#1493 あらためて感じた、フォード・フィエスタのやんちゃっぷり。

 フィエスタ(走行距離1万5000km)が我が家にやってきたのは昨年の7月中旬のことでしたから、早いもので半年が経過しました。走行距離は予想以上に伸びていましたが、11月にジムニーが来たことで急激に抑えられ、ほぼ半年が経過した1月中旬でトータルで2万kmを突破となりました。半年で5000kmってことですな。ちなみに、最近、かつてのクルマの履歴が出てきて、それを眺めていたら、勢い余って新車で購入してしまったインプレッサSTi4は1年半で2万5000km、同じくのランエボはやはり1年半で3.8万kmでしたので、それに比べると随分と大人しくなったもんだと思います。といっても、インプレッサの頃は、1か月の走行距離制限を課していましたが。
 さて、フェイスタに話を戻しましょうか。そんなわけで、いつも乗っているというよりは、間があってから乗ることも多く、乗る度に発見があります。その中でも印象に残るのは、いいところではなく、なんでこういう仕立てにしているんだろうっていうダメっぷりのほう。たとえば、アクセルワークに対してのパワーの出し方。あまりに機敏であり、かつターボの立ち上がりとクラッチの繋ぎを唐突に行うもんですから……、信号待ちではひとりギクシャクしているし、発進でも飛び出し加減が強くて、扱い難さにあふれています。そう、いちばん好みではないフィーリングだったりします。
 ただですね、自分の好みに合わせるようにそろりそろりと走らせるのではなく、フィエスタの走り方に従って、逆に元気よく走らせようとすると、こんなに愉しいクルマはありません。軽快感を超えた先にある、やんっちゃぷりにあふれていまして、ひたすらに愉しい。その上で、以前にも書いた、コントローラブルなブレーキフィーリングがありますから、それらに浸ると、この仕立てに感心を覚えます。そうなんですね、なんだかんだいいながら、オモシロイクルマです。
 ま、そういった走りをした際には、それなりの"高"燃費を覚悟しなければなりませんが。って、そうそう、ここのところ愛知県へ出掛けることが多いのですが、なんとか無給油で帰って来られます。といっても、燃料タンク容量は42L、走行距離は700km弱(往路は中央道、復路は新東名経由)ですから、燃費に換算すると約6L/100km(16.6/km/L)といったところ。排気量が1Lであることを考えると、あと少し伸びて欲しいと思うんですが、仕事での移動ゆえに人を乗せていることもあって、まったりとは走っていられないし、時間通りに到着しなきゃいけないし、逆に早く帰りたいし、といった走り方もあってのことですしね。
 なんて書いて、あれ、2万kmを超えたのは愛知行き前の話だったと思い出して、改めて走行距離を確認したらば、2万2000kmを超えているではないですか。月平均1000km/台を目指そうと思っていますので……、おっと、今月はもう乗れませぬ。ジムニーに乗らねばと思いつつ、あちらはあちらでやはり過走行気味(同じく月平均1000km/台)でして。って、そうそう、気付いたら、近郊レベルならば高速を利用せざるをえない時、ジムニーにて出掛けることが多くなっていました。ほら、高速道路料金、軽自動車枠になるもので……。なんかね、あらためて、感じます、セカンドカーに軽自動車って、とってもいい組み合わせかもって。
 話戻って、なんだかんだで、フィエスタ、大満足しているって話でした。そうそう、デザインも強く惹かれるようになり、好みに思えてきましたしね。ようやくといった感はありますけど。

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