#1619 まさに、救いに来てくれた、そんな性能と演出に感無量な、新型Macmini。

 昨夜のApple新製品発表会は、久しぶりの刺激を感じました。事前リークがあり、わりとそのとおりの内容だったとはいえ、肝心なスペックや価格までは出てこずだったので、ワクワクしながら見られたとでもいいましょうか、そんな刺激が。ま、発表された3台は、購入前提ともいえる気になる3台だったので、なおさらのドキドキがあったんですけどね。
 その中でも個人的に注目していたのはMacminiでした。PowerMacG5の後、購入したMacmini2012(旧旧型)も、早いもので購入から5年が経過。といっても、4K再生以外、あとはぶっ壊してしまったThunderbolt端子以外は、問題なく使えているので、買い換える必要はないんですが、ないんですが、ないんですが、購入前提もあり気になっていました。ただ、自分が所有するモデルの次、つまり、今でいう旧型(Macmini2014)はメモリとストレージへのアクセスを不可能とし、さらにスペックダウンしながら価格を上昇。それゆえに、新型が出たところでその延長だろうと思いきや、なんとですね、まぁ、メモリやストレージ交換不可能(メモリは可能という噂も)ではありますが、なにさ、デスクトップ向けCPU搭載? ストレージはSSDのみ? で、価格は? と思ったら、$799から。散々に"盛った"スペックをアピールしていましたから、どうせ高いんでしょ、と思いきや、高くはない。いや、過去のMiniの価格帯を考えると上昇はしていますけど、そう、高くはない。
 なんでそんな捉え方をするかというとですね、Macmini2012(Corei7-quad)を使い続けているユーザーの多くは、次期自分用端末に、中途半端なスペックで安くしたモデルではなく、そこそこのスペックながら割安感があることを期待しています。そうなんですね、今回のMacminiは拡張は不得手でも、そこそこ使える的な要素を盛り込んでおり、それでいながら、高くはない。まさにMacmini2012(Corei7-quad)でスタックしているユーザーをレスキューする、そんな端末となっていましたので、高くはない、と、そんな評価になるわけです。言い換えると、ユーザーは狂喜乱舞、と。
 ということで、新型Macminiの登場は、まさに、行き先がなくなってスタックし、砂の中に沈んで行くしかなかったユーザーにとっては助け船そのものとなりました。ただまぁ、選択次第ではかなりのハイスペックに仕立てられるようになったため、フル盛りになると約50万円近くになります。つまり、エントリーモデルだったころからポジションを変えたことに一抹の寂しさを感じたりもします。まぁ、エントリーユーザーは、ノートを購入する時代になったわけですから、今、Macminiと騒いでる輩は今後のAppleが理想としているユーザーではないものの、切り捨てられないユーザーなんでしょうね。で、自分含めたそういったユーザーが喜びそうなスペックを与えて、とりあえず、出しておきましたよ、って感じなんでしょう、きっと。って、あれ、そういう意味では、iPhoneSEの存在に似ていますかね。
 では、ヨシダはこのMacminiを購入するのか? あ、もうしたのか? そう思われたかもしれませんが、実は、最後に発表になったiPadproにやられました。さて、どうするか……、いや、どうもしないかな。以前だったらStoreが再開になった途端に即効でポチったんですが、今は考えるようになってしまいました。
 そうそう、発表会で使われた、この動画、Macminiの内部デザインの美しさを分かっている撮影(編集)であり、救いに来ましたという、このストーリー含めて、新型を待ち焦がれていたMacminiユーザーに取っては感無量なのです。

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