#1535 2.0Lという排気量に安堵した、CX-3ガソリンモデル導入の話。
これを出したらダメだと思っていました。でも、やっぱり出すことになりました。ただ、追加するにしても、廉価とか、何かと比較して選ぶのではなく、積極的にこれでなければダメなのです、的な理由を付けて、さらには話題性までも誘ってのデビューとなります。そう、日本市場のマツダCX-3にガソリンモデル追加される件(写真はディーゼル)。
個人的には、ディーゼルエンジンだけでどこまで踏ん張れるか、に期待していましたが、折れましたか。まぁ、仕方ないでしょう。そもそもですね、CX-3ってのは、価格やサイズ、ユーテリティ性能をアドバンテージとして作られたモデルではなく、そこにクロスオーバーという曖昧なカテゴリーを当てはめることすら憚られると思っています。コンパクトゆえの取り回しの良さをベースとしながら、適度に積めることをトピックとしながらも、街中を乗り回すことに価値があるモデルではなく、どこかへ出掛けたくなる魅惑を備えたモデル。ですから、ランニングコストに長け、ロングドライブでも疲れ知らずである、ディーゼルエンジンだけが組み合わされたわけです、価格上昇はさておき。さらには、自在の操作性を仕立てていますから、さらにそれを愉しめるMTも設定。で、どこかへ出掛けるようになると、どこでも走ってみたくなりますから、4WDも用意しておきましょう、と。実に、ストーリーが明確であり、このCX-3のスタンスに共感し、個人的には大好きなモデルだったりします。
まぁ、言い換えると、クルマの価値を、価格やユーテリティ性能やらだけで、決めてしまわない。といいますか、昨今のクルマに対してのアンチテーゼ的な、どこまでも走っていきたくなる魅力、というクルマたる走りの魅力を存分に表現したモデルとも言えましょうかね。なので、デミオがベースになっているとはいえ、デミオとはスタンスが違います。ですから、CX-3に対して、あれが欲しいこれが欲しいとか、これがあれば売れるのに、といった、外野の声をそれほど採り入れることなく、というか、採り入れてはならないモデルだと捉えていました。
結果、ここに来て、ガソリンモデル投入となったわけですが、まぁ、よくよく考えてみますと、それが先のストーリーから外れたものかといえば、そんなことはなく。そもそも日本以外ではガソリンエンジンを組み合わせたモデルは存在していましたし、それとて、1.5Lではなく、2.0Lであり、そこにこのモデルに対するマツダの想いが感じられます。そして、今回、カタログ燃費値として使われるWLTCモードの認可の取得をしたことを、デビュー前から早々と謳ったことに、イメージ戦略に感心を覚えます。そのガソリンエンジンとて、アクセラには、お求め安い価格帯を実現するために採用した1.5Lに対して、CX-3は、アクセラよりも重量がありながら2.0Lとしていることからも、価格だけを期待していた層にインパクトを与えられるほどのプライスダウンはないでしょう、たぶん。分かりやすくいいますと、1.6Lエンジン搭載モデルを加えて価格を下げ、門戸を広げようとした新型XVとは異なるアプローチですな。
プジョー3008にしても、MINIクロスオーバー(先代)にしても8割以上がディーゼルをセレクトしていること、そして、昨今のマツダブランドに対する評価(一般の人たちね)から、ユーザー予備軍たる客層をしっかりと掴むことが、キーなんです。ですから、個人的にはシャシー含めてハイスペックを奢って、ディーゼルに近い価格にしてもいいのではないかと思ったりもします。まぁ、今回の日本市場でのガソリンモデル追加に対して、当初は、迎合と後追いが目立ってきた昨今のアップルに重ねたところもありましたが、違う感を覚えて、ほっとしていたりもします。
個人的には、ディーゼルエンジンだけでどこまで踏ん張れるか、に期待していましたが、折れましたか。まぁ、仕方ないでしょう。そもそもですね、CX-3ってのは、価格やサイズ、ユーテリティ性能をアドバンテージとして作られたモデルではなく、そこにクロスオーバーという曖昧なカテゴリーを当てはめることすら憚られると思っています。コンパクトゆえの取り回しの良さをベースとしながら、適度に積めることをトピックとしながらも、街中を乗り回すことに価値があるモデルではなく、どこかへ出掛けたくなる魅惑を備えたモデル。ですから、ランニングコストに長け、ロングドライブでも疲れ知らずである、ディーゼルエンジンだけが組み合わされたわけです、価格上昇はさておき。さらには、自在の操作性を仕立てていますから、さらにそれを愉しめるMTも設定。で、どこかへ出掛けるようになると、どこでも走ってみたくなりますから、4WDも用意しておきましょう、と。実に、ストーリーが明確であり、このCX-3のスタンスに共感し、個人的には大好きなモデルだったりします。
まぁ、言い換えると、クルマの価値を、価格やユーテリティ性能やらだけで、決めてしまわない。といいますか、昨今のクルマに対してのアンチテーゼ的な、どこまでも走っていきたくなる魅力、というクルマたる走りの魅力を存分に表現したモデルとも言えましょうかね。なので、デミオがベースになっているとはいえ、デミオとはスタンスが違います。ですから、CX-3に対して、あれが欲しいこれが欲しいとか、これがあれば売れるのに、といった、外野の声をそれほど採り入れることなく、というか、採り入れてはならないモデルだと捉えていました。
結果、ここに来て、ガソリンモデル投入となったわけですが、まぁ、よくよく考えてみますと、それが先のストーリーから外れたものかといえば、そんなことはなく。そもそも日本以外ではガソリンエンジンを組み合わせたモデルは存在していましたし、それとて、1.5Lではなく、2.0Lであり、そこにこのモデルに対するマツダの想いが感じられます。そして、今回、カタログ燃費値として使われるWLTCモードの認可の取得をしたことを、デビュー前から早々と謳ったことに、イメージ戦略に感心を覚えます。そのガソリンエンジンとて、アクセラには、お求め安い価格帯を実現するために採用した1.5Lに対して、CX-3は、アクセラよりも重量がありながら2.0Lとしていることからも、価格だけを期待していた層にインパクトを与えられるほどのプライスダウンはないでしょう、たぶん。分かりやすくいいますと、1.6Lエンジン搭載モデルを加えて価格を下げ、門戸を広げようとした新型XVとは異なるアプローチですな。
プジョー3008にしても、MINIクロスオーバー(先代)にしても8割以上がディーゼルをセレクトしていること、そして、昨今のマツダブランドに対する評価(一般の人たちね)から、ユーザー予備軍たる客層をしっかりと掴むことが、キーなんです。ですから、個人的にはシャシー含めてハイスペックを奢って、ディーゼルに近い価格にしてもいいのではないかと思ったりもします。まぁ、今回の日本市場でのガソリンモデル追加に対して、当初は、迎合と後追いが目立ってきた昨今のアップルに重ねたところもありましたが、違う感を覚えて、ほっとしていたりもします。