#617 バイクで走って、夕暮れを眺め、そして、鯉を釣った、多摩川の思い出。
というわけで、今日は広報車の返却で品川へと行ったんですが、なんとなく走っていたら、高速道路に乗らずじまいでした。そう、結果。いや、最初は国立府中ICを目指していたんです。でも、なんとなく左折することなく、ならば調布ICへと思ったものの、たった1区間のために600円を払うことが急に惜しくなって、そのまま多摩川沿いを走ることに。軽快な秋空が誘ったとでも言いましょうかね、まさにそんな感じでした。 振り返ってみると、実は多摩川は想い出がたくさんある川です。小学校の頃に、友人たちと横浜から東横線に乗って、多摩川へと釣へと出かけたことが、最初かな。って、今のイメージと重ねると、スゴイですな。 「横浜」から「東横線」に乗って、って……。ま、当時はそんなオハイソな捉え方などしておらず、鯉をかかえたまま、東横線に乗ったりしていましたけども。釣りにも、なんど行っただろうかと思い起こしてみれば、週刊つりニュースに投稿記事が掲載されたのも、この多摩川での釣行記だったような気がします。 そして、学生時分には、オフロードバイクの練習で走ったり、って、これ全部、大田区より海側での話。振り返ってみると、実は、ちょうどこの季節だったことも思い出しました。空気の澄んだ夕暮れに、ぽつりと浮かび上がる丹沢を見るのがとても好きでした。 あ、そうか、オフロードバイクといえば、あの時、集っていた仲間の2名がもうこの世にはいなかったりします。4人中の2人が、と考えると、ヘビーですな。いろんな意味でヘビー。 社会人になったら、多摩川沿いに住もうと考えていたことも、今日、思い出しました。ま、そんな川です、自分にとっての多摩川ってのは。