#1496 本名に戻しても良かったんじゃないかと思う、MINIクロスオーバー。

 新鮮な話題は、新鮮なうちに。ということで、本日、MINIクロスオーバー発表会へと出掛けてきましたので、その話を。そうなんです、早いもので、もう日本上陸だそうで。振り返ってみると、MINIの新型モデルは、昨年の3月2日(MINIの日)のコンバーチブル以来となりましょうか、え、そうか、あれから、もう1年なんですね。はぁ、そうですか。月日が経つのは早いものです、ほんと。
 さて、今回のモデルは、クラブマンをベースに仕立てているので、ま、そのアッパークラス感といいましょうか、質感は乗らずして、すでに好印象(おいおい)。ま、そういったハードウェア的な面は試乗後に滔々とまた語りますが、先代と大きく変わったことに、その戦略といいましょうか、日本でのポジションといいましょうか、そんなあれこれにありました。
 たとえば、やはりですね、走るところがないとはいえ、日本では4WDが求められること、さらに、モデル末期にあってエンジン比率はディーゼルが86%だったことなどから、新型では、ディーゼルメイン、4WDをクーパーにも設定するなど、街乗りイメージな先代とは大きくあれこれを変えてきました。プジョーにしても、そうですか、FFであろうと、やっぱり、フィールドを含めたオールマイティさは、商品イメージを伝えるためには、不可欠なようですな。となると、個人的には、このタイミングで、その名称を本来のCountrymanに調えてしまっても、良かったのではないかと思ったりもします。なんていうんでしょうかね、田舎テイストとか、泥的なイメージとは異なる、響きがあると思うんですな、カントリーマンって、こう、ほら、一目置きたくなるというか、憧れというか、そんな雰囲気が。
 いずれにしても、クラブマンベースであること、先代よりもあれこれ広げたことで、マイナス面が薄れたといいましょうか、選びやすくなったと言えるのかな、と思います。ただ、価格がクーパー(FF)で386万円。おっと、高くなりましたなぁと感じましたが、ディーゼルユニット搭載、ナビ標準、先進安全技術も装備となると、まぁ、高くはないのかな、という捉え方もできます。逆にいいますとね、これだけ搭載しながら、この価格って、ティグアンがもろに重なってくるわけで……。って、サイズが異なるじゃん、と思いきや、全長と全高に差はあれど、スペースについてどう考えるかで、その選択肢として上がってきますな、こりゃ。

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