#1502 ボルボらしさがしっかりと息づいていた、ボルボS90/V90。

なんでしょうね、このデザイン。まさに、ボルボでなければできないデザインであり、行き過ぎ感を争うかのような自動車のデザインにおいて、ああいった一瞬のトレンドとは異なる、マイペースといわんばかりのデザイン性に、うっとり。細かにいえば、黄金比を採り入れての、納得させる、心地よく感じるデザインを作り上げているとのことですが、素人的には、すべてに頷きを覚えるといった印象があり、細かなことなど分からずとも、納得させられてしまう、そんな印象がありました。

ならば、その分、ハンドリングがシャープになっているかといえば、それほどでもなく。そうなんですね、このあたり、かつてのボルボ流の曖昧さとは異なる、緩さがしっかりと表現されており、これもまた好印象。パイロットアシストについても、ドライバーの意と異なる間であったり、唐突感があまり見当たらず、これもまた、好印象。簡単にいいますとね、ACCとて、ターゲットが消え去って設定速度まで引き上げていくにしても、見えぬ者を追いかけるかのような、あの違和感はなく、ドライバーがいつものように加速していくといった微分しきれないアナログ感がそこにはあります。
ウィークポイントですか、やっぱり、ボディサイズでしょうかね。初めて運転した際、左前、フロントフェンダーあたりが見づらく、やっぱりドアミラーがかなり後ろにあるなといった印象がありましたが、いつしか気にならなくなっていましたから、ま、慣れの問題なのでしょうかね。BMW5シリーズもいいですけど、このS90/V90もいいんじゃないでしょうか、つまり、どっちを選んでもいいんじゃないでしょうか、そんなことを感じました。