#1664 ゴルフ5のインパネを外して再認識した、ベンチマークたる所以。


考えてみますとね、なんで、こんなに転がっているかといいますと、ゴルフそのものが売れていたこともありますが、GTIの影響でしょうね。そう、パーツ取りで探している人が多い、だから、出品しても人気がある、つまり、出品数が多い、と。というわけで、交換と相成りました。ちなみに、写真はボタン部分がシルバーになっていますが、ここがブラックであるゴルフE純正品は見当たらず、って、当たり前か。これ、GT以上か、特別仕様車用か、それとも、後期のTSI用か、そんなところでしょうね。いずれにしても、オーディオパネルだけ、ちょっと偉そうになりました。
さて、今回のオーディオ外しですが、これまで外してきたインパネとは違いを感じました。まぁ、大したモデルではなかったというのもありますが。簡単にいいますとね、インパネの素材に対するコストは大きく落としたものの、その取り付けは、さすがベンチマークを感じました。ボルトの数、パネルの支え方やらが違う。違う上に、ネジ取り付け位置に余裕代がない。つまり、そもそも取り付け精度がある程度高く、ネジ取り付け位置で調整する必要がない。かつて所有していたグランドチェロキー(ゴルフ5よりもひと世代早い時代のモデル)とは、雲泥の差。たしかに、このゴルフ5、14年が経過していても、パネル類のきしみやらビビリ音は聞こえてきませんし、ボディ剛性も含めて、その気配を見せていません。
でもまぁ、こうして、パネル表面が劣化してしまうという、決定的なトラブルを持ち合わせていたりもするんですけどね。それにしても、これって、経年変化があることを承知していただろうに、どうして、こんな素材を使ったんでしょうか。そんな、久しぶりのインパネ外しとなりました。