#1894 乗り換えのために、表へと出た銀座は、新しいビルができていました、ってな話。
ふらりと、銀座へ出掛けることがあります。かつては通っていた時代もありましたが、昨今は、地下鉄から出て少し歩いて、再び地下鉄に乗ってしまうというパターンばかり。ということもあってか、銀座へと顔を出すたびに驚かされることは多くあります。たとえば、左手に見えている銀座松屋は、中に入ることはありませんが,商売は好調なんでしょうかね、と思いながら、眺めていたりします。では、実際はどうかといえば、今では、浅草とこの銀座の2店舗しかないようで、しかも、浅草の店舗では多くを貸しつつ経営されてしますし、これって、銀座もこういった経営を強いられるに間がないんじゃないかなとすら思えてきます。ま、中に入ったことはないんですが……。
で、過去の松屋なwikipediaを眺めていたら、東武百貨店と伊勢丹に頼ったことがあると書かれていましたが、今では、その気配は見せてはおらず。どうやら、ほかの業界の方々へと幅を広げながらも、たとえば、今年に入ってから、東京大神宮での婚姻宴会事業を他行に譲ったと書かれていましたので、いわゆるホールディング会社ってのもたいへんなんだなぁってことを感じさせました。そもそも、1987年から引き受けてきた東京大神宮でのイベントごとを1976年からスタートさせた企業に手渡すってのはやはり相当に厳しいんだなってことを痛感させましたが、まぁ、振り返ってみると、あの頃はバブル景気もありましたからね。こうして企業ってのは、その持っているイメージを変えることなくほかへと引き継がれていくんだなぁ、ってことも感じさせました。