#1457 ディーゼル導入は大正解だと感じた、フェイスリフト版シトロエンC4ピカソ。

 それは突然に、というか、戦略的にアナウンスされました。そうです、#1431にて書きました、フェイスリフトを受けたシトロエンC4ピカソシリーズにディーゼルエンジン搭載モデルが追加されるってな話。導入は来春予定だそうで、先に特別仕様車として200台を導入するとか。
 プジョー・シトロエン・ジャポンもディーゼルエンジン攻勢へと打って出ましたが、#1406にて書きましたように308ディーゼルはヨシダイチオシですからして、このC4ピカソへの期待もそりゃ大きくなります。といいますかね、たぶん、いいんですよ、これ。いや、悪いわけはないんですよ。ただ、2.0Lのみというのが残念。いわゆるパワー感には届かなくても、1.6Lのあの十二分な極太トルクと、あの滑らかたるフィーリングをもってすれば、十分を感じ取れるはずでして……、って、乗っていませんから分かりませんけどね。というわけで、残念。
 残念といえば、MTがないことも残念。いや、日本市場を考え、まずは抑えるべきところを抑えるというスタンスからすれば、正しい戦略なんですが、個人的に残念。1.6L(ディーゼル)+MTの組み合わせなんかあれば、それこそ、話題を振りまくことできる……、といっても、絶対的な台数にはならないでしょうから、稼ぎとしての数値に現れない、プロモーションとなることを承知の上とはなりますが。ただ、勝手に妄想するのにですね、50台もしくは100台といった台数で限定発売したらば、後々、とんでもない高値で取引される仕様になることは確実。アンチ国産ミニバンな人の好みって、実のところ、そのあたりにありますから。ちなみに、日本仕様のタイヤサイズはすべて17インチになるそうで、硬さが気になりますが、調べたところ、2.0Lディーゼル仕様はこの17インチが標準となっているようなので、それなりに整えられていることを期待しましょうかね。
 そうそう、そんなんでシトロエンを調べていたらですね、新しいC3もあれこれと目にしたんですが、やっぱりですね、いい。とってもいい。これぞ遊び心といわんばかりのデザインは、インテリアにまでバランスされて、もちろん、ボディカラーやらのバリエーションにまでしっかりと展開しています。そうなんですね、言い訳が見当たらない。メインカラーとなっているホワイトのボディに赤いルーフって組み合わせが刺激的なんですが、一方で、右の写真のようなアーモンドグリーン+ブラックルーフ+エアバンプって組み合わせを提案してくるところも、なかなか。しかも、この広報写真、背景まで同色で整えてくるという手の混みよう。いやはや、いやはや、といった感があります。いずれにしてもですね、どうせ乗るなら的に選ぶ時点からワクワクを覚えさせるところは、まさにクルマたる本質に満ちたものでして、個人的には大絶賛に値します。それゆえに、これもまたMTで乗りたいなんて思うのは、あまりに無謀な要望なんでしょうかね。実用面では4m未満という全長もこれまた好印象。って、しっかりとその旨はカタログに謳われていますけども。
 来年の日本でのシトロエン、個人的に注目株ですな。

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