#1581 想い出のたくさんある奥志賀まで、雪を求めて出掛けてきた話。
ここ、放置しすぎました。いや、携帯キャリアを代えたのを機に自宅のインターネット回線もソフトバンク光に変更するので、いいきっかけとばかりに、サーバーを借りてここを作り直そうと思って更新を止め……、って、思っただけで終わってしまいました。結局、Googleのままです。あ、過去のサイトは置き場(So-net)が消え去ったので、アクセスしても404が出ていると思われます。さて、そんな2月でしたが、なんだかんだで雪を求めて出掛ける機会が幾度かありました。ひとつめが、スバルアウトバックにて奥志賀を訪れたこと。スタッドレスタイヤ+アウトバックのインプレッション企画だったのですが、取材日は、丁度、まさに雪の合間でして、路面から雪が消えてしまうギリギリといった感じでした。翌日はドカユキになったようですが。それにしても、旧世代のスタッドレスタイヤを評価している者にとって、最新中の最新ではないとはいえ、ブリヂストンのDM-Z2は良かった。というか、やっぱりですね、最新のスタッドレスはいいです。止まりますし、流れません。過信しすぎなければ、って前提は付きますけども。アウトバックはですね、熟成によって随分と良くなったとはいえ、やっぱり世代の古さを感じさせるところがありまして、はたして、今、買いなのだろうか、このモデル、と思うところ、あちこちに。なんていうんでしょうかね、これだという、魅力に乏しいといいましょうかね。ま、価格もあるんでしょうけども。
で、そんなアウトバックで訪れた奥志賀でしたが、奥志賀というと、この世代の者が必ず口にするのが、奥志賀スーパー林道でしょうな。全長70kmオーバーの有料スーパー林道で、すべてを走り切ることに憧れを覚えていました。だいたい、上信越道もまだ走っていませんでしたから、アクセスったって、長野道の豊科ICから下道で長野経由で入るか、関越道の塩沢石打ICから、つまり新潟側から入るかしかありませんでしたから。って、あれ、今、豊科ICって、名称を変えて、安曇野ICになったんですね、いやはや、なんか、寂しいぞ。で、ようやくの思いでたどり着いて奥志賀林道へ入ってみると、すべての区間を走ると3000円近くだったかかかる費用に唖然としつつ、あまりに整備され過ぎたフラットたる林道に感激。まぁ、今、思うとですね、なぜあそこまで憧れたのだろうかと、不思議に思うところもあります。ありますけど、有料がゆえに、クルマは少なく、有料がゆえに、フラットでしたし、その眺望たるやすばらしいものがありましたから、経験値の少ない若者にとっては刺激的だったことだけははっきりと覚えています。もちろん、林道は冬期閉鎖中。ここ、開通するの、5月の大型連休ではなく、6月なんですよね。それほどに雪が多い。ふり返ってみると、側溝に落ちたり、あれこれ想い出がたくさんある地です。今年は一度走ってみましょうかね。
で、奥志賀の数日後に訪れたのが、今度は八ヶ岳。といっても、山の中に分け入るようなことはせず、林道をつないで走るだけでも十分。ただ、あのあたり、雪はあまり降らず、それほど積もらず、その代わりにひたすらに気温が低い。というわけで、この冬に降った雪は完全に凍結し、って、凍結しているだけならばいいんですけど、一度、完全に溶けて、水となって流れだした後に凍結したような、そう、まさにアイスリンク状態の坂やらあって、なかなかスリリングでした。ま、もちろん、ここでも感じました。最新のスタッドレスって、いいなって。来年、さて、どうしましょうかね。ハンコックのスタッドレスタイヤ、3シーズン目も試してみたいという想いはあるんですけどね。