#1715 周囲で、納車続々。でも、気付いたら、みな、大幅にダウンサイジングしていた、という話。
昨年より友達3人にクルマ購入の相談を受けており、そのうちのふたりが今週に納車となりました。ひとりは、ダイハツ・ロッキー、もうひとりはスズキ・ジムニーでした。ロッキーを購入した知人は、それまでは再販版なガソリンのナナマルに乗っていましたから、2クラス以上のダウンンサイジングになるでしょうか。ちなみに契約時期は、昨年のマイナーチェンジ後(EV、NAエンジン追加)でしたが、もともとクロカン志向もあって、ヨンクが絶対的な条件、となると、自然とターボエンジンとの組み合わせとなりました。届いたインプレッションによると、アクセル踏みすぎには注意せねばとありましたので、驚愕のパワフルさに感激している様子。グレードはボトムのようですが、ま、イマドキの国産モデルで、あえてボトムを選ぶとかえって割高になったり、オプションで差別されたりと、虐げられるところが多々あるものの、あえて選択。それでも、想像以上の設えに、驚いているようです。
ジムニーオーナーのほうは、ジムニー(写真)が納車されるまでに代車として軽自動車に乗ってはいましたが、自分所有のクルマとしてはゴルフ6からの乗り換えに。こちらは、車両選びからの相談でしたが、山梨県在住であること、同じ農学部出身であること、パワー不足があるわけじゃない、まったり乗れるってなことから、ジムニーがいいんじゃないか? と進言。で、決意して注文したのが昨年の1月末で、1年経過して納車となりました。これでも、コロナ禍による半導体不足が表立っていなかった時期でしたし、ましてや、さらに先の読めない侵略戦争前のことでしたから、あれよりも遅くに注文していたら……、なんて話にもなりました。
それにしても、こうしてこのふたりの選択を眺めてみると、同年代においてダウンサイジングどころか、極端ともいえるダウンサイジングが、進んでいるように感じました。ま、自分も振り返ったら、5年前にグランドチェロキーからジムニー&フィエスタにスイッチ、つまり、E(あの世代のグランドチェロキーはDか)セグからBもしくは軽へと移行していますから、極端なダウンサイジングそのものをしていたりします。
さて、ジムニーが手元から離れてはや3か月ほどが経過しました。今は、フィエスタ1台体制で過ごしていますが、やはり、雪を走れるモデルがないと、寂しい、というか、悔しい。この場合は、スノードライブができればいいという話ではなく、愉しく走れるか否かという話。フィエスタは、リップスポイラーやら付いていることもあって(何度もいいますがあのスタイルは自分好みではありませぬ)、そもそも、雪道は走らせない仕様(夏タイヤのまま)としており、今年の大雪には、スタッドレスタイヤをはかせようかと思いつつも断念、思いつつも中止を繰り返し、ただただ、悔しさを噛みしめながら雪を眺めていました。
そういえば、こうして2台体制から1台、つまり身軽になってみると、って、グランドチェロキーからの乗り換え(この場合は1台から2台だったけど)の時にも感じたことなんですが、クルマに掛けていた経費がいかに大きかったかに気付かされます。我が家は賃貸ですから、つまり、駐車場も賃貸ゆえに、2台分の駐車場代がかかっていましたし、保険代もかかっていました。あの経費がムダだったとはいいませんが、それらを1年間分に換算してみると、おっと……、と思ってしまいます。ま、それも含めての、人生終焉への向けて、ダウンサイジングなんだろうな、なんて、ことも感じていますが、はい。
あ、次に購入するクルマは決めてあります。ジムニー・シエラのMTと、公言しておきます。最近、突然にラダ・ニーバに惹かれていましたが、トラブルに対応できるほどの心持ちと懐具合のなさから諦めました。ルノー傘下になったとはいえ、ロシアのブランドですし。あとは、ジープ・ラングラーなんだろうけど、あまりに乗っている方が多くて流行になってしまっていること、また、同業者が最高峰の仕様で乗っていたりすることもあって、選択肢から落ちています。ってか、600万円オーバーの新車でクロカンする気になりませんし。