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#385 さすがに燃費差が3倍ともなるとついつい考えてしまう、クルマの入れ替え。

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 本日、ノートを返却するために首都高湾岸線を走りながら、あれこれと最終チェックをしました。で、気付いたら、燃費が28.7Km/Lととんでもないことになっていました。走行車線いちばん左側を、法定速度を超えないように走っているトラックにまったりと着いていっただけで、エコランを心掛けたわけでもなく。ちなみにスーパーチャージャー付きエンジンのエコモードにて。帰り、自分の車を引き取って、試しに同様の走りをしたところ、それでも9Km/L(実はギア比の関係で、もう少しスピードを出した方が燃費がいい)でしたから、3倍差ですか。2倍なら、まだ笑っていられましたが、3倍となると笑っていられなくなります。フルスロットル時の加速感も実は似たようなもんだし、こうなるとV8のメリットが見当たりません。あ、振動か。ノートは、やはりアクセルオフ時に振動が顔を出し、3気筒を意識させられます。気付く人は気付くレベルではなくって、確実に存在感をアピールするレベルですので、トラブルか? と思い違いをしてしまう人もいるやもしれませんな。  さて、もうひとつのチェック項目。例の空走感ですが、出たり、出なかったりで、その状況がよく分かりませんが、首都高でエアコンのコンプレッサーがオンになったと同時に出たこともありましたので、まさか。その時は40km/hだったかな。これって、どでかいフライホイールが回っているエンジンのようだなと思いつつ、帰りに自分のクルマでチェックしたら、空走感はないものの、速度が落ちないシーンをいくつか発見。でも、違和感とは思わなかったんだけどな。もう少し、あれこれ探ってみることにしますが。云々。  ノートとグランドチェロキーの話に戻しますが、まぁ、燃費やらを語れば、グランドチェロキーに乗っている意味合いは全く見出せないことを痛感しましたが、逆に乗り味の面やら、あれこれを考えると、乗り換える必要もないのかなと思うことも多々。加速感が同じでも、その時のシャシーのフィーリングやら含めて、やはり違う。それを探しながら、確認しながら、しばらく付き合うことになるのでしょうな。あ、車検は来月だ。

#384 とても良く練られていた日産ノート(2013年次RJCカーオブザイヤー最優秀賞)。

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 最近、クルマのことをあれこれ書いていますが、1台、書いていないクルマがありますな。そう、書くべき、触れるべきなのに、触れていないクルマ。日産・ノート。いや、意図的にではなくって、単に写真を撮っていなかったからだけなんですが。というわけで、今日、撮影したので、少々書きましょうかね。あ、あらかじめ言っておきますが、2013年次RJCカーオブザイヤーでの採点に直接つながるコメントではありませんので、あしからず。  ホンダのNシリーズもよく練られたクルマだとつくづく感心していますが、このノートも相当に練られたクルマだと評価しています。1.2Lスーパーチャージャーエンジンは過給時のフィーリングがとてもいいだけではなく、エコモードと称して基本NAモードを設定して、必要に応じて過給するというその手法がいい。というか、このエコモードがとても良くできていまして、ストレスを感じさせるギリギリを攻めたNAフィールの上に、まさに助かりましたといわんばかりにスーパーチャージャーがアシストするといった具合。つまり、 ストーリー性がとてもいい。ちなみに、そのパワーは もはや過去のコンパクトカーレベルと思わないほうがいいです。つまり、無闇に煽らないほうがいいと思います。  それは、パワーだけではなく、高速域でのシャシーのスタビリティの高さからも言えます。そう、得意領域は意外にも高速域でして、その分、乗り味にフラット感を失う日常速度域が見られますが、不満ではないレベルに収めています。タイヤサイズは、日常領域だけならば14インチで十分でしょうけど、質感と高速領域云々を考えると、15インチがベストです、きっぱり。  ただ、ひとつ気になったのは、パーシャルからアクセルオフでの空走感。これをコースティング(滑走)というべきなのか、エンジンブレーキの利きが弱いと評するのかはさておいて、まぁ、高速域ならばまだしも、渋滞レベルの速度域でこの空走感が顔を出すと、違和感を覚えます。あれです、追従型クルーズコントロールで追いかけているかのようなフィーリング。いや、加速はしないし、現に減速はしていくんですが。まぁ、 慣れなんでしょうかね。あ、あれかもしれません。BMWに乗り倒した後からやたらと気になり出しましたから、BMWでの印象が残っていたためかもしれません。BMWにはアクセルオフでしっかりとエンジンブレー

#383 気をつけねばと心掛けつつも、いつの間にか引き戻されてる自分スタンダード。

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 #381のひとりでライブやら食事は避けたいって話ですけどね、知り合いから、ライブにはひとりでしか行ったことないので、逆に一緒に行ける人がいることはとても羨ましいと言われまして、なんだか、ちょっとしたショックを受けました。そうか、これが当たり前だと思っていたから。いかんですね、いかん。いつの間にか自分が基準になっている。いかん、いかん。日々、考えること、考えさせられることが多いものですな。いやはや。  って話はさておき、ひとりネタ絡みで思い出した。以前、年下の女性のイトコに、一人暮らしで食事をどうしているのか? って聞かれて、外でひとりで食事するのは寂しいし、フリーだから時間はあるのでほぼ自炊と答えたところ、逆にひとりで家で食べるのは寂しいと言われました。外でひとりのほうが、まだマシではないかって。予想だにしなかったことなので、あの時もちょっとしたショックを覚えました。ちなみに彼女は、東京的な感覚は持ち合わせていますが、いわゆる殺伐感があふれる東京住まいではありませんでしたから、そんな意見が出てくるとは思わず。 時代、世代の違いなんでしょうか。ひとり焼き肉、出来ません。  写真は、最近見つけた心地よさあふれるカフェのもの。予期せぬスタンダード崩しに合うと、心安らぐって例。無理やりすぎましたかね。

#382 ようやく成立しはじめたスポーティにすると質感も高められるという手法。

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 ここらで、タイヤサイズ云々について書いておきましょうかね。クルマの話をする時にやたらとバランスを語りますが、バランスに尽きると思います。いくら個々のハードウェアが良くても、それらが協調していなければ良さは感じ取れませんし、逆にたいしたことないハードウェアであっても協調していると感激を覚えることがあります。最近書きました、マツダ・ロードスターがいい例でしょうかね。最近のクルマは、多少のタイヤサイズ変更でもそのバランスを崩さないようなセッティングが上手くなりました。普通は1サイズ変わっただけで、がらりと変わるものですが、場合よっては2サイズ変わっていても、不快さが顔を出さないモデルもあるほど。まぁ、ここでも幾度となく言っていますが、最近において、それがいちばん上手いのがBMW。5シリーズでは225から275までひとつで対応という恐ろしいことをやってのけていますし、現行モデルにおいては全てでそれを実現しています。では、国産車はどうかといえば、スバルもマツダもこれに倣って四苦八苦しており、その振れ幅はまだまだ大き過ぎる。コストの面から横並びにすることはできませんから、安易な評価はしたくないのですが。ただ、マツダのCX-5、日産のノートは、タイヤサイズアップで質感を高める方向性を提案し、それが完璧ではなくとも、見えてきていますから、あと少しかと。  写真は、アウディA4のS-Line仕様。245/40R18ながらとにかく快適。路面が荒れたところではバタバタ感が顔を出しますが、質感という面では天晴れ。まさに天晴れ。振り返ってみれば、その変化はすでにQ5デビューで見られましたっけ。スポーティ=我慢ではなく、スポーティ=質感も高められるか、そこにキーが移ってきたような気がします。

#381 できることならばひとりは避けたいけど、どうでもいいも避けたい、って話。

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 ひとりのほうが気が楽だとは思うことは多々ありますが、すべてがひとりがいいとは思ってはいません。たとえば、ご飯やらライブやら芝居やらは、ひとりはあまり好きではありません。なんていうんでしょうかね、そこに会話があることでその時間が充実するようなシーンの場合、ひとりは避けたいと思っています。ただ、正直なところ、一緒に行くのは誰でもいいわけではなくて、その時間を共有し、楽しめる人を希望するので、これがややこしい。では、ライブやら芝居にて、時間を共有できない人と一緒に行くか、それともひとりで行くかどちらを選べと言われたら、どうだろうか、えっと、あの、その、ひとりを選ぶのかな。幸いにして、そこまでして足を運んだことはありませんが。そんな話を、意見がとてもよく合う方と話したところ、その方はひとりで行くことを選ぶそうで、ただ、楽しさは少なくなるけどね、と付け加えていましたから、同じスタンスのようです。あれか、花豆に誰を連れて行きたいかってことと、 似ているのかもしれませんな。  なんて、前置きが長くなりましたが、 下で書いたように、先日、中島みゆきのライブへひとりで足を運びました。というか、結果そうなってしまいました。座席で待ちあわせのはずが来なかったというトラブルでしたが、振られたとか裏切られたとかそういうことではないので、あしからず。まぁ、振り返ってみれば、中島みゆきのライブへひとりで行ったのは87年の両国国技館まで遡りましょうかね。当時は浪人生で、千葉から代々木まで総武線にて予備校へと通っていたのですが、ほら、まぁ両国ってのはその通学路の途中にあるものですから、ふらふらと当日券を求めて並んでしまった次第でして。ただ、あの時は並びついでに友達を作ったもので、逆に見ず知らずの人と知り合ってのライブ参加というのもおもしろいもんだと楽しんだ覚えがあります。そう考えると 、今回のような全くひとり、しかも、隣の座席が空いているなんて状況は初めてでして、まぁ、加齢臭や肩肘が当たる云々を気にしなくていい分、ラクチンではありましたが、ただ、つまらなかったのは確かであり、できれば、避けたいものだと思いましたが。  何を書こうと思ったんだっけかな。忘れた。長くなってきたので、このヘンで。あ、中島みゆきは古いのから最新まであれこれと聴きますが、いわゆるオールナイトニッポン世代ですから、最新

#380 タイミングが悪かったというよりは、縁がなかったと思える、あれこれ話。

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 縁といいますか、タイミングといいますか、必然といいますか、まぁ、いろいろとあるものです。最近、あれこれありましてね。いや、マイナス話とか、グチとかじゃなくって。  まず、ひとつ目。その日は、横浜で夕方から懇親会があったものですから、 横浜ついでってことで、 その後、 横浜在住の知人と会おうと約束をしました 。ところが、 当初の懇親会は18時スタートで20時終了と 伝えられていた のですが、当日になって19時スタート21時終了を告げられまして、途中で抜け出せばいいやと、知人に少し遅れる旨を先に伝えたまでは良かった。ところが、その懇親会から抜けられない事情となりまして、さらに遅くなりそうで迷惑をかけるから次回にしましょうかと友人に連絡したら、怒られた。1時間遅れた上にキャンセルとは何事かと。そんな話を懇親会に出席した別なる友人に話したところ、終了時間が不確定な懇親会の後に約束をしたキミが悪いと言われまして、もちろん、そのとおり。 マスコミ関係者はもし逢えたら的なノリで約束することが多く、そのノリで対応してしまったのがまずかった。言い訳か。  そんなことがあったものですから、今度は、相手に迷惑を掛けることがないようと心配りをしました。それは東京でのコンサートに一緒にいく約束でしたが、その日は日中に試乗会がありまして、主査へのインタビューがあったものですから、東京へ戻ってくる時間が不確定であり、遅刻したがために中に入れずに待たせることになったら良くないと、あらかじめチケットを宅急便で送っておきました。あれこれ都合つけやすい宅急便で。ところがですね、先方に諸事情あったようで、当日になってもチケットが手元になく、あげく、自分はコンサートに余裕で間に合うように帰京できたりして。つまり、入場できたのは自分のみ。結果ではありますが、事前に送っておかなければ、良かったと。 いやはや。  まだあるんです。今度はひとりで行きました、でもね、という逆パターン。そのライブの翌日は試乗会でしたが、同行予定の編集者からは仕事が終わらず、明け方帰宅になりそうとの連絡をもらっており、前日になっても出発時間が決められない状況でした。まぁ、思うとおりにいかないのがマスコミ業界のスケジュールですから、出発時間やらは当日の朝に決めればいいよと、ルーズにしておきました。ら、朝になっても仕事が終わらなかっ

#379 SUVの人なれども、実はベンチマークはゴルフだったりする、ヨシダの素性。

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  そうそう、話はそれますけど、iPhotoを整理していたら、過去に所有していたクルマの写真が出て来ました。右がその一部ですが、似合うといわれたBMW、いやいや、最近書き散らしているBMWを所有したことがありませんでした。って、分かってはいましたけど。それにしても、 ここの書き込みをちょっとばかり振り返ったら、BMWだらけですな。決して、 BMW贔屓をしているわけではなく、素直に感じたことを述べているだけ、って、本人を知っている人は分かっているとは思いますが、ただそれだけのこと。あ、2013年次の RJCカーオブザイヤーインポートはまさにBMW3シリーズが受賞していますが、このページに書いてあることとイコールとは限りませんので。逆にいえば、イコールなのかもしませんが、好みと評価は違うことを明確にしておきましょうかね。  好みといえば、#378で書いた試乗会にて、初っぱなにX3に乗り込もうとした時に知り合いのカメラマンから、またもSUV(に試乗するの)ですね、と声を掛けられました。ディーゼルエンジンのチェックしたくてと返答しましたけど、そこでふっとSUVの人と見られていることを意識しました。いや、ダメとか、イヤだとかではなくて。事実、 10年、20万km乗っているグランドチェロキーは自らの顔ともなっていまして、 やはり同試乗会で会った同年代のライターさんからは、昨日の本田の試乗会でクルマ(グランドチェロキー)があったから、来ているのは知ってた、と言われましたし。まぁ、事実、ガタゴト道を走るために必要ですし、SUVのよさも知っています。そして、SUVに対しての意見を求められることもありますから、それを得意分野として捉えてもいいんでしょうかね。  ただ、この職業柄、自らの評価のベンチマークとしているのは、フォルクスワーゲンのゴルフだったりします。BMWでは? と思われるかもしれませんが、ゴルフです。そのバリエーション展開、プライスやら含めて、すべてにおいて。そういえば、とあるメーカーの開発者の方が言ってました。ゴルフは、ネジひとつまで分解しても、どうしたらあの乗り味を作れるか、分からないクルマだと。それは走りだけではなくて、コストも含めて。奥深いクルマであることは間違いないようです。あ、右の写真は実家のゴルフ5。5に対する評価が高いって意味合いではなくって、なんとなく