が組み合わさった空と浅間山。空に浮かんでいる雲も秋雲、夏雲と2種類あるように見えます。写真は爽快な風景が広がってい

#614 アーティストたる表現力を生かしていって欲しい、華原朋美。

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  #613 で書きました、才能はあるのに、なかなか理解されづらいというか、タイミングが悪いなと思う、つまり、惜しいなと思う方々がいます。いや、勝手に思っているだけですが、そのひとりが、華原朋美ですな。彼女が、アーティスト的な一面を表現できたのは、まさに、一時休業する直前だったような気がします。つまりですね、ファンの方とは意見がかなり違うんですが、立て続けにヒットを出していた時代ではなく。これはそのうち述べますが、それこそ、あの頃は、声が悪い意味で、楽器の一部になっていた気がします。 あのハイトーンはたしかに彼女の特徴ではありますが、ただ、発しているだけであって、何かを表現するために使われていたとは感じませんでした。まぁ、それを逆手に取った戦略(商売)だったんでしょうけども。  ところがですね、あの頃から決別してから、彼女と、彼女を取り巻く環境は、随分と変わったようで、 2006年には、表現力をめいっぱいに注ぎ込んだ、 「華」という曲(視聴はiTunesでどうぞ→ ■ )を発表しています( 右上のジャケットは掲載のために、amazonアフィリエイトが張ってあります)。 この曲では、音域をきっちりと合わせ、そして、あのビブラートを生かせる曲として、詞を含めて、豊かな表現がつまった作品に仕上げられています。そうなんです、やっぱりプロデューサー次第なんだなを感じましたが、それを含めて、彼女のいいところを最大限に引き出し、そして生かしてくれる、そんなスタッフに恵まれたことが、自然と見えてくる、そんな曲だと思います。この後に、活動停止の前に、中島みゆき作詞作曲の曲を発表していますが、あの頃とは違う意味で、また、彼女らしさを上手く表現しきれていないような気がしました。で、そのあと休業ですな。  最近、活動を再開したようですが、 歌い手さんとして、 こういった、心に残るような、心を打つような曲を歌っていってほしいものです。次の一手に注目しています。

#613 ここらで止めておこうかと思ったけど、まだまだ続く海外ドラマネタ。

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 さて、本格的にスタートした海外ドラマの新シーズンですが、新作については、Pilotを含めてとはなりますが、あちこちにおもしろさがありました。いちばん印象に残ったのは The Crazy Ones 。視聴率もかなりいいようですな。さすがRobin Williams効果と思いきや、意外にも製作はDavid E.kelleyでした。どおりで、重たいというか、ジンというか、考えせられるシーンが入っているはずです。というか、彼の製作でのコメディって、初めてかな。それにしても、キャストのキャラクターをそのままに脚本にしている感があって、とっても自然。Robin Williamsはまさにあの暴れようだし、Sarah Michelle Gellarのポジションも妙に作り上げられておらず、ぴったりだと思いますし、彼女の セルフプロデュースになっていないことも、今回は功を奏しているかなと。   Dads は、そのタイトルから、最近、海外ドラマに多い、ゲイメインものかと思ったらば、普通に親子という意味の、父と子。家族モノの中でも珍しい父と子どもにターゲットを当てた作品ですが、シットコムでありながら、ほんわりとした深みを与えており、そんな練られた脚本が気に入りました。たぶん、見続けることになるのかな。  あと、なんだっけか、 HOSTAGES か。大統領を手術の時に殺すってな大胆な展開からスタートするがゆえに、ちょっと惹かれましたが、あの展開を見る限り、ズルズルを予感させる流れが感じられ、もはや見ないかなといった感があります。そうそう、個人的に注目度が高いといえば、 King&Maxwell 。そもそもRebecca rominが……、と思ったら、なに? 10話で、もうキャンセルだそうで。アメリカの打ち切り方はほんと早いです。容赦ないといった感がありますな。そう考えると、ほんとRebecca rominは作品というか、運に恵まれていない感じがします。もったいない。  とか言い出すと、先のSarah Michelle Gellarしかり、Eliza Dushkしかり、Shiri Applebyしかり。特に Shiri Applebyというか、Roswellに出演していた役者は明暗が分かれすぎな気がします。 主役になって脚光を浴びても、次の立場が保証されているわけではなく、次はレギュラ

#612 いつしか消え去った、直して使い、そして引き継ぐというスタイル。

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 そうそう、 #611 でちょっこっと写っているイスですが、これは数少ないヨシダ的コレクションのひとつで、STOKKEのバランスチェア。そもそも腰痛持ちというわけではありませんでしたが、原稿書きをする際に、その環境を整えようと手に入れたものでした。  愛用して、かれこれ10年以上になるのかな。やはり本物(それまでは偽物を使っていた)は違うなぁとか、リクライニング(スイング)までは不要だったかなとか、想像以上に大きすぎたなといったファーストインプレッションは今ではすっかり忘れ去り、もはやなくてはならない存在になっています。原稿書きだけではなく、ぼけっとする時にも座ってきましたから、 ファブリックに多少の汚れとスレがあり、また、一か所、設計上のマージン不足か、ヨシダの使い方なのか、背もたれを固定しているダボ&ビスに負担がかかり、 ガタが出てきています。で、 このたび、そのガタの修復を行いました。2度目かな。 修理に掛かった費用は1本4円のダボ4本で16円、なんですが、ジョイフルホンダまでのガソリン代は8Lだから、1000円オーバーか。 ま、いいんですが。  そういえば、何かで読んだのか、テレビで見たのかは忘れましたが、北欧と日本の子どもに、もし自分の自転車が壊れてしまったらどうする? という質問を投げかけた際、 北欧では、皆が、お父さんに直してもらうという回答だったのに対して、日本では、皆が、自転車屋さんへ持って行くという答えだったことを、目の当たりにして、ちょっとしたショックを覚えました。まぁ、少し前に見たことですから、イマドキとは変わっているんでしょうけど、日本では直して使うという感覚が、北欧と比較してあまり強くないようです。まぁ、アメリカも、クルマをできる限り自分で直すというスタンスがあるために、細々としたパーツがあれこれと手に入ったりしますから、たんに北欧が素晴らしいだけではなく、日本がちょっと異例なのかなと思ったりもしましたが。  修復後はもちろん快調です。 ただ、修復が完璧ではないために、背もたれにわずかなぐらつきはあります。でも、いいんです、また、そのうち調整しますから。

#611 アタマのカタチがデコボコしているから、お坊さんにはならない、って話。

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 2か月ぶりに散髪してきました。ロンゲにしたいからと意図的に切らなかったわけではなく、ただたんにタイミングがなかっただけのこと。いや、実は長いほうが似合うとは過去からよく言われていることなんですが、性格からかさっぱりというか単純なほうが好みだったりします。いつも街の床屋さんで切ってもらっているんですが、指名な担当者がいまして、その方がスカイツリーのそばにある店へと移ったもので、なかなか足を運ぶ機会がなくて、で、今回は2か月超と。そうなんです、彼が東へ移ったと思ったら、自分は西へと引っ越すという、この不思議さ。まぁ、それでも、切ってもらっていますから、これも何かの縁なんでしょうな。  そもそも、この頭というか、髪質やら、とにかくクセがありまして、きれいに整えられる人は数少なく。なぜ、散髪人を選ぶのか、それは切りにくいからにほかなりません。 髪型そのものにこだわりはなく、いつもそのセンスにおまかせではありますが、それでも上手い下手は感じます。 まず、頭がデコボコしています。坊主は似合わないと言われるほどにデコボコらしいです。次に髪の毛が硬くて、太い、そして多い。まぁ、失いつつある方には申し訳ないんですが、はっきりいって多すぎる、邪魔だと、自らで感じるぐらいに。で、サイドが真横に突っ立ってしまいます、まさに真横へと。これは、その髪の毛の硬さもあるんですが、つむじの位置がまた好ましくないところにあるようで……、さらに両サイドで異なる動きを見せているらしく。と、もう、まさに、床屋さん泣かせな髪と頭だそうです。 ちなみに、切った直後は、はっきりと地肌が見えたりするんですが、これ、相当にすいてもらっています。半分以上ないんじゃないかってぐらいに、すいてもらっていますので。  で、ここまで前置き。 #608 にて坊さんになる云々って話を書いたんですが、詳しくは触れていなかったようで、散髪話に絡めて、少々補足を。といっても、実に単純。イトコがお坊さんのところへ嫁に行きましてね、で、ナオシクンもお坊さんにならない? って誘いを受けたのです。突然にふっと沸いたお坊さん話。でね、そのためには頭を丸坊主にしなきゃいけないようで、って、そうなると、デコボコな頭の形が気になるわけです。だから、無理かなって。まぁ、チャームポイントと捉えたらいいだけのことなんでしょうけど。  頭の形が気