#1686 30年近く前の紙パック式掃除機を使い続けますという決意。
前にも話した覚えがあるのですが、我が家には、ひとり暮らしを始めてすぐに揃えた家電が残っています。ひとつは全自動洗濯機、もうひとつは、掃除機です。で、今回はその掃除機の話。そもそも、小まめに掃除するほうではありませんでしたので、活躍の場がない、つまりは作動回数が少なかった。まぁ、セッティングが面倒だからということを言い訳に掲げていましたが、あながちウソとも言い切れません。30年近く前の掃除機は重量もそこそこにある上にサイズも大きめ、さらにはホースも継ぎ足しタイプであるために、保管場所をちょいと考えてしまうほど。とは言っても、最新型掃除機のシュコーンシュコーンと伸びるホースの剛性感のなさに心もとなさを感じていますから、古いままでいいや、と思っていたりもします。
とはいってもですね、アタラシモノ好きということもあり、最新の吸引システムやら、コードレスタイプに惹かれているのも事実。年末になると、ジャパネットたかたにて、ダイソンのコードレスタイプの特売を行うんですが、それを眺めながら、ここまで安くなるならばという値引き額に驚愕しつつ、でも、絶対的な金額は安くないよな、との綱引きが頭の中で行われ、結果、年始を迎える(つまり、セール期間終了)ことを繰り返しています。そこに最近ビックカメラのセール情報が加わってたりして、誘いがどんどんと大きくなっていることを感じていますが、やはり、冷静に考えると、4万円の掃除機は高い(付加価値をつけることで販価を引き上げているスタンスへの抵抗)です。
と、そんな頭の中をツイートしたところ、知り合いから、ハンディなコードレスタイプは、使おうと思ったときにセッティング不要なので、掃除をするようになるよ、と、進言をもらいましてね。たしかに、電源を繋ぐ必要はないですし、スマートに保管されているスタイルを見ると、さっと持って、ぱっと掃除できる姿が簡単に想像できます。あ、ダイソンよりももっと安いタイプはないのだろうかと、Amazon、さらにはAliexpressを探ってみると、ある、ある、ある。でも、購入者のコメントを眺めていると、すぐ使えなくなった、吸引力が弱いという、セールポイントとは真逆な評価が散見。どういうこっちゃと理解できずにいたらですね、足繁く通うとある住宅(活動先ともいう)で、最近、家電製品にも参入した国産ブランドものを購入し、当初は、へー、軽いじゃん、使いやすいじゃん、というか、これなら掃除するようになるじゃん! と思えたのですが、ヘッドの回転ブラシが髪の毛やらで動かなくなると、吸引しなくなるという、トラブルに。これ、わりと多いようで、つまりはですね、高いの買わないとダメって結論に。
ということで、30年近く前の掃除機を使い続けているわけですが、最近、掃除機を変えぬままなのに掃除機をかけたくなる手法を編み出しました。それがですね、コンセントつなぎっぱなし、ホースつけっ放し、というスタイル。フロア直置きにしているので、見た目はとっても悪いんですけどね、これだとさっと掃除機をかける、というか、かけたくなる。ちなみに、我が家の掃除機はコード巻き取りバネがおかしくなっているので、コードも出しっ放し。で、ラフに使っているので、本体のプラ部分が割れまくって、梱包用テープで補強しまくり。でも、おもしろいもので、肝心なバキュームに必要なパート(つまりは紙パックを入れるセクション)は壊れていなかったりもします。肝心なところは壊れない、こういう作り、昨今の家電には見られませんな。あまりに簡単に使えること、多機能を謳いすぎているがゆえに。そんなことを感じました。当分はこれで使い続けます。それこそ、交換用紙パックを見かけなくなるまで